今日は、ペットショップまで、レプトミンと、ろ過材を買いに行きました。
いつものように、カメさんがいるかチェック。
ゼニガメ、ミドリガメが数匹いました。
そこへ、小さい女の子がやってきました。
そこのペットショップでは、カメのケースは床の上に置いてあり、小さい子でもしゃがんで手の届く位置にあります。
カメさんに興味があるんだなあ~と、ほほえましく見ていたのですが・・・
その子は、急に手を伸ばし、カメを指ではじくように、ポイッと水の中に落としてしまったのです。
一応、 「さわらないでね」 と、張り紙はしてありますが、その子には、まだ読めない可能性大。
たとえ読めても、目に入るかどうか。
「どうしよう!」 と思いながら、あまりにも突然のことで、声も出ず。
しばらく様子を見ていました。
そうすると、またもや、カメをつかんで、水の中へポイ。
思わず、
「カメさんね、そっとさわってあげないとね、死んじゃうからね。」
と、気がつけば言っていました。
その子は、わかったような、わからないような。 ほかの所へ行ってしまいました。
親御さんの姿は、近くには見当たらなかったので、一人だったのかどうかよくわかりません。
帰り道も、何だかもやもや~っとして、その時のことをずっと考えました。
伝えたこと自体は、よかったんだと思うけど、やはりいやなものです。
どうせ話すのなら、 「カメさん、かわいいねー」 なんて、話したかった。
あんな伝え方でよかったのか? ちゃんと伝わったのか? とも、思うけれど、
見ず知らずのおばさん(?)に言われて、すっと心に届くとも限らないし・・・。
そもそも、もし、その子自身が、あまり 「大切にされる」 経験をしていなかったら? なんて、ふっとよぎったりして。
だとしても、命の大切さは、大人が教えてあげないといけない。
もしかしたら、虫のように(その虫にもよるけど)、カメもちょっとぐらい放っても大丈夫だと、思っていただけかもしれないし。
もしかしたら、今後もこういう場面には、遭遇するかもしれません。
その子の抱える背景はわからないけれど、ただ単に 「知らない」 だけかもしれないし。
カメの飼い主として、そして、大人として。 自分はどうあるべきか? 「伝える」 とはどういうことか?
考えさせられる出来事でした。