ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いオヤジの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

僕はイエス様が嫌い

2024年08月10日 | ネタバレなし批評篇
中高大とカトリック系の青山学院に通っていたという奥山大史監督は、海外のメジャーな映画祭にもすでにお呼ばれしている若手のホープ。『ナミビアの砂漠』(未見)の山中瑶子監督と共に、名前を覚えておいた方がよいだろう。作風は大分異なるものの、もしかしたらポスト濱口竜介になりうるポテンシャルをもった映画監督なのかもしれない。さて、その奥山監督による商業映画長篇1作目となる本作は、お父さんの転勤で1年間ミッショ . . . 本文を読む

殺されたミンジュ

2024年08月10日 | ネタバレなし批評篇
前作『メビウス』で主役を演じるはずだっだ女優からパワハラで訴えられたギドクは、本作でその懺悔をしているのではないだろうか。今や韓国のシュワちゃんと化しているマ・ドンソクが、👧を良からぬ組織の一味に殺された恨みをはらすため、人生の負け組たちを集めたなんちゃって自警団を組織、👧殺しに関わった奴らを一人一人拉致しては謝罪文を書かせていく。そのバイオレンスなストーリー性より . . . 本文を読む