ハラキリ

小説、映画、漫画、えろげーとかの感想日記。★0個は論外。★1個はいまいち。★2個は結構好き。★3個はかなり好き。

新ゲッター2

2006-08-25 18:51:08 | なんか色々
リボルテックの新ゲッター2を購入。
こいつはドエライアクションフィギュア!
このゲッター2、足は細いけど、台座で腰の後ろ側を支えることによって、かなりかっこいいポージングが可能! アニメでは1号が1番好きだけど、ドリルが見栄えする分、フィギュアとして最高なのは2号かもしれない…! ポージングが決まる! 決まりまくる! めちゃくちゃドリルで突っ込むシーンでポージングしてますよ!!
嗚呼、それにしてもカックイイ…。

銀河英雄伝説は12巻。今月中に20冊読み終わる予定はズレちゃったなー。
ちなみに、10巻まで読んだところで「半分の月がのぼる空8」と「円環少女①バベル再臨」を読みました。半月はシリーズ最終巻ということで、割と期待通り。ちょっと蛇足っぽい話も多いけど、つまらないわけではないので良いかと。
ただ、読んだ人は分かると思うけど、7巻と8巻をまたぐ中篇がある。前半が7巻の最初に収録されてるので、後半は8巻の最後に収録して対応させるのかなーと思ってたら、普通に8巻の最初に入っていた。7,8巻の短編集という2分冊式ををもって半月を完成させるという意味では、なんとなく半端な感じも残ったような…。
ちょっと演出に違和感を感じた程度なんで、それほど大問題でもないだけど。

「円環少女」は、表紙の絵に惹かれて買ったタイプ。
まぁ、漫画とラノベは表紙買いが多い。会社としても売りたい本には売れそうな絵をつけるだろうし(内容に不安のある本にあえて売れそうな絵をつけることもあるだろうけど)表紙買いは間違ってはないと思う。ただ、今回はちょいミスった。まー、本なんて外れとなんかふつーの中から、数少ないアタリをつかむもんですが。
個人的には本を読んでいて、外れ1割以下、ふつー7割以上、アタリ1~2割くらいだと思う。
ラノベの場合、アタリはシリーズごとアタリの場合が多い。はずれだと思ったシリーズは2巻以上読み進まない場合が多いので、最終的にはアタリ比率が高くなりやすい。常に丁半バクチの気持ちで本を選ばなければならない一般文庫とは、そのあたりでおおきな違いもある。作家買いって手段もありますけんどね。
探偵、推理、歴史小説。このあたりもはずれは少ないですなー。ある程度お約束の要素がある小説は、割かし安心して買える!

話がズレたものの、個人的には「円環少女」ははずれ。
どうも、電撃文庫の「月とあなたに花束を」あたりと同じにおいがする。
といっても、内容がパクりだとか、そういうことでは全然ない。同じにおいというのは、
1、人が結構死ぬ。
2、登場人物(特に主人公陣営が)が道徳的。
の2つ。
1に関しては、1巻で出てきた敵役は全員死亡。名前も出ない脇役を含めると14人かな?
2に関してはなんというか…。
主人公が悲観しまくるとかじゃないんだけれど、例えば登場人物Bが「そんなこと間違ってます!」と言う。すると主人公は「そうだ、こんなことは間違ってる」と言うんだけど、それがものすごく辛そう。
それと…文章が下手というか…描写が詩っぽくなりすぎのような。
世界観とか設定も微妙に分かりにくくて、文章を前に戻ることもしばしば。

あ、キャラ描写は好きです。キャラ描写はすんごく分かりやすい。
おっぱいが揺れるとか、たいらな胸を張るとか、首すじまで真っ赤、とか。

キャラは好きなんだけど、本編部分がどうにも合わない。
ただこれ、見事に好みと対極いってるせいで好きになれない、という感じなので、「つまらないからつまらない」ということでもない。多分、好きな人は結構好きだろうし、クセのある文章も好きな人はいるはず。前述の「月とあなたに以下略」とか好きな人にはオススメしてみます。


しかし、好きな本より、好きでない本のほうが文章が長くなる…。
好きな本は好きじゃー! でいいんだけど、好きじゃない本は「つまらない」じゃ終われないからなぁー。
もちろん、文章短いからって銀英伝と半月がつまらんわけじゃないですよ。
両方かなりいいですよ!
特に銀英伝はグ! と来るシーンが多いよ!

銀河英雄伝説

2006-08-05 19:05:01 | 小説
を読み進み中。
徳間デュアル文庫でVOL4、野望編の下といったところ。
…実は漫画で読んだことがあるので、まだストーリーを知っている…この後キルヒアイスが死ぬんだよね!!

VOL1時点ではそこそこかなー、と思っていたものの、段々と面白くなってきた気が。さすがに全20巻、20年前の作品で再版を繰り返しているとなれば、期待して肩透かしを食う可能性は低いか。

敵に包囲されて、
「こいつはいい、どちらを向いても敵ばかりだ。狙いをつける必要もないくらいだぞ。やってやれ、撃ちまくるんだ!」
はなかなかイカス。
期待しつつ続刊へ。

GOSICK S Ⅱ

2006-08-02 13:30:43 | 小説
皆さんこにちは。
桜庭一樹「GOSICK」シリーズの短編集S、の2巻を読みましたよ!
とはいえ、シリーズなので新たな感想は特になし。好き度もまぁそこそこ……。
個人的には目立った面白さはなく……思えば、数多いシリーズからどうしてこれを読みすすめているのかちょっと不思議。やっぱり絵なのか。小説だけど。

というわけで、司馬遼太郎「覇王の家」について。
一言でいうと、

さすが司馬遼太郎

としか。
550ページという厚さは……まぁこのくらいの厚さの小説は結構あるものの。
内容がすでに小説じゃないところがさすが司馬遼太郎。
何冊か司馬遼太郎を読んだことがある人なら、「歴史の説明部分」だけで500ページ構成されている、といえば分かってもらえるはず。
つまらなくはないんだけど、500ページはきついって!!

とはいえ、家康のことがかなり好きになりましたとさ!