公務員の不祥事、原因は“甘やかしすぎ”

左：今朝の新聞記事　　右：一般市民をあざ笑うかのような夕刊記事


公務員の不祥事なんて今や珍しくもなくなった。
最近では税金ドロボー組織の農水省、別府市職員の公金横領：無罪放免 の事件を
たまたまこの日記で取り上げたが、相変わらずこのテのニュースが後を絶たない。

大分県内では宇佐市で職員が中学生を買春・停職６ヶ月、
豊後高田市では勤務中の職員が会社員宅に侵入・逮捕。
別府市では職員が３年間４０００回近く１４８万円の公金を着服、
懲戒免職されたが、弁償したとして告訴せず無罪放免。
県職員が大学構内に忍び込み女子大生を乱暴・未遂で今月１０日に逮捕。
豊後大野市では職員が観光施設使用料を５００万円近く着服、継続調査中。
市はまったくノーチェックだった。たろすけは市ぐるみの公金着服ではないかとさえ思っている。
県外では千葉県で３０億円もの裏金が発覚している・・。
お隣の福岡県では巡査部長が泥酔運転、当て逃げの末、
『自分の車は盗まれた。自分は関係ない』と姑息な言い逃れを見破られ逮捕。

いやはや・・、こうも続発してはもはや、公務員の仕事とは公金着服と
裏金作りにバレないように励むことだったのかと揶揄したくもなる・・。
いずれもこれまで何度も発覚する度に、“あってはならないこと、
二度と無いように綱紀粛正に全力で取り組んで参ります”・・と
神妙な言葉で誓ったはずではなかったのか。
その陰で、いそいそと公金着服と裏金作りに励んできたことになる。

民間よりもはるかに高給・充実した福利厚生で優遇され、
“万一”、不正がバレたとしても、返せば刑事事件としては無罪放免で済む。
そんなアタリマエのように甘やかされた体質が、公務員以前に
人間としての資格を疑わせる不祥事が絶えない最大要因だとたろすけは思う。

公務員の不祥事に対しては、その職務を思う時、その場限りの反省の言葉
だけではなく、一般市民並みに毅然たる厳罰主義であたるべきではないか！

●参考：関連日記です　
　　◎別府市長 浜田 博 殿　その２ 2009年08月28日
　　◎長年にわたって甘やかされ続けた本職を忘れた公務員 2006年09月09日