一口馬主日記

一口出資している馬達や仲間内POGの雑感等

複雑な感情が入り乱れ

2024年03月31日 | 一口馬主

土曜結果
メイダン7R ドバイターフ ナミュール C.デムーロ騎手 7番人気 2着
調整が順調に進められたのは伝えられていたし、チラッと映ったパドック映像でも落ち着いていて日本で好走
した時と大きく変わらない雰囲気。着順は相手関係もあるし分からないけど、自分の力を全然出せず惨敗する…
みたいなことはなさそう。レースは好発を決めるとスッと抑えて後方からの競馬を選択。逃げ馬不在と言われて
いましたが、前を主張する馬も結構いたし、当馬自身これまでも終いの脚で勝負してきた訳だから納得出来る
判断ですね。馬群も長めになって外枠ながら極端に距離ロスが出る隊列にはならなかったし、内に人気の
ドウデュースを閉じ込める形になったのも良かったかと。4角でも手応え十分に進めると、直線は大外に持ち
出されてGOサイン。グッと伸びてきて一瞬は一気に飲み込むかという伸び。混雑する内の馬をパスして併せる
形で一足先に伸びてきたファクトゥールシュに並び掛け、勝ったかと思いましたが、そこで同じ脚色になって
しまい抵抗を受け、最後は首の上げ下げ!…というところがゴール。残念ながら短頭差での惜敗で、入線前後
ではナミュールが前に出ている瞬間もあって本当にタイミング一つという惜しい惜しい2着。高野先生が香港
以上の状態と言う様に素晴らしい仕上がりでレースに向かえましたし、C.デムーロ騎手もほぼ完璧に近い
騎乗をしてくれました。ナミュールも異国の地でも全力の走りをしてくれて、豪華メンバーが揃ったドバイ
ターフで堂々の2着なのですから悔いはなし、ナミュールと関係者の方に感謝!…と言いたいところですけど、
やっぱり悔しい…。差が差だしねぇ。それでも距離延長が嫌われてか人気を落としていたけど、1800mでも
世界レベルの走りを見せられたのは今後に向けて大きな収穫になりましたし、本当に凄い馬だなということを
再確認。先ずは無事に戻ってきてもらって、この悔しさを晴らす様な素晴らしい走りをまた見せてくれる
ことを期待したい。

日曜結果
中山11R 美浦S フォラブリューテ 大野騎手 13番人気 14着
プラス16キロと大幅馬体増になりましたがパドック映像では太め感は皆無で、寧ろこの位の数字は最低限、
欲しかったと思えるレベル。ただ、馬体はよく思わせる一方でテンションは高めで折り合い面に不安が残り
ますし、そういう意味では調教から乗っていた大野騎手から急遽、丸山騎手に乗り替わったのはネガティブな
材料か…。レースはゲート内でガタガタしていましたが、普通に出ることが出来ていたし、その後の進みも
スプリントを使ってきていたこともあり、スイスイ。それでも抑え込んで中段辺りから進められていたし、
課題の折り合いも多少力む感じはありましたが極端な掛かり方ではなく、これなら面白いのではないかと
思わせる道中。しかし、3コーナー辺りをから手応えが急に怪しくなると、4角手前では丸山騎手が止める様な
アクションで怪我でもしたのではないかと思わせる下がり方。結局はそのまま後方入線となりました。ん~
途中までは悪くないのかなという形でしたが気持ちが切れてしまったのかなぁ。色々と試行錯誤してくれて
いるが良くなる兆しはなく、これは難しい…。

阪神9R バイオレットS ロードフォアエース 戸崎騎手 2番人気 2着
馬体重は変動ないものの、腹回りなんかは幾らか締まった印象。続戦3戦目で数字の変動がないのだから、
これが適正値と解釈すべきなのかね。レースは控える形を想定していましたが、戸崎騎手が積極的に押して
いってハナヘ。枠の並びもあったのかもしれませんが今後のことを考えれば控える競馬も試したかったところ
ですし、前半のペースも序盤の競り合いがあって34秒前半と速いもの。これは終い厳しくなると頭を抱え
ましたし、直線に向いて早々に後続が迫ってきたので、飲み込まれてしまうパターンを覚悟。しかし、今日は
そこからも踏ん張るところを見せてくれたし、勝ち馬に交わされてからもパタッと止まらずに2着に踏ん張り
ました。控えた組が有利になりそうな流れを逃げて粘ったのは価値がありますし、何よりこれまでは勝っても
終いが淡白なのが課題だったので最後の一踏ん張りを見せれたのは収穫でしょう。完成度は高いとは思って
おらず、まだ奥があると思える中でOPで善戦出来たのだから大事に育てていければ楽しみ。

