goo blog サービス終了のお知らせ 

ハラキリ

小説、映画、漫画、えろげーとかの感想日記。★0個は論外。★1個はいまいち。★2個は結構好き。★3個はかなり好き。

SF

2007-03-21 06:10:58 | 小説
最近、SFをよく読む。
現在読書中のものからさかのぼって、
・アルジャーノンに花束を
・老人と宇宙
・第六大陸
・アンドロイドは電気羊の夢を見るか
・星を継ぐもの
・零式
・老ヴォールの惑星
などなど。もう少しさかのぼると、星界の紋章、ファウンデーションシリーズ、銀河英雄伝説、マルドゥック・スクランブルなどが出てくる。個人的な癖として、ちょっと古典が多い。

SFは面白い。
SFは、今ではほとんど、ハヤカワやライトノベルの一部でしか存在しない。でも、1900年代の後半は、大SF時代と言っていい時代があった。ロボット三原則のアイザック・アシモフ、2001年地球の旅のアーサー・C・クラークなどの名前を、多くの人は聞いたことがあるはずだと思う。
最も有名なのはスターウォーズだと思うけど、あれはスティーブン・キングでよかったか……。

突然めんどくなってきたので文章切るけんど、SFは面白いなぁと。
アルジャーノンも読んでたら「確かにSFだよね」と思ってきた。敬具。

最近面白かった小説

2007-01-29 20:27:58 | 小説
最近面白かった小説。新しい順に適当にたどっていこう。

■「アスラクライン」シリーズ。著者三雲岳斗、電撃文庫。

三雲岳斗って以前からいっぱいシリーズ書いてる作者なんで気になってたけど、あまり手を伸ばしてなかった人。でもふ、、、と知ったのに、デビュー?はSFの大賞だったらしい。で最近SF好きになりはじめてるせいで手をつけた。レベリオンとの二択だったんだけど、表紙の差でアスラクラインから読みはじめ。萌え成分の多いオイシイ話になっちょります。
ことあるごとに主人公の袖をつまんだりうつむいて照れたりひっそり怖くない程度にヤキモチをやく嵩月がいい、ネ!!
あーしかし日に日に萌え読者になりつつある。ここらで一発硬いの読んでナラしとくべきかなー。


■「老ヴォールの惑星」小川一水、ハヤカワ文庫。

やー、日本のSFもいいもんだ。人にもよるけど、やっぱり文章は訳文じゃなくて生の作家文章のほうがいきいきとしてますしね。
で、この老ヴォールは短編集なのでいまいち普通のとかもあるわけなんだけど、表題作「老ヴォールの惑星」と「漂う男」がよかった!
特にヴォールはいいかも。短編の割りに主人公が何回も変わるんだけど、主人公となる生命体が人間ではなくて、「重要なのは個体の存続ではなく、知識と経験の存続なのだ」という思想を持つ生命体でそれがうまく書かれている。かっくいい。


■「ゼロの使い魔」ヤマグチノボル、MF文庫J。

これはもうファンだ……。主人公才人とヒロインルイズがしょっちゅうどもるのも、なんかいい加減なようにも見える文章も相当好き。
「おっす俺サイト」ってどれだけ力抜けてんのかとでもそれがいい。
ラノベ好きになりすぎると、ふつーの小説読めなくなりそうなのがちょと怖いな…。


■「ネクラ少女は黒魔法で恋をする」熊谷雅人、MF文庫J。

これ結構セツねぇー。
一巻だとごく普通の暗い子成長物語、というんだろうか。暗くて暗くてはぁーーーーーーーーーって主人公がちょっとずつ明るくなっていって、それだけで頑張れ真帆っちうまぁ萌える小説なんだけど、真価は2巻からっぽい。
1巻ラストで全員記憶をなくし、2巻冒頭あたりで主人公だけ記憶を取り戻す……せんぱい、○○って映画知ってますか? うん、怖いんだってね。見てはないな。――せんぱい、その映画私と一緒に見たんですよ……。
これはセツねぇー。
嫉妬とかでドロドロするよりは淡く切なくいく系なんで、俗に言う恋愛小説とは違うんだろうけどね。やっぱ萌え小説なのかな。

