自由と孤独の真ん中で

こじらせ中の60歳。
行きたいところへ行き、会いたい人に会う。

右甲状腺しこり

2024年07月30日 | 日記
10年ほど前に左の甲状腺を摘出した
摘出した結果濾胞癌であったためそれからずっと定期的に検査しています
最近になってもう片方の甲状腺にもしこりが見つかって
生検(針)をした。(結果はいまのところは良好で今後も要観察)

この生検
10年前にも一度したがこれが最悪で今でも忘れられない

針を喉に刺すとか怖すぎるんですけど
と死ぬほどビビっていたら
検査前の医者の説明では
「大丈夫ですよ 検査は痛くないです すぐ終わります」と言われたので
安心しきっていた。

いざベッドに横になった途端、カーテンが開いて
ドヤドヤと7~8人の白衣を着た男女の若者が入ってきた
どうやら研修医らしい
そして検査はその中の一人の女子がやるという
えええー
聞いてない!
てっきり説明してくれたドクターがしてくれると思っていたから
その研修医だか医学生だか分からんがとにかくその子がやりだした時は焦った

そして案の定というべきか
不安げに針を動かすのだがなかなか目的にヒットしないらしく針を刺したまま
あちこち探る

痛いし気持ちが悪いし具合が悪くなってきて過呼吸になりかけた
周りに大勢の人間がその様子を見学してるのも発狂しそうなくらいイヤだ。
どのくらい時間がかかったか計ってないから分からないけど
もう限界で叫びそうになった頃
業を煮やした別の医者が替わってやったのだけど
これがまた早く終わらせようとしたのか一度抜いた針をまた手荒く刺して
グリグリやったかと思うと乱暴に引き抜いた

そんなしんどい思いをしてやったその生検では
結局悪性部分は見つからず今後も様子見ということになった。
そのまましこりはその後もどんどん大きくなっていき
飲み込みも困難なくらいなってから別の科に回され(乳腺内分泌科)
そこのドクターによって摘出手術となった
その際に摘出したものを仔細に調べた結果が癌だったわけですが
結局生検をしてもその癌の部分に当たらなければ意味がないのか?と思った

今回の生検はいつも診察してくれるドクター自らがやってくれたので
安心感があったし、さほど苦しい思いをしなくて済んだ
あの悪夢のような10年前の生検は一体なんだったのか・・
初めての針での生検で、慣れてない研修医の練習台になったのは不運としか言いようがないが
せめて一言前もって言って欲しかった。
誰でも最初は一年生。
経験を積まなければベテラン医師にはなれないのは百も承知。
だけど
あの時は本当に苦しかった
終わった後も喉の痛みとかやるせなさとか持って行き場のないいろんな感情が押し寄せてきて
ふらふらになりながら運転して家に帰った苦い記憶

あの研修医の女の子はその後どんな医者になったのだろうか
今となっては知る由もないが。









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