
もう一つの難病
僕にはファブリ病以外にもう一つ国の特定疾患(いわゆる難病)があって(まるで難病のオンパレード状態)、それはかの美空ひばりもかかったという「特発性大腿骨頭壊死症」。これは飲酒歴のある女性に多い病気らしいけど、そんなのいくらでもいるし、これもファブリ病が原因で、骨頭の毛細血管が詰まって血液がいかなくなったからではないのかと自分では思ってる。
最初の手術は九大病院で「骨切術」とかいう、つぶれた骨頭を一度切り離して丸い部分を上にして繋ぎ直すという荒技をやったんだけど、再発することはないと聞いていたにも関わらず再発して、今度は美空ひばりも手術をした福岡済生会で、人工骨頭置換手術を受けた。術後には、3回も股関節を脱臼したので、今でも怖くて杖突き生活だ。
以来、健康だったころには家族でしょっちゅうキャンプにも行ってたんだけど(まるで家庭のキッチンをそのまま持ち込んだようなリッチなキャンプギアを揃えたイマドキのキャンプが嫌いで、代用できるものは代用する貧乏キャンプばかりしていた)娘はキャンプも数多く経験させてやれたんだけど、骨頭壊死症になって以来、息子をキャンプに連れて行くことはなくなってしまった。悪いことをしてしまったけど、こればっかりはしようがない。
※TOPの画像は人工関節置換後のレントゲン写真。
(つづく)
僕にはファブリ病以外にもう一つ国の特定疾患(いわゆる難病)があって(まるで難病のオンパレード状態)、それはかの美空ひばりもかかったという「特発性大腿骨頭壊死症」。これは飲酒歴のある女性に多い病気らしいけど、そんなのいくらでもいるし、これもファブリ病が原因で、骨頭の毛細血管が詰まって血液がいかなくなったからではないのかと自分では思ってる。
最初の手術は九大病院で「骨切術」とかいう、つぶれた骨頭を一度切り離して丸い部分を上にして繋ぎ直すという荒技をやったんだけど、再発することはないと聞いていたにも関わらず再発して、今度は美空ひばりも手術をした福岡済生会で、人工骨頭置換手術を受けた。術後には、3回も股関節を脱臼したので、今でも怖くて杖突き生活だ。
以来、健康だったころには家族でしょっちゅうキャンプにも行ってたんだけど(まるで家庭のキッチンをそのまま持ち込んだようなリッチなキャンプギアを揃えたイマドキのキャンプが嫌いで、代用できるものは代用する貧乏キャンプばかりしていた)娘はキャンプも数多く経験させてやれたんだけど、骨頭壊死症になって以来、息子をキャンプに連れて行くことはなくなってしまった。悪いことをしてしまったけど、こればっかりはしようがない。
※TOPの画像は人工関節置換後のレントゲン写真。
(つづく)