1万円をめぐる親子の闘い

我が家の子供達

とくに勉強が出来るわけでもなく

とくにスポーツが出来るわけでもなく

とくに手先が器用なわけでもなく

何が取り得と言えば・・・

・・・ん？　何が？（笑）

まあ、お友達がいて　毎日　楽しそうで

特に　大きな反抗期も　まだ　ないようで・・・

かあちゃんより　は　間違いなく　真面目な性格？と　思っております。

そんな　子供達というか　息子くん　が　ある日　

ニコニコしながら　興奮した声で　「お母さん！！一万円を拾った」と

帰って参りました。

「そりゃ～～～　凄い！！　そんな金額は　かあちゃんも拾った事ないな～」と

かあちゃんも興奮気味で答え　拾った場所や状況を聞くと

どうも　酔っ払いが　財布から落としたか　なんかで　繁華街付近の脇に

そのまま　一万円札が落ちてたようで。

そういや、息子くんが小学校の頃も　学校帰りに　道端で１０００円を拾って帰宅し

「交番へ届ける」と　笑顔で話す　息子くんと一緒に近くの交番へ行き

３ヶ月後に　落とし主の出なかった　その１０００円を　息子くんがもらった事も

あったな～～～　なんて　思い出す　かあちゃん

今回も　もちろん　息子くんと　交番に届ける準備をし始めると

「いや～～～　良かったよ！！　これで　欲しかったソフトが買える」と

思ってもみない発言

「マジ？　また交番に届けないの？　今度は金額でかいよ？

　３ヶ月後には　持ち主が現れなきゃ　あんたのお金になるんだから

　それまで待つ事って　出来ないの？」と　すかさず　かあちゃん。

この　かあちゃんの　発言に　息子くんもテンション下がる

１０００円を素直に交番に届けよう　と　した　あの頃の純粋な息子くんも

成長をし　ある意味　大人になったのか・・・

勉強もスポーツも今一つで、それでも正義感だけは　ある子だと信じてたのに

ここで　かあちゃん

「いいよ～　そのお金で今すぐにソフトを買っても。でもね　交番に届けずに

　ソフトを買うんだったら、かあちゃんの目の前で　喜んだり、そのソフトで

　遊ばないでよ　気分が悪い」と一喝！！

その剣幕に　息子くん　渋々？　かあちゃんと交番へ　そのお金を届け

３ヶ月後に　自分のお金になる事を　待つ事に・・・

まあ、考えたら　かあちゃんが　財布にも入っていない　一万円を拾ったら

誰にも言わずに　ネコババかもしれないしね～

まだ　黙っていないで　拾ってすぐに　かあちゃんに　話す　息子くんは

純粋なのかもしれませんね～

結局　怒った理由は、３か月も待てずに欲しい物は　ゲームソフトだったのか

って事に　かあちゃんは　怒ったのかしらね（笑）