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The die is cast

手打ち蕎麦 芳泉庵@井原市芳井町「ざるそば」

人気漫才コンビ“千鳥”の片方 ノブの出身地井原市芳井町
静かな田舎町の古民家をリノベーションしたお店
 
 
 
 
「芳泉庵」
 
 
 
 
暖簾のかかる門を潜れば、水琴窟のある小ぢんまりとした庭
 
土間を利用したテーブル席と畳部屋、そして庭が見える縁側には二人用テーブル二卓
土曜日の昼時を少し回った時間、数組の先客
 
女将に促され、縁側テーブルへ
 
 
 
 
隣のテーブルには、若いお母さんと小学生兄弟二人
天ざるとざるそば一枚を三人でシェアしている
 
なぜ昼食が蕎麦なのか頭の中を???が駆け巡る
育ち盛りの男の子が蕎麦を食べたがる分けも無く、若いお母さんも蕎麦とは遠い立ち位置のルックス
飽きてしまった兄弟は早く出ようと母を急かしている
そうだろうね・・・
 
東京で過ごした学生時代
最も縁遠い食べ物屋さんが蕎麦屋だった
うどんは真っ黒に染まってとても食べる気にならず、麺類は蕎麦
ただし、学食や立ち食いだけで、蕎麦屋に入ったことは皆無
意を決し試しに入ってみたものの、ざるそばなんて高いわりに量も少なく腹の足しにならない
学食や立ち食いとの味の差も分かるべくもない
なんでこんな枯れた食べ物をお江戸の人は好んで食べるのだろう?と疑問に思ったものだ
 
BGMはボサノヴァからJAZZへと切り替わった
女将さんは相変わらずぱたぱたと忙しそうに動き回っている
 
 
 
 
「ざるそば」
 
 
 
 
薄いベージュにホシがまばらに散らばる蕎麦
 
 
 
 
手繰り上げればやや短め
 
 
 
 
啜れば唇に感じるくらい鋭いエッジ
コシもしっかりしている
 
 
 
 
風味豊かで甘めのもり汁
嘉味!
 
 
 
 
揚げ立てサクサクの天ぷらをシェア
 
 
 
 
さらさらタイプの蕎麦湯で余韻を楽しむ
 
予約で来店した、祖母、母、中学生男子
蕎麦屋でほとんど見かけることの無い光景に二度も遭遇
さて、何を注文するかと楽しみにしていると、祖母と母は“天ざる”男の子は“天丼”
健全な選択ですね
 
ごちそうさまです
また来ます
 
 
☆☆☆(☆☆☆また行きたい ☆☆美味しかった ☆まずまず×価値なし)
営業時間11:0017:00
定休日 火曜日
駐車場 あり
井原市芳井町梶江6561 ℡ 0866-72-1631
 
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