次に待ち構えていたのは・・イサムだった。呼び出した名も無き神、「ノア」の瞳に当たる部分に誰とも接触することの無い絶対孤独の空間を作って・・
ヤツはバリアーを頻繁に入れ替えて、そのバリアーに適した攻撃以外を全て跳ね除けると言う厄介な防御手段を・・さすがは絶対孤独・・しかもこちらは鉄拳第一主義だから攻撃魔法使えるやつが・・かなり面倒だったけどなんとか撃破・・さらばイサム
残るはチアキか・・やっぱり女はしぶといな。と、そこへ・・・立ちはだかる悪魔が一体・・ああっ!このトンカチは・・
出たか・・トール。お前・・自分ひとりで絶対の強さを求める旅に出たと思ったのに、結局ヨスガに組み込まれたか。言ってしまえば、この世界のまま何もしなかったらヨスガが求める世界なんだけどな。だから、そこはチアキも含めてすべてのコトワリ候補者を一人でぶったおすくらいの気合を見せて欲しかったのだが・・まあ、撃破。
そして出たな・・アバター・・。バアルと聞いてまさかと思っていたが、呪いでこちらをハエに変えると言う能力を持っているのだ!これには参った・・このハエの呪いは戦闘が終わるか死ぬまで絶対に解除できないので、俺がハエにされたために・・・危なかったぜ。しかし撃破。
そんなこんなでコトワリを持つものは全員排除した。けど・・待てよ? 俺は一体何を望んでいるんだろうか・・・それにそもそも悪魔はコトワリを持てないとか言ってたような・・
悩んでいてもしょうがないのでとりあえず軽い気持ちでカグツチの元へ・・
あ、やっぱり駄目なんだ。どっちみち欲しい世界なんてないけどな
え?そこまで言われなくても・・
え? なんだ?俺が全員ぶっ倒してしまったためにカグツチには役割がなくなってしまったのだった
そして呪いの言葉(負け惜しみ)を俺に吐きつけると・・カグツチは消え去ってしまった。うおお、じゃあこの世界は真っ暗闇じゃあないか・・参ったな・・と、そこへ・・
あの謎の少年が・・世界と引き換えって・・なんか責任感じるよ
ま、そうだな・・カグツチは必要ないかな。
こうして悪魔の千年王国が出来上がった・・その支配者に俺は・・・ええっ!? なんだ、この結果は! そして恐ろしいことに、確かに俺は何か統制が取れた世界・・コトワリを望まなかった・・それが見事に反映されていたとは・・そして
エンディング・・うおー!ラストバトルとか無し?これってバッドエンド・・?
そして薄暗い荒野には混沌と、支配者たる悪魔王・・タワシェンが立ち尽くすばかりであったという・・
終わり