SEXTUS barbaroi-gambado 照深坊さんの遊行記録

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王卵菌の天然の培地は乳酸菌の可能性

2014-12-08 | 王卵堂の再興
予めおことわりしておくが「王卵洞がカビで出来ていた」「その洞窟に一週間も居ると病気が治った」これらは全て作者の推測である。

作者が発見した岩場のカビもいまだに未採集であるからサンプルとして持ち帰ったカビとは別のものである可能性も残る。

つまり、これは「お話」なのだと想像力を遺憾なく発揮していただきたい。

パンに卵菌を指でなすりつけるとその部分だけうぐいす色に変色する、「このまま全てカビるのか?」と思いきやそれでお休みだ。

「それ以上カビないんだ」

湿度の高いビニール袋の中で食パンに指でなすりつけ様子を伺った所、いち早く卵菌が発生するものの一週間ほどで活動を停止、最初の豆腐みたいに中の雑菌が繁殖し始めた。

卵菌とした方には、青カビが5%・緑膿菌が30%・王菌が5%・そして他のホトンドは乳酸菌であると言う事がわかってきた。

培養を進めて行くと無色透明の液体が多数生産される、これはカビが成長するために生成物を生産しているものだろうと思っていたがこれらは菌の増殖を抑えようとして乳酸菌が生産されるものであるだろうと推測されるのだ。

緑膿菌だけを培地から採取して様子を見た所、周りに点々と緑膿菌の広がりが有った。これを分離採集して培養した所無色透明の生産物は出て来ない。

つまり乳酸菌が広がった後に緑膿菌や青カビの胞子が付着し成長が止まったままうぐいす色の点となっているらしい。

培地の変色も乳酸菌の酸度が関係しているらしい。

今は「乳酸菌ならヨウグルトだろ」と培地の寒天を細かく切り刻み乳酸菌と思われる透明の液体を混ぜ成長を見ている。

もちろん混入後の寒天を100CC程度の牛乳や豆乳に混ぜ様子を見ている事も記して置く。

「ほんのりヨウグルトの匂いがしたから間違いないだろう」

岩場から垂れる様に出ているのは乳酸菌だとするとあの山の土壌には乳酸菌を発生させる栄養源がなければならないと思うがそれらは不明のママだ。

3キロほど離れた高速道路のトンネルを探索に行ったが工事後の岩面に同じ様な色のカビを発見した、これを採取して同じく乳酸菌が含まれるか試して見たいと思おう。

乳酸菌には整腸作用がある、カビを食って腹の調子が良くなるのはこれが原因だろうと思われる。