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★お四国さん巡りで第13番札所 大日寺から第17番札所 井戸寺へ。。。

2019-10-30 | *お四国さん巡り


四国八十八ケ所道しるべ
によれば、
第12番札所・焼山寺から大日寺まで30km(車1時間)
第13番札所・大日寺から常楽寺まで3.3km(車15分)
第14番札所・常楽寺から国分寺まで0.7km(車5分)
第15番札所・国分寺から観音寺まで2.2km(車10分)
第16番札所・観音寺から井戸寺まで3.8km(車10分)
第17番札所・井戸寺へ。。。

大日寺は県道21号線沿いに。
常楽寺、国分寺、観音寺は国道192号線を走ると案内看板どおりに県道123号神山国府線近く。
井戸寺も県道徳島鴨島線近くの街中に。
この5つの霊場は「四国八十八ケ所道しるべ」の地図でもわかるが、比較的近い所に固まっている。
秋日和の一日を「お四国さん巡り」で大日寺から井戸寺までいちどきに参拝させてもらった。

第17番札所:瑠璃山真福院井戸寺


井戸寺仁王門

徳島藩主蜂須賀氏の大谷別邸より移築されたという仁王門、朱塗りのりっぱな山門だ。
秋日和の青空に映えて美しい。
そんな美しい仁王門を潜り、一歩境内に踏み入ると、自然と穏やかで神妙な気持ちになる。
手水場で手を洗い、本堂へ進む。
本堂の前でおひとりの方、外国の女性が「歩きへんろ」の装束でお参りされていた。

本尊は、七仏薬師如来。
聖徳太子作と伝えられる薬師瑠璃光如来を主尊として七仏の薬師如来坐像。
瑠璃光を以て衆生の病苦を救うとされている薬師瑠璃光如来。(合掌)

お参りの人々は病苦の救いを願う人が多いのではないかと思う。

井戸寺には「面影の井戸」の言い伝えあると聞く。
日限大師堂の中にある「面影の井戸」を覗いて自分の姿が映れば無病息災である。
が、もし映らなければ。。。不幸な事がある。
と伝えられているとのこと。
こわごわと何かあってはと思う気持ちから、覗くことはためらわれた。
静かに手を合わせた。








※※ご詠歌:※※
おもかげを うつして見れば
 井戸の水 むすべば胸の
  あかや落ちなん



井戸寺の前にお参りした
 第16番札所:光耀山 千手院 観音寺


観音寺:山門鐘楼門

かつての遍路道だったろうか?
少し道幅狭く感じる徳島県道123号神山国府線沿いに、鐘楼門は堂々とした風格だ。
県道を挟んで対面から鐘楼門を写そうとしてもデジカメでは収まらない。(^-^;

りっぱな鐘楼門の向こう正面には、屋根瓦の勾配が美しい本堂。(合掌)



住宅街の中にあるからなのか、庚申堂、本堂、大師堂が比較的こじんまりとコの字のような配置になっている。
境内には、
子どもの夜鳴きにご利益がある「夜泣き地蔵」があった。
街中にあって、きっとご近所の方々のお参りも多い事だろうと思われた。

※※ご詠歌※※
忘れずも 導きたまへ
  観音寺 西方世界
    弥陀の浄土へ



観音寺の前にお参りした
 第15番札所: 薬王山 金色院 國分寺 


国分寺 山門

国分寺という霊場名は、やはりそうだった。
聖武天皇の勅命で全国68ヶ所に創建されたという阿波国の国分寺だった。
当時は、七堂伽藍を有する大寺院だったようだ。
現在は、本堂は改修工事中で仮本堂での参拝となった。(合掌)



改修工事中のなかでのお参りは、なぜか足早な参拝になっていた。
反省。(-_-;)
奈良時代に建てられた七重塔の巨大な礎石を拝することが出来なかったのが少し残念。

※※ご詠歌※※

薄く濃く わけわけ色を
  染めぬれば 流転生死の
   秋のもみじば







国分寺の前にお参りした
 第14番札所: 盛寿山 延命院 常楽寺



常楽寺石柱門

山門が変化した門なのか?
りっぱな石柱門が迎えてくれる。
石柱門の向こうに見える本堂へ進もうとして足元の岩に驚いた。
流水岩からなる境内。
石畳ではなく、岩場を歩くような境内。
このような自然岩のある境内は初めてだ。
ゆっくりと足元に用心しながら、アララギの巨木の向こうにある本堂へ進んだ。

四国八十八か所霊場で唯一、弥勒菩薩が本尊の霊場だ。
風情よくひなびた感じが趣のある本堂。(合掌)



弥勒菩薩といえば、「広隆寺の国宝:弥勒菩薩半跏像」が一番に思い起こす。
美術の教科書に載っていた。
弥勒菩薩は、お釈迦さまの次に仏のさとりを開き大勢の人を救済するとされる。
次にと言ってもお釈迦さま入滅後の56億7千万年後だとか!!
すごい!壮大な時間の流れ。。。

※※ご詠歌※※
 常楽の 岸にはいつか
  いたらまし 弘誓の船に
    乗り遅れずば



常楽寺の前にお参りした
 第13番札所: 大栗山 花蔵院 大日寺


大日寺:山門(薬医門)

大日寺山門は県道21号線沿いにある。
以前は、山門の前の石柱門だけだったようだが平成になって薬医門が新築されたとのこと。
山門を通ると「しあわせ観音」がある。
入って左側が本堂。(合掌)
ここでも先客の方が外国からの歩き遍路の装束をされてお参りされていた。

県道21号線は、車が次々と走る。
県道の向側は、ご詠歌にうたわれているように「阿波の国 一の宮」だ。


一宮神社

明治初年の神仏分離以前は一之宮神社が四国八十八か所霊場:札所で、
大日寺が別当寺であり納経所として
「本尊大日如来 一宮大明神 大栗山大日寺」と記帳するようになり、
一宮寺とも呼ばれていた頃もあったようだ。

あらためて、一之宮神社も参拝した。
神社には、徳島県神社庁の「令和二年暦」が置いてあった。
皇紀は二千六百八十年(2020年)庚子年とあった。
100円をお供えしていただいて帰った。

※※ご詠歌※※
阿波の国 一の宮とや
   ゆうだすき かけてたのめや
     この世後の世



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