闘病記・・・転移です・・二年が過ぎました。（２１）

外泊許可をもらって・・ちょっと早い、お盆のお参りをして頂きました。
brbaは副作用も少なく元気にして居ります。それで、ブログも一時復活しました。

２０１６年７月２７日（水）今朝は・・・（ドキドキ？柄にも無く）しながら病院へ行きました。
二週間前に「痺れが強くなるのと、腫瘍マーカーが高くなって・・首に違和感が出てきたの・・頭に転移したかな？」
Ｋ藤先生の診断で・・造影剤を入れてＣＴ検査を受ける事になって、受付済ませて１階のＦの待合へ・・検査は朝一の９時からなので混んでます。
カウンターで診察カード・予約票・承諾書を出して「番号でお呼びしますので、お待ち下さい。」６４番・・最近は番号のカードを渡されます。
暫く待って「Ｋ野さん・・」「はい」カウンターで検査の前に検査着を渡されて検査室や更衣室・待合の場所など説明されるのですが・・
brbaは着替えるのも両腕の付け根・両足の付け根から痺れてるので、おっくうで「金具もプラスチックも付いて無いので」と検査着は返します。
「服が汚れるかもしれないですよ・・」「構いませんので」それで着替え無しでお願いします。（我が儘？長い検査着は足に絡むのよ）
更衣室はスルーして待合で待ちます。「Ｋ野さん・・どうぞ」検査の前に造影剤を入れる為の針を先に刺してもらう部屋へ案内されます。
「手術はどちらを？」「右ですが・・最近は注射も右でお願いしてますが・・」「そうですか・・一度両方を診せて下さいね。」
（右で・・言うてるのに）「こちらでも大丈夫そうですね。」で左腕へ・・「こちらで少しお待ち下さい。」部屋の中で待ちます。
「Ｋ野さん・・行きましょか？」隣のＣＴの検査室へ「もう少し下がって踵がベットから少し出るくらいに・・」ベットの下の方へ仰向けに寝て
「それでは始めます・・両手は万歳して動かないで下さい。軽くバルトを締めさせていただきますね。」
技師さんが来て「一度、先に写真を撮って造影剤を入れますので」「お願いします。」
グワンァ～ンーグワンァ～ンーグワンァ～ン・・シャリ―ン・シャリーン・シャリ―ン機械の音がします。
機械が止まって足元へ下がって「造影剤をつなぎますので・・」針を刺してある腕を診て「痛いとかありますか？」「少し痛いです。」
針を触って引いてみたり押さえてみたりして「すいません・・針は入ってるんですが薬が流れないので・・反対側に替えさせて下さいね。」
右腕へ針を差し替えて・・「すいません・・痛く無いですか？」（ほらー言うてるのに）「大丈夫です。」
「それでは、造影剤を入れて撮影しますので熱くなりますが大丈夫ですよ」「はい、お願いします。」
機械の支持どうり『大きく息を吸ってー』（スーウ～ウッ）『楽にして下さい。』２回繰り返して・・もう一度技師さんが入って来て「頭も撮るので・・」
（そうでしょ～脳転移の疑いで検査やもん）検査の指示票が＜胸部・前腹部造影検査＞やったから・・
頭のＣＴも済んで「お疲れ様でした。ふらついたりしますので・・ゆっくりでいいですよ、気を付けて下さいね。」「はい、大丈夫です。」
言いながらフラフラ・・「Ｋ野さん・・もう一度隣の部屋でお待ち下さい。連絡しておきますので」（やっぱり・・・何か写ってたな？）
造影剤の針を刺した部屋へ・・若い先生と技師さんがチラチラ見てる「Ｋ野さん・・吐き気とか目まいとか無いですか？」「今のところ無いですが？」
「少し心配な影が見えるので・・ＭＲＩで細かく検査した方がいいと思いますので・・Ｋ藤先生に連絡しました。この後診察がありますねェ」「はい・・」
「お呼びしますのでＣの待合でお待ち下さい。」（深刻やな・・あんまりドキドキも無いわ・・怖がりbrbaやのに病気の事では冷静）

今朝、病院へ来る時に出勤する次男とヨタヨタしてるjijに見送られて来たので気にしてたのでしょう・・次男から出発して直ぐにLINEが

ここからは、次男とbrbaのLINEでの会話。。（brbaの記録やから・・・長～～いのでスルーしちゃってね。）
７時４０分「気を付けてね」「ありがとう（ペコ）」９時２２分「着いてる？どないですか？」
「今、ＣＴ済んで・・母の方がヤバそう・・頭の中が・・急遽、先生の診察になるわ・・」
「猶予無しかも、ＣＴの部屋へ逆戻りさせられた・・ＭＲＩも撮るみたい転移か脳出血か？怪しいって」
「まだ、Ｋ藤先生の診察を待ってます。（緊急事態が発生したのだ）」「えー！それは大変やんか」
「そう・・手術かなぁ～」「う～ん、心配やなぁ」「次の次に呼ばれるわ・・それからＭＲＩかな、母も予定外です。治療するしか無いですよ。」
「うん、俺もやわ・・あちこち痛いのと痺れは、そのせいかな？」「そうかも」
「う～ん、困ったなぁ入院かなぁ？」「両親そろって、かも」「とにかく・・電話でもなんでも連絡してな」「（ＯＫどす）」

