青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

65才

2017-05-26 10:42:50 | うんちく・小ネタ
65才になって、定年後、再就職した
会社を退職した。2度目の退職。
それから3ヶ月、つくづく中途半端な
年齢だなと思う。
65~75才が前期高齢者、75才から
は後期高齢者と呼ぶらしい。
最近は65~70才を高齢者と呼ぶのを
やめようという動きがある。
確かに、自分もまだまだ元気で、会社が
望むなら、続けて仕事はできるし、続けたい
気持ちもあった。でも望まれるならであって
結果、会社は望まなかったということである。
65才以上はシニア割引が当たり前。
先日は、国立演芸場に誘われて落語を聞きに
いった。中席(午後1~4時)
一般でも2100円と安いがそれが1300円
である。これは安い。
都立の公園なども入園料の割引がある。
これは、年寄りでも、積極的に表に出て元気で
いてください。ということでの割引なのだろう。
せっかくだから使わせてもらっているが、
なんか割り切れない気持ち。
時間があるので、ハローワークに行き、求人
情報の画面を開いて検索してみる。
シニア求人となると急に数が減る。
再雇用でも65才までとか、通勤費の負担の
上限に引っかかったりとか、やはりこの国の
システムは、65才以上の人に働けとは言って
いないように見える。
65才以上を高齢者と呼ぶのをやめようという
提案は、年金給付開始年齢を上げるための
布石に聞こえる。
全部が別々に考えているからこういうことが
起きる。
確定拠出年金にIDECOなんて略称をつけて
国民になじませ、税金が助かるなんて言って
いるのも、百年安心と言っていた年金制度が
将来破たんしそうなのを国民に告げず、不安
を感じた国民が自主的に確定拠出年金に軸足を
移すのを待つという計略。
賢い役人連中は決して見通しを誤ったとは
いわず、黙って所得控除という餌をぶら下げて
国民がそれに食いつくのを待っている。
どこかおかしい最近の日本である。


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