とりあえずアサクサに戻ったのだが・・ああ・・ヒジリの様子がおかしい。どうやらアマラの魅力に取り付かれた様子だ・・すべてって・・んなわけないだろう
ヒジリはアマラを通じていろんなものが見れるらしい・・忘れられた神殿？
マネカタの本拠地、ミフナシロか・・あいつらもこないだはフトミミが危ない思想をぶちまけていたからなぁ
だが、アマラを支配した気になっていたヒジリは同じくアマラ支配をもくろむイサムに連れ去られてしまう。調子に乗ってるからだよ・・とりあえず追いかけるか・・・
イサムはヒジリをさらうことで俺を助けてくれているという。え・・まさかヒジリ・・
とにかくここはイサムの言うとおりに動くしかない。興味もあるしな・・忘れられたアマラ神殿とやらに！ けど、この東京がボルテクスになる前からあったということなのか？
アマラ神殿は超整然とした美しい、死の、神殿だった。一体何がまつられていたのやら・・
イサムの目的はこの神殿地下に眠る膨大なマガツヒ・・しかし、そのマガツヒが呼び寄せた異界の神によってマガツヒに手を出すことが出来ない。その神々を排除することが出来たらヒジリに会わせてくれるというのだが・・まあ、実はそこまでするギリもないんだけどなぁ・・
ま、どれもなかなか強かったよ・・・けど、ギリメカラほどじゃねぇ・・撃破撃破♪
大量のマガツヒをイケニエの身体に溜め込み、異界の神を召還するアイテムとする・・これがイサムがヒジリからパクった方法だった。ヒジリはもともとイサムか俺をそのいけにえにするつもりだったとイサムは言うのだが・・俺って悪魔じゃない？なんか無理っぽいんだけど。ヒジリもあきらめムードではあるけど一応、言葉を濁しているしな。
いつの間にか同志扱いされてるんだけど、ヒジリを叩き落すなんて出来ないって・・と言うか、助けるって選択枝はないのか？
そうしてイサムは存在さえ忘れられるほどの絶対孤独の名前も知られぬ神を召還した。イサムのつけた名前は「ノア」。お前、それほど一人になりたかったのか・・けど、それってヒカワの静寂と結構近いんじゃないの？ イサムはノアと合体してこの場を去った・・
ノア召還を観察していたヨスガの天使偵察部隊・・いきなり喧嘩をふっかけるってわけでもないけど、それとなくヨスガへ入ることを強要されてる雰囲気。けど、俺は俺だ、俺で決めるよ。あれ・・なんかアラディア神っぽい考えか？ とりあえずアサクサに向かわなければ・・チアキがマネカタを・・
続く
