♭出かけよう!ふらっとシャープに#

★気ままに・・・いろいろなメモメモ(^^♪

☆え、一瞬、外観に驚いた香園寺から前神寺へ。

2022-11-11 | *お四国さん巡り

スズメのキリっとした姿。
なに想う?


11月11日(金)今日も快晴。布団干し日和。


そろそろ、エサの少なくなったスズメ達が我が家の庭にヒラヒラと降りてくる頃に。。

そんな様子を遠めに。。
お土産の栗タルトを頬張る。


もうお四国さんから帰って、はや一週間。
ひとつ食べて、あのお寺は?と記憶を呼び戻す。。

お四国さん巡りをメモメモ。




11月3日(木)、横峰寺にお参りした後、
西条市にある第61番札所香園寺、宝寿寺、吉祥寺、第64番札所前神寺
へ、お参りさせてもらった。

4か寺は案内図にあるように、それぞれに近い場所にあった。






第61番札所 栴檀山 教王院 香園寺

横峰寺の山道を下りてくる途中に由緒のあるような鳥居の道。
どこかの神社の参道?なのかな。。


鳥居の道

国道11号線へ出てJRいよ小松駅近くあたりまで出てきた。


香園寺案内看板

広々とした駐車場に車を止めて、
境内へと進んだ。



えっ。お寺の外観に驚いた。
会館のような建物が香園寺だ。
外観からは、新しいお寺のイメージだが、
聖徳太子開基の四国霊場屈指の古刹だそうだ。

会館のような建物は、
本堂と大師堂を兼ねた大聖堂と呼ばれているようだ。
初めて出会う形式の本堂。
本堂内へは、階段を上がり2階から入らせていただく。

広々とした本堂内で、前立本尊と大師像に拝顔できる。
立派な大日如来をほんとうに近くで拝観出来た。
(合掌)


大聖堂の正面(合掌)


山頭火の句碑

南無観世音おん手 したたる水の一すぢ

秋の夜の護摩の ほのほの燃えさかるなり
 
山頭火が香園寺を訪れていた!!。
山頭火の俳句が心に響くことが多い。。。

ふっと「山行水行」一節が浮かぶ。
「山行水行」
山あれば山を観る
雨の日は雨を聴く
春夏秋冬
あしたもよろし
ゆふべもよろし


あしたもよろし
ゆふべもよろし

この部分が好きだ。

旅の朝も夕べもよろしい日に。。


御詠歌
後の世を 思えば詣れ香園寺 
  止めて止まらぬ 白滝の水





第62番札所 天養山 観音院 宝寿寺



一国一宮の標柱

香園寺から1.5kmほどで、
車ではすぐに第 62番札所宝寿寺に到着した。
JRいよ小松駅からは、香園寺よりも近い。
駐車場は少し狭い。

聖武天皇の時代、伊予一の宮の別当として創建されたそうで
こちらも由緒あるお寺。


本堂「大師堂」 (合掌)

大師堂が本堂の代わり?になっていた。
本堂の前に納経所建物が出来ていた。


観音菩薩石像
安産の観音さまとのこと。


これより七丁吉祥寺
香園寺道標

右に石像は、布袋尊さま
ユーモラスなお姿の布袋様が。

布袋様も親しみがあり、安産の観音様もおられて。。
こじんまりとして、なんだか地元にもあるお寺の境内のように思えた。
しずかにお参りさせてもらった。

ご詠歌
さみだれの あとに出たる 玉の井は 
   白坪なるや 一宮かわ




第63番札所 密教山 胎蔵院 吉祥寺

宝寿寺から七丁の道標通りに車ではすぐのところに、
第 63番札所吉祥寺があった。
駐車場はなく、近くの有料駐車場に車を止めた。


山門

インド象なのかな?
ゾウさんが迎えてくれただけで、異国の雰囲気が。。

山門を潜れば、本堂は工事中のようだった。


本堂(合掌)


屋根瓦も少し畝っているようだ。
やはり修復が必要な感じだった。(拝)

工事中のためか、境内を歩くのが少し阻まれる感じだ。



鐘楼の前に成就石

少し荒れたように見える草花に囲まれた成就石は、
訪ねてくる人のその時を待っているように思えた。



芭蕉句碑
婦留池や 蛙飛びこむ 水能音

「古池や・・・」の句碑は、
西国第十二番札所岩間寺(岩間山正法寺)
古池
のそばにもあったことを覚えている。
何かのご縁があるのだろうか?

吉祥寺にお参りをして車道に出てくると、遠くに石鎚山がよく見えた。


御詠歌
身の中の 悪しき悲報を 打ちすてて 
 みな吉祥を  望み祈れよ





第64番札所 石鈇山 金色院 前神寺

遠めに石鎚山が見えた吉祥寺から、車で10分ほどで第64番札所前神寺に着いた。
山門の奥に広々とした駐車場。


山門

桜の頃は綺麗だろうと思う、少し葉っぱを残した桜木があった。



大師堂

坂道を上がっていくと正面にりっぱな大師堂。




薬師堂の飾り瓦



お滝不動尊

急な石段を上がったところに、赤茶色のお滝不動尊が。。
その昔は、滝打修行が行われていたようだ。



石鈇権現堂への鳥居

見上げる石段に、鳥居を拝しただけで本堂へ。


本堂(合掌)

本堂の屋根は青みがさした銅板葺き。
なんとも美しい。


本堂回廊

山間に荘厳な本堂。
境内も美しい。
外観でないと思いつつ、掃き清められた境内にも気持ちが洗われる。
素直な足取りになって、本堂を後にした。




御詠歌
前は神 後は仏極楽の 
  よろずの罪を  くだくいしづち



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆駆け足で二階の窓辺へ。。赤... | トップ | ☆これぞ朝採りの春菊のせて、... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

*お四国さん巡り」カテゴリの最新記事