阪神12R 陽春S ヴィルヘルム 荻野騎手 16番人気 14着
パドック映像を見ると特にテンションの高い印象は受けませんでしたが腹回りは汗で白くなっており、
そういったことを含めての距離短縮判断なのかなと。レースは五分のスタートから積極的に押していって
位置を主張しますが、流石に一気の距離短縮条件ですから、先行集団の一角を取るところまで。道中の
ペースはそこまで速くはなかったし、レース運びとしては悪くありませんでしたが、4角手前辺りから位置を
維持するのが厳しくなると、直線でも目立った伸びを見せられずに後方入線。今回は勝負所を待たずに
バテてしまうようなことはありませんでしたが、逆に普通に競馬をして普通に負けたという感じ。ダートが
良いという感じもなく、う~んと思わせる結果に。年齢的にも終わってしまっていることを覚悟する必要が
ありそうで残念。

2024年通算成績 (7-9-4-2-3-32)
1.01/14 中山 3歳未勝利 アンドアイラヴハー C.ルメール騎手
2.02/04 小倉 合馬特別 ロードマンハイム 吉田隼騎手
3.02/10 東京 雲雀S ヴェルトハイム 戸崎騎手
4.02/11 小倉 太宰府特別 アルジーヌ 藤岡佑騎手
5.02/11 京都 4歳以上2勝クラス ロードラディウス A.ルメートル騎手
6.03/10 阪神 3歳1勝クラス ロードフォアエース 坂井騎手
7.03/17 中京 3歳未勝利 メルトユアハート 鮫島克騎手

 や~凄い、や~悔しい、や~泣ける、や~うぎゃぁぁぁ…。みたいな色んな感情が入り乱れたドバイ
ターフのレース後。注目カードのシーマ、カップが残っていた訳ですが、正直あまり冷静に見れなかったね。
高野先生の悔しさを抑えながらもナミュールの頑張りを称えるインタビューを見ると泣けてくるし、馬の
頑張りに感動したけど、でもやっぱり悔しいし…。本当、あそこまでいったら勝たせてあげたかった…に
尽きますね。でも、これが最後のレースという訳ではないし、無事に帰国して次にいければ雪辱の機会は
必ずあるはず、それが出来る力はあるはず。なかなか冷静に振り返れないけど、アクシデントもあった
レースですし、ナミュールが無事にレースを終えられたことに感謝して切り替えていきましょう。

高野先生「逆転のチャンスはここしかない。ナミュール!!」
大外一気!
ナミュール「勝ったっ!!」
ビュンッ!!
ナミュール「なにっ!?」

ファクトゥールシュ「あぶなかったぜ」
ナミュール「残ってたのか…」
ファクトゥールシュ「ハナだけな」


ただ、冗談は置いておいてルメール騎手の落馬負傷は凄く心配なところ…。骨折という情報が見て、命に
関わるとかいうレベルではないっぽい?ことは幸いですが、骨折の程度もよく分からないですし。いずれに
せよ当面は戦線離脱は避けられず、ルメール騎手の予定ありきでローテが組まれるノーザン天栄組には
影響絶大。天皇賞に向けて態勢が整いそうなドゥレッツァにとっても大きな問題が出てきてしまったなぁ。
特に長距離での信頼性は他の日本人騎手、短期免許騎手では変えが利かない唯一無二の存在だと思っている
だけにね…。深刻な怪我でなく、早めの戦線復帰が可能なことを祈りたい。


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ワクワク ドバイミーティング | トップ | 1週目に決めておきたい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

一口馬主」カテゴリの最新記事