たろ,はな&もみじの散歩道

たろはなもみじの愛犬日記。プリザーブドフラワー!旅グルメ、オータカラヅカ!アロマ!我が街湯島界隈!

水夏希と愛原実花、新トップコンビ披露!雪組公演「ロシアン・ブルー」

2009年09月01日 | 観劇日記、宝塚、ミュージカル、芝居
18日はいよいよ東京初日だというのに、やっとですっ




 宝塚雪組公演「ロシアン・ブルー」「RIO DE BRAVO!!」

遡りますが雪組公演行ってきました~宝塚大劇場に(2009年8月2日、3日)
































 水夏希と愛原実花の新トップコンビ披露となった雪組公演
「スクリューボール・コメディ ロシアン・ブルー~魔女への鉄槌~」
(大野拓史作、演出)とラテン・ロマンチカ「RIO DE BRAVO!!」

(齋籐吉正作、演出)が宝塚大劇場で開幕しました。

スクリューボールコメディって、ご存知ですか? 

野球の変化球・スクリューボールのようにストーリーがひねられて変化しながら、スピーディーに展開する喜劇のことだそうです


夏らしい明るくエネルギッシュなオリジナル作品です!!




 「ロシアン・ブルー」は、1937年革命20周年にわくモスクワを舞台に、
舞台芸術団を引率してモスクワを訪れたアメリカの下院議員アーノルド(水)が、

鉄の女の異名をとるソ連の女性官僚イリーナ(愛原)にレビューの上演を
却下されたことから始まる騒動を描いたコメディ。

 発端は18世紀のロシアから始まる。迫害されてばらばらになる魔法使いの
一族のくだりがダンスで表現され、その子孫が200年後のモスクワで敵同士と
して再会するという設定。

これが台詞と歌詞で説明されるのだがいまいち聞き取りにくく、
なにがなんだかよくわからないままストーリーが展開していく

ここがこの作品の致命傷で、二人が魔法使いであるという前提が
分かっていないと興味が半減するため、このあたりの整理が必要だ

 それさえ理解していれば、スターリンのそっくりさん俳優ミハイル・
ゲロヴァニ(汝鳥伶)や、大テロルの張本人ニコライ・エジェフ(未来優希)
はじめ宝塚歌劇とは思えない過激な実在の人物が次々に登場、

当時の米ソの政治状況にまで踏み込んだうえエルンスト・ルビッチ監督の
傑作コメディ「ニノチカ」をそのままモスクワに移したような内容に
ファンタジーをまぶした展開は、感触としてはなかなか骨があって面白い。

なんと労働歌「インターナショナル」のオーケストラ演奏まで飛び出すのだから、

これは画期的な舞台かも。

 しかし、凝りすぎて笑うに笑えないギャグやワキにいたるまで、
大勢のキャラクターを作りすぎて逆に混乱を招いている部分もあったりで、
やりたいことが分かるだけに靴の上からかゆい足をかいているようで
まだまだ完成品とはいえない

水、愛原を軸にしたすっきりしたラブコメにした方がわかりやすかった

日がたってこなれてきたらとも思うが、そういう時点のものでもなさそうだ。
夏休みに初見で見る家族連れにはかなり不親切な舞台ではある。

 とはいえ水は、台詞でもゴージャスな顔と表現されるように、
かっこよさにますます磨きがかかり、アーノルドを楽しんで演じている感じが
客席にもダイレクトに伝わる

 相手役の愛原は、歌唱が不安定なのが心配だが、演技的には
安定感があり、水との相性も悪くない

ただ、まだいくぶん緊張気味で鉄の女から柔らかくなっていく部分で
まだまだ硬いのがおかしい。

トップ披露の役というにはやや難しかったかも。肩の力を抜けばさらに
よくなるだろう

 ヘンリー役の彩吹真央、グレゴリー役の音月桂は、それぞれの立場に似合った
役どころで、いずれも軽くこなしているという感じ

 早霧せいなと沙央くらまがレビュー団の一員として登場。華やかな部分を
受け持っているが、明るい個性が際だちなかなかさわやかだ

 タイトルの「ロシアン・ブルー」は革命以来ソ連から姿を消したという
幻の猫の種類の名前。意味深ではあるが、それが何を象徴しているのかは
よく分からなかった



 その点「RIOー」は単純明快なラテンショー
モスクワから宝塚経由リオ・デ・ジャネイロという人を食ったオープニングも
楽しく、いきなり手拍子が巻き起こるなどテンポ抜群だ





































リオの朝から夜までの一日を歌と踊りで綴っていくもので「ナイト・アンド・
デイ」「キャリオカ」と宝でもおなじみのラテンの名曲を新しいアレンジと
振り付けで見せたり、ボサノバ、サンバさらにJポップスまで耳馴染みの曲の
オンパレード

中詰めで出演者が持つ金色のポンポンは売店で売っていて観客を巻き込んで
盛り上がる。これは水さんのアイデアだとか。。。。

 ショーでは早霧が、水、彩吹、音月に続く4番手の立場であることを
鮮明に打ち出しており、中詰めのあとの彼女のためのサッカーの場面が
印象的だ
大凪真生のダンスがぴか一だ

あと沙央、大凪真生、活躍場面も飛躍的に増え、全体的にフレッシュな印象。

娘役では大月さゆが大きなウェートを占め、芝居でもナレーションを
担当するなど本来の実力を発揮している

また専科の汝鳥がショーでもゴッドファーザー役で登場、大貫録。




東京宝塚劇場公演は9月18日~10月18日もう間もなく開幕です

更に磨きが掛かっていることに期待したい


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