朝6時から襖の張替えです。
日中は工場内の室温は35度を越えます。
そこで早朝からの張替えはとても良いですね。10時頃の室温は28度でした。
昨日のうちに紙を裁ち下準備は万端でしたのでスムーズに貼れました。
手前の襖紙は雲華紙です。押入れの裏面です。
今日は朝6時半から襖張りです。
全て手作業なので早朝から仕事出来ます。畳の場合は畳縫着機械を使用するのが普通なので早朝は遠慮してます。
結局今日は畳は奥さんに任せて私は扇風機を使わないで襖を張っていました。
風が吹くと糊が早く乾くので我慢です。
(そうでなくても気温が高くて糊が乾きやすい環境です)
とりあえず目標の数まで到達したのでよしとしたいと思います。
障子の張り替えです。
建具が焦げ茶色になっていたら糊をつけた箇所からアクが出ることがあります。
これは糊の水分が古い木材のアクを引いてくるためです。
(アクとは古い木材を濡れタオルで拭くとタオルが茶色く汚れますね。あの茶色の成分です)
そのため私は濃い糊を使用します。障子張り1つとっても奥が深そうです。天候によっても糊の濃さ、量を変えなくてはいけません。
画像は貼った直後のものです。