呼び出し機が鳴って、Ｋ藤先生の診察室へ・・
ＣＴの画像を診ながら・・「う～ん、頭に転移したか？出血したか？はっきり看る為にＭＲＩを受けてほしいのですが・・」
ＣＴの時にも造影剤を使ったので４時間、間隔を空けなきゃ出来ないそうで
待ってる間に・・ＡブロックのＫ米先生の生活習慣科の診察・・「どうですか？お変わり無いですか？」「変わりありました・・」
「そうなんですか・・確り治療をして下さい。」「有難うございます。」薬を処方してもらって次回は３ヶ月後です。
心配してる次男へLINEを「生活習慣病の診察を受けて来た、次回は３ヶ月後」「うん・・それから？」
「転移の可能性があるから・・頭・・４時間開けてＭＲＩ」「今日？」「それからまた診察」
「４時間待たなあかんの？」「早い方がいいやろって」「うん、そうしよ・・行こか？俺」
「大丈夫よ・・今からご飯食べて薬飲む」「時間掛るね・・」
「１４時からＭＲＩ・・結果で治療の方針を決めるらしいから、またＫ藤先生の診察・・」
「それまでにお腹に注射をして来るわ・・また連絡するわね」Ｂのカウンターで診察券を機械へ通して順番を待ちます。
暫く待って「Ｋ野さん・・お待たせしました。アルコールは大丈夫でしたね。」「大丈夫です。」「先月は左だったので、今日は右ですね。」
＜ランマーク＞の注射は薬をゆっくり入れるので痛いのです。（我慢・我慢）「お疲れ様でした。」「有難うございました。」注射を済みました。



brbaは今日も＜バナナとアイスクリーム付のフレンチトースト＞で、お昼はお終い。
遅いお昼を２階の＜タリーズ＞で済ませ、Ｃの待合へ・・・心配してるだろうと思って（中間報告を）次男へLINEを
「まだやけどね・・さっきのＣＴでは、胸やお腹は変わり無しやった。やっぱり後頭部に何かあるみたい」「え？そうなの？」
「ＭＲＩの結果で、そく治療するか分からんから・・母は大丈夫やで」「後で行くわ・・Ｓも行くって」
「無理せんといてね、」「大丈夫よ」「かまへんのに、何かあるのは間違い無いと思うけど」
「俺ね、お母ちゃんを一人で病院へ行かせてるのが悪いなぁと思ってるねん。」
「病院へ一人で来るくらい気にせんといてね・・思ってくれるだけで涙が出るわ。ありがとうね。父も気にしてるのやろ送りに出てくれたから」
「まだ、結果は解らんし父には言わなくていいよ」「うん」それから一人であっちへこっちへ・・
次男と三男にLINEを「１４時頃は１FのFブロックです。気を付けて来てね。」「了解です。」次男も三男も来てくれました。
造影剤を使ったMRIを済ませ待合へ出て来るとbrbの目には、あちこちで赤や青や黄色の光がピカピカしてます。
次男の側でピカピカ・・三男の側でピカピカ「綺麗やわぁ～」「何が？」「どうしたん？」
「ピカピカ光ってて・・」「ふ～ん、そうなん」
（経験者は大勢居たはるやろね）それから乳腺外科のＫ藤先生の診察室へ結果を聞きに
「ＣＴとＭＲＩの結果を診ると・・・脳へ転移したみたいだねェ」放射線治療しか治療は無い様で
「これから、放射線科へ行ってもらう事になるので・・」Ｋ藤先生が電話で連絡をしてくれて三人でＧブロックへ
１階へ久しぶりのＧブロック診察室でＯ倉先生の診察を・・画像を見ながら
「う～ん、２年間のブランクの間にじわじわ転移したか？急に転移したかは解らないですけど・・」
「今日、画像検査をした結果転移が見えてしまった。みたいな・・」
「急に、どうなるとかでは無いですけど画像を見ちゃうとね。放置出来ないし、モワ～ッと脳の溝に沿って在るので全体に当てる事になります。」
「＜全脳照射＞それって、最終手段ですよね？」
「全体に在るのでね・・全体に照射しないと・・副作用は頭が痛かったり、吐き気が出たりする人も居ますけど・・必ずでは無いですし」
「効き目が有るか結果はいつくらいに解るのでしょうか？」「直ぐには出ないんですよ。１ヶ月か２ヶ月先になると思います。」
「どんな風になるんですか？」「個人差はありますが・・物忘れが出たりする事もあります。」「そうなんですか・・」
「何年も経ってから痴ほうの様な症状が出たりする事もありますね。穏やかになられる方が多いですよ」「そうですか」（喜んで良いのか？）
「８月１日から治療をと言う事なので・・頭を固定する為の＜マスク＞を作って、造影剤を使わないで、もう一度ＣＴを撮らせてもらいます。」
息子達に待合で待って貰いbrbaは別の部屋で＜マスク＞を作り固定をしてＣＴを撮って・・
「間違いがあってはいけないので、お顔の写真を撮らせて頂きますます。」写真も確認して、セキュリティーカードを受け取って
「では、１日から入院で治療を受けて下さいね。遅くまでお疲れ様でした。」「こちらこそ・・有難うございました。」
「宜しくお願いします。」生活習慣科と乳腺外科の処方箋を送り・・
近くの蕎麦屋さんで晩ご飯を食べて次男が車を出しに行ってくれて三男が薬局へ付き合ってくれて
一人で病院へ行くのも慣れてますが・・息子たちが駆けつけてくれて、やっぱり心強かった我が儘brbaです。
と、言う事で８月１日から何年ぶりでしょう・・・入院する事に決定しました。（トホ）