カウンセリング「エデン」のふんわりエッセイ

心理カウンセラーの目で世の中を鋭くとらえながら、ものごとの真実を探ります。

卒業証書は誰のもの?

2008年03月11日 | 教育
卒業証書授与式の準備も大詰めを迎えていることと思います。本校でも、先生方のご努力で子どもたちの心にも様々なものが生まれてきていることが、練習を見ていてわかります。

さて、本校の卒業式でここだけはどうなのかな?という点があります。それは、校長から手渡された卒業証書をステージから降りて自分の席に着く前に、一輪の花と一緒に保護者に手渡すというものです。

もちろん、計画の段階で、私は「証書は卒業生が持っているべきものではないでしょうか?」と意見を述べました。すると、「本校では、ずっとこのようにしてきていますから・・・。」という言葉の元、却下されました。

伝統という言葉の重みもわかりますし、これまで育ててくださった保護者に感謝の気持ちを込めて渡す意図もわかります。でも、それならば花を渡すことでその意図は達成できるはずです。

卒業証書は、卒業生が6年間を終了した証であって、保護者が持つべきものではないと思うのです。もし、感謝の気持ちを伝えるというならば、卒業生に家に帰ってから見せる用に指導すればいいと思うのです。

ましてや、卒業生が手ぶらで退場していく姿は、あまりにも式の終わりがおそまつではないでしょうか?

受け継がれた伝統という言葉に、頭では理解していても、心では、納得できていません。

PS:今日は、ちょっと、愚痴っぽくて申し訳ありませんでした。



私のお薦めです。是非のぞいてください。


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