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たれう゛ぁんだ館

76年生まれの女性が、昔見ていたアニメなどをイラスト付きでご紹介します。

オズの魔法使い

2008年11月13日 | 児童文学
♪ そっとそっと目を閉じて 君のハートに聞いてごらん

なんだか展開がすごく遅いような気がしてたアニメなんですが、原作を知っていたからかなぁ。
ノーム達がトンネルを掘っているシーンがやたら場つなぎ的に出てきたという印象が。

1986年に放送していた児童文学原作のアニメ。
原作はマザーグースの作者で、全14巻+別の作者が書いた続編が多数…という、超名作です。

カンザスに住む少女ドロシーと、脳みその無いかかし、勇気の無いライオン、心臓の無いブリキのきこりがオズの国の魔法使いに会うべく旅をする、というのが第1巻の内容で、チップ少年とかぼちゃ君が活躍したり、ノーム王と戦う話は2巻以降になります。

チップは実は亡きオズの王の娘なのですが、悪い魔女に魔法をかけられて男の子にされていたので、悪い魔女をやっつけると、見目麗しいお姫様に戻るんです。原作ではね。

アニメ版では、なぜか、チップは悪い魔女に男として育てられていた、という設定になっていて、悪い魔女をやっつけた後は、単に女の服に着替えるだけでした。
しかも声が孫悟空役の野沢さんの声なので、オズの国のプリンセスであるオズマ姫は、孫悟飯(幼少期)のような声の女の子(?)としてその後も活躍することに…。

そのチップの相棒、かぼちゃくんは、その後オズマ姫と一緒に暮らすわけですが、お城の畑で、自分の頭を自分で栽培してるそうです。
なんというか、アンパンマンが自分の頭を自分で焼いてるという感じ。

子供の頃、移動図書館で児童書のオズシリーズを全部読んだのですが、児童書版はたしか全6冊くらいしかなかったので、いつか原作を普通に14冊集めたいな~と思ってます。もちろん日本語版ですけど~。

あとこのアニメといえば、OP曲に字幕がなくて、英語部分が何て言ってるか分からなかったんだよな~…

おちゃめなふたご クレア学院物語

2008年10月28日 | 児童文学
♪ テストさ~え なか~ったなら 学校~は楽しい~と~こ

1991年、私が中学3年生のときにやっていたアニメ。
イギリスに住む双子の少女パトリシア(パット)とイザベルは、反抗期の真っ最中。
親に入れられた全寮制の女学院「セント・クレア」でも、教師に反抗してばかり。
そんな双子も、クラスメイトや先生とのふれあいの中で大人になっていく・・・
という、ハウス名作劇場のような感じの作品です。
学校の図書館に原作が全部揃っていたので、借りて読みました~。
ラクロスというスポーツをこの本で初めて知りました。
今ではプリキュアでちょっと有名になりましたけどね。

なお、この次の年にやっていた「わたしとわたし ~ふたりのロッテ~」とは別番組です。
似てますけど。とういか、キャラデザの人も同じで、主人公が双子というところも同じですね。

おちゃめなふたごといえば、あのオープニング曲です。
森高千里の歌う「勉強の歌」!
「子供のうちはとにかく勉強をしなさい」というだけの内容がずっと続く歌詞
これってアニメの内容に合っていたんだろうか・・・?

このアニメ放送時、私は中学3年生、高校受験生だったわけです。
その頃は割りと勉強が好きだったので、「大きくなったら私も国際人?文化人?」なんて思ってました・・・。
まさか高校であそこまで勉強しなくなるとは・・・

ということで、今は国際人でも文化人でもありません、当然。

ふしぎの国のアリス

2008年10月21日 | 児童文学
♪ ちょっぴりさみしいときは とけいをさかさにまいて~

1983年に放送していた、日本アニメーション製作の「不思議の国のアリス」。
内容は、アリスという少女が時計を持ったウサギを追いかけてワンダーランドへ行き、不思議な体験をする・・・という、まあ、かなり有名なアレですね。

30分番組なので、ルイスキャロルのアリスシリーズをぶつ切りにして放送していました。
不思議の国だけでなく、鏡の国キャラも出てました。
ハンプティダンプティとか、トウィードルダムとトウィードルディーとかね。

アリスと、アリスのペットのうさぎがレギュラーキャラでした。
アリスの声はちびまる子ちゃんでおなじみTARAKO、ペットのウサギの声優はDB悟空役の野沢雅子というすごい組み合わせ
あのうさぎ好きだったな~。

今はディズニーアリスが有名なので、赤い服のアリスやオレンジ色のチェシャキャットがなんだか変な感じのような・・・

ワンダーランドに行くとウサギが大きくなってしゃべれる、という設定がポールのミラクル大作戦風で(どっちかがパクったのかな?)、面白く見ていたのですが、視聴率が低くて打ち切りになったらしい・・・
残念~

おねがい!サミアどん

2008年10月18日 | 児童文学
♪ ひざしを集めて 海は青いプリズム~

1985年にNHKでやっていたアニメ。

砂の妖精サミアードが、仲良しの子供たちの願いを聞いて1日1回だけ魔法を使ってくれるけど、その魔法は夕日が沈むと解けてしまうのです。
設定的にはギャグ色の強いドラえもんみたいな感じかな。

ドラえもんにあこがれる子は多かったけど、私はサミアどんにあこがれてたなぁ・・・
ドラえもんはロボットだけど、サミアどんはふわふわもこもこの妖精で、人間年齢は20代くらいなんじゃないかな・・・で、子供に弱く、めんどくさがりで、強気な婚約者に振り回されている、ちょっとオヤジくさいナマモノ。
なぜかタイヤが好物で、水に触れると死んでしまうらしい(砂だから)。
ナメクジのように目が伸びるのが笑える~♪ 

夕日が沈むと魔法が解ける、という設定を、「夕方までは子供のための時間」という風に感じていました。
かぎっ子世代なので、大人なんて夜にしか見かけなかったし・・・
サミアどんに出てくる子供たちも、いつも子供だけで行動しているし、日が沈むまでは、子供が自由に使ってもいい時間なんだ・・・と。
だからって何をするわけでもないですけどね~。

このアニメがやっているとき、サミアどん、というかサミアード族は絶対に存在する!!と心から信じていましたね~。

うーん、今でも信じてるかも?
でも、もう大人だから見えないんだろうなぁ・・・