■「ファウンデーション」アイザック・アシモフ、ハヤカワ。

で、萌え小説の紹介だけでも締まらないのでラストは巨匠で。
この人。
書く文章。
(翻訳だけど)かっけえええええええええええええええええ。
渋いったらない。
それはほんのハンカチほどの……いや爪の先ほどの世界で、資源はひどく払底していて動力は豆粒ほど、そして人口は中くらいの埃っぽい太守管区のもっとも遅れた世界にも足りないほど、顕微鏡がなければ見えないほど。
それにもかかわらず、彼らは銀河系の支配を静かに組織的に夢見るほど、誇り多角、野心的な連中だった。
ってかっけーなぁ……。
組織的に、ってのがいい。この文句だけでああ……マジモンなんだな、って気がしてくる。
アシモフさんなんてふるい人だから訳文もやわらかくないけど、読んでいて充実感がある。血が沸き肉踊る。おおおおと思う。
ラストの締め方が気にいらなかったりすることはあるけど、はしばしのセリフがほんとかっこいい。
特に、一章ラストのセリフは個人的に感涙ものだった。
老い先短いじじいが目的までの行動半ばで辺境においやられることになり、若いモンに「これでいんですか」とか言われた後のセリフ。
「びっくりしないでくれ。悪く思わないでくれ。私の寿命はあと1,2年だと医者がいっている。しかし、私は意図したことを、生きている間に成し遂げた。どんな状況のもとでも、これ以上いい死に方があるだろうか?」
「そりゃ、後継者が出るだろう――もしかしたら君自身がね」
「いまにわかる」
「計画はこれからやっと動いていく。しかし、私については」
「すべては終わった」

銀河英雄伝説

2006-08-05 19:05:01 | 小説
を読み進み中。
徳間デュアル文庫でVOL4、野望編の下といったところ。
…実は漫画で読んだことがあるので、まだストーリーを知っている…この後キルヒアイスが死ぬんだよね!!

VOL1時点ではそこそこかなー、と思っていたものの、段々と面白くなってきた気が。さすがに全20巻、20年前の作品で再版を繰り返しているとなれば、期待して肩透かしを食う可能性は低いか。

敵に包囲されて、
「こいつはいい、どちらを向いても敵ばかりだ。狙いをつける必要もないくらいだぞ。やってやれ、撃ちまくるんだ!」
はなかなかイカス。
期待しつつ続刊へ。

GOSICK S Ⅱ

2006-08-02 13:30:43 | 小説
皆さんこにちは。
桜庭一樹「GOSICK」シリーズの短編集S、の2巻を読みましたよ!
とはいえ、シリーズなので新たな感想は特になし。好き度もまぁそこそこ……。
個人的には目立った面白さはなく……思えば、数多いシリーズからどうしてこれを読みすすめているのかちょっと不思議。やっぱり絵なのか。小説だけど。

というわけで、司馬遼太郎「覇王の家」について。
一言でいうと、

さすが司馬遼太郎

としか。
550ページという厚さは……まぁこのくらいの厚さの小説は結構あるものの。
内容がすでに小説じゃないところがさすが司馬遼太郎。
何冊か司馬遼太郎を読んだことがある人なら、「歴史の説明部分」だけで500ページ構成されている、といえば分かってもらえるはず。
つまらなくはないんだけど、500ページはきついって!!

とはいえ、家康のことがかなり好きになりましたとさ!

すてぽちーん

2006-07-22 04:34:44 | 小説
はい皆様こんばんわ。
元から全然更新していないこのブログ、とある事情でさらに更新しなくなりそうです。
で、そのとある事情ってのはみきしーなわけですが。mixi。登録しないと見ることができないという、かなり。かなり! かなり門戸の狭いアレですね。知らない方はどうぞ検索を……といいたいものの、知人に招待されないと閲覧さえできないという。
なんとなくそっちをはじめてしまったため、日記も分断される形に。
どうしようか悩み中。

