べんきょうなせん(='ω')

べんきょうは論理で考えるトレーニング
熊本県山鹿市中高大学受験の "あすく" です

英語でかせごう!熊本県私立高校入試(2)

2014年01月18日 | 英語
 高校入試直前、"並べかえ"問題を解きましょう。前回は、こちら

 単語はかんたんですが、語順のルールがあやふやだと正解は出せません。


[問題]

【7】次の日本文に合うように(  )内の語を並べかえ英文を完成させなさい。解答は各文のa,bに入るものを番号で答えなさい。文頭に来る語も小文字で示している。

1.その城下町には訪れたい名所がたくさんあります。
The castle town ____ ____ ____ [ a ] ____ [ b ] ____.
(1.of 2.has 3.visit 4.beautiful 5.places 6.to 7.a lot)

2.君にこの花を明日までに、彼女のところへ届けてもらいたい。
I ____ [ a ] ____ ____ ____ [ b ] ____ tomorrow.
(1.you 2.these 3.by 4.want 5.to bring 6.to her 7.flowers)

3.彼女が買った本はあの机の上にあります。
____ [ a ] ____ ____ ____ [ b ] ____.
(1. she 2.bought 3.that 4.is 5.on 6.desk 7.the book)

 平成25年度・真和高校一般生入試


[解説と解答]

1.その城下町には訪れたい名所がたくさんあります。
The castle town ____ ____ ____ [ a ] ____ [ b ] ____.

 述語は、「(たくさん)あります」。主語は「その城下町には」で、「その城下町には、たくさんあります」とつながります。だれかが・なにかが"単純にある・ない"という状態は、"there is(are)~"や"be動詞"を使います。

状態(じょうたい)をあらわす「be動詞」

 主語を意識して「~には~がある」と言いたい場合、「主語+have(has)~」を使います。

主語+ある・ないのの意味をとる"have(has)"

 「その城下町には、たくさんあります」ですから、"The castle town has"とつながります。「たくさんの場所」は、"a lot of places"。「訪れたい」は、"to+動詞の原型"を使って"to visit"。「訪れたい場所」と「場所」説明ですから、"places"の直後におきます。

The castle town has / a lot of places / to visit

 "beautiful"が残ってますね。「名所」を"beautiful places"にすればいいんだ。

The castle town has / a lot of beautiful places / to visit.


 最後に忘れず、全文チェックし解答!

[ a ] 4 [ b ] 6


2.君にこの花を明日までに、彼女のところへ届けてもらいたい。
I ____ [ a ] ____ ____ ____ [ b ] ____ tomorrow.
(1.you 2.these 3.by 4.want 5.to bring 6.to her 7.flowers)

 述語は、「届けてもらいたい」。だれが「届けてもらいたい」のでしょうか。選択する英単語も見てみます。「私があなたに、届けてもらいたい」のですね。

 また「あなたに」が、動詞"want"に直接つながる目的語になっています。目的語は動詞の直後に。目的語には前置詞もつきません。

I want you

 二つ目の動詞"bring"は、"to+動詞の原型"で。ここでも動詞の直後には、なにを「届ける」のかと目的語がきます。

I want you / to bring these flowers

 「彼女のところに」は、「彼女へ」で"to her"。受け身の"by"のほか、"by+場所"の「~そばに」、"by+期限"の「~までに」も覚えておきましょう。

I want you / to bring these flowers / to her / by tomorrow.


 全文チェックしないと解答がズレちゃいますよ!

[ a ] 1 [ b ] 6


3.彼女が買った本はあの机の上にあります。
____ [ a ] ____ ____ ____ [ b ] ____.
(1.she 2.bought 3.that 4.is 5.on 6.desk 7.the book)

 だれかが・なにかが"単純にある・ない"という状態は、"there is(are)~"や"be動詞"を使います。だれかなにか特定ができない場合、"there is(are)~"を使います。

 "the""that""these"や"my mother"や人名のように特定される場合、"主語+be動詞"を使います。「あの机の上に」ですから、"on that desk"が文末にきます。

The book is / on that desk

 「彼女が買った」は、主語+述語がそろっています。「彼女が買った」は「本」の説明ですから、"book"の直後におきます。

The book she bought / is / on that desk


[ a ] 1 [ b ] 3


 続きます。(塾長)

高校入試直前ここでかせげオラァァァ!(1)|英文・並べかえの決まり

高校入試直前ここでかせげオラァァァ!(2)|まずは基本の並べ替え

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