7月17日(火)
母の手術日
私は朝早く家を出て、電車バスを乗り継いで
K医療センターに向かいました
8時半には手術室に向かう、ということで
間に合うかどうかぎりぎりのところだったのですが
その10分前に病室に着くことが出来
母と会うことが出来ました
大阪からわざわざ来てくれた叔母もすでに来ていました
母の準備はほぼ出来ているようで
もう手術室に行くだけ
私は母から貴重品を預かり
実家に来ていた郵便物を渡したりしていると
看護師さんが呼びに来ました
K医療センターでは手術室に入ってから麻酔をかけるため
手術室へは歩いて行きます
2階の手術室の前で母を手を振って見送りました
麻酔など執刀前の準備にほぼ1時間
手術は正味1時間
術後の麻酔を覚ますのに1時間
昼ごろには終わる予定です
私は見送った後、母から頼まれた洗濯をしました
叔母は手術室の前で待っている
と言ってくれたので、お任せしました
11時過ぎ、看護師さんに呼ばれました
医師から説明があるので手術室の前に来て欲しい
とのことでした
手術室前の病理検査室に通されると
O医師が手術着のままで立っていて
私たちに母の肺の摘出したものを見せて
説明しました
「Sさんはやはりがん、腺がんでした」
医師の指す所に全体は赤っぽいが
一部黒ずんだ所がありました
「ここが、がんです」
本当に肺の端っこ
やはり1センチ弱といったところ
「今回の手術で全て取りきったといっていいと思います」
私たちは無事手術が終わったことを感謝し
お礼を言って出ました
母は肺がんだった
でも手術で取りきった
良かった・・・
しばらくして母と会うことが出来た
口には酸素マスク
血圧や心拍数、呼吸数を測り続けるモニター
尿のチューブや肺からのチューブ
膝から下には血栓予防のため定期的に圧力をかけている
まさにいろんなものにつながれている
麻酔は切れてきているはずだが
母は良く眠っていた
叔母と、今はよく寝かしておいたほうがいいと
いうことで、そばで静かにしていた
看護師さんは30分から1時間おきに見に来る
昼過ぎ、看護師さんが母の布団を直そうとして
そこで目が覚めたようだ
私と叔母は顔を覗き込む
酸素マスクから蒸気が漏れて眉毛辺りまで水滴が付いていた
タオルで拭いてあげると、「寒い」
というのでそばにあったバスタオルを掛けてあげて
看護師さんに毛布を頼んだ
「大丈夫?」
コクンと頷く
ちょっと喋っては咳き込む
呼吸が辛いのかな・・・
でも本人はそれほど辛そうでもない
2時過ぎに叔母が大阪に帰った
私も、母が痛がったり辛がったりすれば
ずっと居ようと思ったけど
容態は安定しているようなので
夕方、帰った
母の手術日
私は朝早く家を出て、電車バスを乗り継いで
K医療センターに向かいました
8時半には手術室に向かう、ということで
間に合うかどうかぎりぎりのところだったのですが
その10分前に病室に着くことが出来
母と会うことが出来ました
大阪からわざわざ来てくれた叔母もすでに来ていました
母の準備はほぼ出来ているようで
もう手術室に行くだけ
私は母から貴重品を預かり
実家に来ていた郵便物を渡したりしていると
看護師さんが呼びに来ました
K医療センターでは手術室に入ってから麻酔をかけるため
手術室へは歩いて行きます
2階の手術室の前で母を手を振って見送りました
麻酔など執刀前の準備にほぼ1時間
手術は正味1時間
術後の麻酔を覚ますのに1時間
昼ごろには終わる予定です
私は見送った後、母から頼まれた洗濯をしました
叔母は手術室の前で待っている
と言ってくれたので、お任せしました
11時過ぎ、看護師さんに呼ばれました
医師から説明があるので手術室の前に来て欲しい
とのことでした
手術室前の病理検査室に通されると
O医師が手術着のままで立っていて
私たちに母の肺の摘出したものを見せて
説明しました
「Sさんはやはりがん、腺がんでした」
医師の指す所に全体は赤っぽいが
一部黒ずんだ所がありました
「ここが、がんです」
本当に肺の端っこ
やはり1センチ弱といったところ
「今回の手術で全て取りきったといっていいと思います」
私たちは無事手術が終わったことを感謝し
お礼を言って出ました
母は肺がんだった
でも手術で取りきった
良かった・・・
しばらくして母と会うことが出来た
口には酸素マスク
血圧や心拍数、呼吸数を測り続けるモニター
尿のチューブや肺からのチューブ
膝から下には血栓予防のため定期的に圧力をかけている
まさにいろんなものにつながれている
麻酔は切れてきているはずだが
母は良く眠っていた
叔母と、今はよく寝かしておいたほうがいいと
いうことで、そばで静かにしていた
看護師さんは30分から1時間おきに見に来る
昼過ぎ、看護師さんが母の布団を直そうとして
そこで目が覚めたようだ
私と叔母は顔を覗き込む
酸素マスクから蒸気が漏れて眉毛辺りまで水滴が付いていた
タオルで拭いてあげると、「寒い」
というのでそばにあったバスタオルを掛けてあげて
看護師さんに毛布を頼んだ
「大丈夫?」
コクンと頷く
ちょっと喋っては咳き込む
呼吸が辛いのかな・・・
でも本人はそれほど辛そうでもない
2時過ぎに叔母が大阪に帰った
私も、母が痛がったり辛がったりすれば
ずっと居ようと思ったけど
容態は安定しているようなので
夕方、帰った