とりあえず、現在製作中のゲームのシナリオ。メインヒロインの一人、ロリっ子の設定でも載せてみる。

名前:沙耶
性別:女
年齢:14歳
身体的特徴:145cmの40kgくらいを予定。14歳の女の子の平均、と考えてもらえればいいけど……。
表情の特長:割と無表情。……ヤヴァいここあんまり考えてなかった。髪型はツインテール。強気ツイン。あまり激しく表情変化はしないけど、パターンはゆたかかも。
服装:集団作業なんで、イラストさんにお任せ。口は出すかも。
武力:超筋力。ちょっと今時のありがち感はあるものの、でっかい日本刀の女の子。刀の名前は「鬼鉄」予定だったけどなんか変かも。鬼切、鬼丸とかのが普通っぽい。
性格:表情のとことかぶるけど、ちょっと無愛想。主人公のことは好きだけど。主人公の袖はつかみやすい位置にあります。ぎゅっ。
経歴:義務教育は受けていない。っていうか戸籍ない。ラボで育った鬼っ子。マッドなドクターに腹開かれたりした回数多し。*痛みは生命の危機を伝える信号なので、人間より生命力の強い沙耶は、比較的痛覚に対して鈍感という設定はある。
その他:甘いもの好き。苦いのは嫌い。熱いのは平気。沸騰してても一気飲みできる。

14歳とか。改めて書くとやりすぎか。
とにかく分かりやすく、キャラクターの個性を分けるという意味ではこれでもいいかー。案外ライトノベルって小学生ヒロインとかいやすしね。

とにかく今日は、さようなら。

学園キノ

2006-07-14 01:50:58 | 小説
■「学園キノ」時雨沢恵一……★☆☆くらいかなー。一応ギリギリ地雷ではないってことで。日々読む全ての小説が面白くてたまらなかったら苦労はないからなー。
あと、萌えよ戦車学校気になってたので買ってみた。
比較的読みやすくて、入門書としてはいいんじゃないかなー。厳密なことが知りたかったらそれこそ、そもそも1冊だけではキツいわけで。戦車学校2巻まで出てるけどなー。読み終わったら買ってもいいかもなぁー。あー、銃器とか細かい知識仕入れたいけどちょっとめんどいわー。

ヴぃくとりかー

2006-07-11 23:03:14 | 小説
今日もまとめ更新。
■「クビシメロマンチスト 人間失格・零崎人識」西尾維新……★★☆+ かなー。相変わらず結構面白いには面白い。いやー、くせのある主人公だけど、案外好かれるんじゃないだろうか……? 特に読書量が多いタイプの人は、こういう主人公は結構快感だと思う。しかし、講談社ノベルスって、どういう分類なんだろう……。
■「半分の月がのぼる空7」橋本紡……★★☆+ まー、シリーズも7巻まで読んでれば、大抵の場合はスキですよ! 正直7巻まで読んでの感想ってのはそのシリーズスキな人の感想だからいまいちあてにならないんだよなー。とりあえず、やさしげーなタッチと言うんだろうか。それは健在。静かな描写が上手い分、動きのある描写はあんまうまい気がしないけれど……アクションはないけど渋いというほどでなし、萌えもちゃんとあるし、燃えもあるにはある。後一冊で完全完結なので、シリーズ読み通したいころあいの人にもオススメ。
■「墨攻」酒見賢一……★★☆マイナスでもないか、、、ちなみに文庫は新潮文庫。んあー歴史小説なのはいいんだけど、本編150ページに満たない短さということもあって、内容はさほど起伏なし。戦闘の段階で一進一退あるにはあるものの、どちらかというと「墨者」という集団の恐ろしさというかなー。戦闘教団の恐ろしさ……! という感じのフレーズが好きな人向けだろうか。ちなみに私は、これ漫画を先に読んでまして。漫画のほうがドラマ的な展開が多くて好きかなー。文体は案外読みやすかった! 少なくとも、読みにくいライトノベルよりは読みやすい!新潮とか講談社にもそういう作家はいるんだけどねー、やっぱし硬いというか、文学的な文章の人率はラノベ以外の文庫は高いのよ! あと革離……主人公のキャラクターが結構好きなのも大きかったか。漫画ですでに感情移入してたし……。
■「GOSICK S 春来る死神」桜庭一樹……★★☆ 相変わらずヴィクトリカ! 主人公久城一弥も結構好き……。あー、いやー、ストーリーラインも一応ミステリーしてるんだけど、個人的にはこれぞラノベ! という感じ。キャラクター第一主義! ある程度ストーリー自体は適当でも、キャラが良ければ許される。萌えって大切だなー。
ちなみにこの短編では、本編でもつかずはなれずやきもきんぐのヴィクトリカ&久城の、つこうかつくまいかやきもきんぐ初期状態を書いてます。これを読むことによって、本編ヴィクトリカに対する萌え度が20%上昇するかも。
今日はこのあたりで、さよーなら。

