青い空

blog人から引っ越してきました。SINCE 2005

風の歌を聴け

2016-05-21 12:02:07 | 日記・エッセイ・コラム
5月19日の日経新聞の夕刊。
拾い読みしていると最終面に
『風の歌を聴け』「お守り」がいつか
「牙」にというタイトルが目に入った。
本の表紙も載っている。
読書日記 作家 山内マリコ②である。
そして、『風の・・・』は言うまでもなく
村上春樹のデビュー作である。
まあ、記事の内容は、山内マリコが
若いときお守りのように鞄に入れて
いつも持ち歩いていた文庫本なのだが
 春樹が、あるとき小説家にとっての
デビュー作は、すべてを注ぎ込んだ
ものでないといけないと書いていて、
彼女がデビュー作を書くにあたって
これをしのぐ書き出しを書かなければ
と身構えた。
というようなことなんだけれど。
確かにこの本は、僕の青春時代を
とらえて離さなかったなあ。
2作目、1973年のピンボール、
そして 羊をめぐる冒険と立て続けに
3作品を読んだが、そのあとのノルウェー
の森を読み始めて途中で挫折してしまった。
これが、私がハルキストになれなかった
経緯だ。


スマホ代

2016-05-04 07:52:49 | デジタル・インターネット
総務省が、家計に占める通信費の
比率を下げて他の消費に回るように
スマホの通信料を引き下げるよう
携帯通信各社に働きかけをしている。
不思議な指導だ。
長期ユーザーの不公平感の解消は
分かるが、消費者が関心の高い
ものに消費傾向を傾けることは
ごく自然である。
スマホ以上に消費を振り向けたい
ものがないから、スマホが売れる
のである。
携帯3社の利益を減らして携帯代
を下げても、その分を他の消費に
振り向けるのがせいぜい。
たかが知れている。国内消費を増
やすことにならないのは明らか。
可処分所得を増やす政策が必要なのだ。
かくいう自分は、Ipodtouchと安い
ポケットwifiの組み合わせでしのいで
いる。
相方も同様だが、ここにきて比較的
安価なIphoneが発売されたので、
これと格安simの組み合わせに変える
ことになるかも。
かように、消費者は ”自分の消費は
自分で守る” のである。