「たにぬねの」のブログ

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texto_023

2007-07-29 17:29:19 | texto
文字情報を中心にした私的適当配信、texto_023です!

日本科学技術ジャーナリスト会議が主催する
2007年度科学ジャーナリスト塾第6期の募集がされています。

科学、ジャーナリスト、生活などなど様々な切り口で
自分の生活を見直す切っ掛けになるかもしれません。
http://www.jastj.jp/Zyuku/
から
□2007年度科学ジャーナリスト塾(第6期)の募集要項を掲載しました(2007.7.19)
を辿ってみてください。

さて、同塾から
2007年3月9日に出た、知財レポート(科学ジャーナリスト塾第5期生「知的財産と産業技術」班)の記事から抜粋、 

秋の電気自動車試験
車両数十台規模で
 三菱自動車は今年の秋から電力会社五社と共同で数十台の試験車両を用いた実証走行試験を実施する。電気自動車の市場における受容性まで視野に入れた内容だ。同社は電気自動車を軽自動車で始める方針で軽自動車『i』をベースにした試作電気自動車『i MiEV』を試験に使用。
 モーター、インバータ、電池、充電器など要素部品を搭載した『i MiEV』によるインフラ整備の整合性確認を中心した先行試験は既に昨年一一月から東京電力、中国電力と、今年一月からは九州電力とそれぞれ開始。

 床下に電気自動車の要素部品を搭載した『i MiEV』は『i』と全く同じ居住スペースを確保しながら、安定した走りに繋がる低重心化が実現されている。電池は高いエネルギー密度を持ち、ニッケル水素電池と比較して体積あたりの容量が大きく軽量化しやすいリチウムイオン電池を採用。モーターには“永久磁石式同期型“を用い”すべり”による損失を減らすなどの工夫で、優れた制御性、始動性、保守性を実現。充電は急速充電ができる専用設備のみならず家庭用電源で充電できる仕組みを持ち、あらゆるエネルギー供給に対応できる。
 既に始まっている先行試験の結果を受け、秋から始まる実証走行試験では航続距離、冷暖房時の影響など実際の運転環境下における走行、充電時間や実用性など市場での受容性確認を行い、実用化に向けたデータ収集・解析を詰めていく。

 電気自動車は各要素部品のレイアウト・コンパクト化の工夫、充電時にエネルギーだけでなく情報の遣り取りができるなど、のびしろは大きい。リチウムイオン電池や永久磁石式同期型モーターにおける日本が持つアドバンテージも明るい材料だ。
 特許電子図書館(IPDL)より昨年末から過去五年間における文字列「電気自動車」を含む特許件数(公開を含む)の検索結果は三九〇〇を越える(電動自動車で検索すると四一件)。昨年一年間ではおよそ一五〇件で内訳は文字列「電池」を含む特許が約四〇件、「モーター」が一〇件、「制御」が九〇件弱。各要素技術の確立から実用化に向けた総合的な電気自動車開発競争が始まる。

抜粋は以上です。偶然か必然かは知らないがこの記事の後、それまでつづいていたバイオエタノール一辺倒と思いたくなる最近の日本エネルギー報道に対して電気自動車の現実性に着目した記事が増えてきた(気がする)。

科学技術の育て方というのがあると思うが
公的なところが主導になって大きな旗を振る場合、
育てる振りして、己の懐を膨らましているとしか思えない連中がいる(と思う)。

一人ひとりが目を光らせないと、上記連中の思い通りになってしまうので
気をつけましょう!。

texto_24も読んでくださいね。では。    たにぬねの

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