GOSICK

2006-07-07 19:22:01 | 小説
さてー。
■「ジャガーになった男」★★☆- 佐藤賢一
■「陰陽師 付喪神編」★★☆ 夢枕獏
■「GOSICKⅣ 愚者を代弁せよ」★★☆+ 桜庭一樹
を読了。
「ジャガー」の作者はこれまでもちょこちょこ読んでたので、大体感想は変わらず。西洋本格歴史小説ということだけど……司馬遼太郎なんかと比べると、歴史ドラマアア! というよりは、歴史中の登場人物のドラマ、という感じ。まぁ面白いには面白いんだけれど。
「陰陽師」もシリーズ三作目。最初に比べて、後味の悪い……ではなくて、不幸っぽい? 終わり方が多いような。いや、最初からそうだっただろうか。何か事件がおきて、それを清明と博雅が解決していくという形式の短編集なのだけど、最後がこう、余韻を残すような、未解決に近いんだけど後味は悪くない……という終わり方をするのが特徴。何でもかんでもとりあえず解決! してしまうタイプの話に飽きた方はどーぞ。
で、「GOSICK」……。
ヴィクトリカが可愛い話。
4巻に関しては、本筋となるストーリーラインそのものも結構好み。まぁそれはさておき……、ヴィクトリカがかわいいですね。
まぁ、そういう話。
かわいいっていいですなー。
いやー、この後の人生において、燃えと萌えのどっちかしか選べないって言われたら、どっち選ぶか迷うね! 燃えない人生もイヤだけど、萌えない人生にも潤いがない! いやしかし……うーん、まぁ、今は燃えを選ぶ……かな! 少なくともそういうスタンスでいこう!

ちなみに得点は、★★☆が70点で、+で80点、-で60点といったところ。★1個が40点で、基本的に+-なしの赤点ギリギリ。★0個が論外で採点なし。ぶっちゃけ★0はつまんねえええええええええええええええええええええええええええええええって意味です。とはいえ、一応市販している小説で、編集さんの目とか通ってきてるはずなわけで。この点がつくというのは、小説がクソすぎるというよりは好みにあわなさすぎるという意味なのであしからず! ちなみに★★★は100点。たまーーーーーーーーーーーーーーにつく★★★★★は777点。ジャックポットで9999点(カウンターストップ)あしからず。4個はなし。

久しぶりの更新

2006-07-06 04:51:24 | 小説
さて、一応ブログを消すつもりはないので久々の更新。
読書記録は、ここのブログにつけた「八つ墓村」以降。
ちょっと量が多いので、一口メモ程度に。

