我が家の庭から～南天～

　我が家の庭で、南天が赤い実を付けています。

　南天は、中国原産の常緑低木で、和名の「南天」は漢名の「南天燭」の略とされています。

　「ナンテン」という名前が「難を転ずる」ことに通じるため、縁起木、厄よけ、魔よけとして古くから庭や鬼門に植えられてきました。

　そのような由来から今でも、年末には縁起物の切花としてよく飾られます。

　さらに、乾燥させた南天の果実は、漢方では南天実（なんてんじつ）といい、咳止め剤（鎮咳剤）として利用されます。

　２０１７年、平成２９年の年末を迎え、南天の真っ赤な実を眺めながら、新年の幸を祈っています。

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