竹鶴政孝が愛した晩酌ウイスキー「ハイニッカ」の復刻版です。
ハイニッカの特徴については現行のレビューをご参照ください。
発売当初は連続蒸溜器導入前だすのでモルトとアルコールのブレンドでしたが、
今回の復刻版は復刻といえど、原材料はモルト、グレーンになっています。
主に現行ハイニッカとの比較でのレビューを。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/56/db6ba1ad7a29fb9583ceef273fc624bc.jpg)
ストレートではグレーンの香りと、アルコールの刺激。いくらか樽香。
加水するとウッディさが強まると共に、カラメルのようなまったりとした香りも。
現行もストレートでは同様ですが、加水するといささか果実香も感じられます。
アルコール感も少なめかもしれません。
飲んだときの刺激はどちらもそこそこ程度ですが、トリス等と比較するとかなり柔らかい。
特に目立った風味もなく、ストレートでは特別に「うまい!」銘柄ではありません。
トワイスアップくらいに割ると、急激に飲みやすくなります。
現行もスイスイ飲めますが、復刻版の水割りはそれ以上かもしれません。
柔らかく、やや甘めで、アルコールの嫌味もないため、ほぼがぶ飲みです。笑
竹鶴翁が1日1本空けるのも分かってしまうような。
値段が現行より高く、ブラックニッカの復刻版同様リピートは微妙ですが、
ニッカファンであれば、竹鶴が手がけた渾身の廉価品を一度楽しんでみるのも
良いものかと思います。
香りC+ 風味C+ 厚みB- 余韻B C/P B 総合B-
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