*だいたいの評価。★0個、地雷。生還は絶望的。★1個、普通以下か普通くらい。★2個、普通よりは面白い。あえてオススメするほどではない。★3個、かなり好き。人にもオススメしたいかも。-とか+とかもなんとなくつけたり。
■「ブラック・ブラッド・ブラザーズ」あざの耕平……★☆☆ 面白いという話を聞いたので読んでみた。人死にが多い話で「殺すなー!」みたいなのは苦手です。殺さない倫理観が好きなら、作中の死亡人数も最低限にしたほうが……。
■「フルメタ 燃えるワン・マン・フォース」賀東昭二……★★★ 安定のシリーズもの。大体いつも面白い。
■「耶律楚材 上 草原の夢」「耶律楚材 下 舞絃の曲」陳瞬臣……★☆☆- 果てしなく歴史小説。悪い意味で。必要な出来事を列記するのはいいけど、もっと面白く書いてほしかったー。
■「Missing5 目隠しの物語」甲田学人……★★☆ 結構好きだけど、前に読んだのが一年……二年前? でキャラの名前とか忘れていた……。とりあえず結構面白かったので、6~10購入。
■悪魔のミカタシリーズ■
□「悪魔のミカタ グレイテストオリオン」うえお久光……★★★ かなり面白かったかも。悪魔のミカタシリーズ、現在発刊分まで読んだ中で一番好き。
□番外編「ストレイキャット ミーツガール」&「リターンズ」……★★☆- の2冊で過去編。割と面白いけど、グレイテストオリオンの面白さをひきずったせいで評価高い感じ。単体での評価はまぁまぁ程度。
□It編「ドッグデイズの過ごし方」「ドッグデイズの終わり方」……★★☆+ でワンセット、再び面白くなってくる。ナイス新キャラ! あと、このシリーズ主人公結構好き。
□「スタンドバイ」……★★☆- 複数キャラをちょっとずつ……。つまらなくはないけど、そこそこ。
「ザ・ワン」「ストラグル」「MLN」……★★☆ そして、一応It編の残り4冊。どちらかといえば「ザ・ワン編」といった内容。番外編というか、主人公出てきません! ここまで出番の少なかったサクラ、その他新キャラによって展開するので、キャラクターに思い入れできるというシリーズものの強みはちょっと……な感じ。終わってみれば割かし好き。
■「マルドゥックスクランブル 燃焼」&「排気」沖方丁……★★☆ シリーズどころか、1つの話を3つに分冊したという形式なのに……1冊目から2冊目まで滅茶苦茶時間あけてしまった。でも、1冊目面白くなくて……。2,3冊目は割とよさげ。2,3巻にまたいで繰り広げられるカジノシーンはかなりのかっこよさ。でもまぁ、世評ほどには入れ込めなかった。期待しすぎると、そこそこ程度の内容だと肩透かしに感じてしまうからなぁ……。
■「東京異聞」小野不由実……★★☆- いや、結構面白かったんだけど……最後が許せなくて。個人的には、モンスターもオカルトも幽霊も全て、拳で倒せるはずだと信じてますから!
■「ゼロの使い魔8<望郷の小夜曲>」ヤマグチノボル……★★★ 1つだけ3つ評価……そんなに高い評価をしていいのか! まぁ、見る人も少ないしいいだろう! シリーズものってば、キャラクターに思い入れできちゃうと倍々で面白くなるいい例。あくまで個人的にだけどね!
■「青の炎」貴志祐介……★★☆ 意識して普通の小説読まないとライトノベルばっかりになっちゃうので読んでみた。……かなり真面目でシリアスな話なのに、作者は実はオタクかもしれない。ヒロインが唐突にうぐぅとか言出だしたときは驚いた。いや……まぁ、そこを気にするべき話じゃあないんだけど! どうも母ちゃんと姉ちゃんが褒めすぎてたせいか、期待しすぎた感あり。でも結構いい。
■「GOSICKⅢ 青い薔薇の下で」桜庭一樹……★★☆+ ライトノベルはキャラクター好きになるとどんどん面白くなるいい例パート2。2巻くらいまではそこそこだと思ってたけど、恋愛要素がある場合、シリーズ重ねるともう……段々たまらない感じに! とりあえず、読んでその日に4,5巻と短編集1巻買っておきました。

八つ墓村

2006-06-14 01:52:07 | 小説
 はい皆さんこんばんわ、あんごです。
 横溝正史の「八つ墓村」、ドラマーとかめっちゃ色々展開してるんで、名前を知らない人はあんまりいないと思います。しかし、面白いですなやっぱり。
 以前いくつか推理小説読んで「推理小説はダメだ……」と思っていたんですが、横溝正史は推理小説じゃない! 今のところ「獄門島」とこれを読んでいるけど、両方解決しない! いや、解決はするんだけど、警察権力とか推理によって解決はしないということです。推理はあってたんだけど、推理じゃ証拠にならないから警察権力を行使できず、なんて事をやっている間に犯人死亡。近年メジャーになってる推理小説のスタイルから見ると、恐ろしく斬新くさい。古い小説だけど……。
 やっぱり一世を風靡したようなもんは、ある程度は面白いなー、と思いましたとさ。