春の親水公園の最終回は水辺の生き物の特集です。文字数の関係で記事を2つに分けます。(★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
~ 水辺の生き物 ~
(左)親水公園の起点にある池のほとりに、コサギがいました。
(右)下流にもコサギが...珍しく枝に留まっています。(トリミングしたので、リンク画像も小さくてごめんなさい。)
<撮影こぼれ話>
親水公園を渓流沿いに下り、いつものように橋桁にある水車小屋まで来ると...長い望遠レンズをつけたカメラを持ったおじさまたちが、10人近くいらっしゃるではありませんか。きっとチョウゲンボウを狙っているのだなと思いつつ訊いてみると、案の定...。
なんでも、橋桁に3組の巣とツガイがいるので、6羽が飛び交っているとか。30分に一度くらいの割りで、どこかの1羽が巣に戻ってくるのだそうです。誰かが双眼鏡で覗いていて、それらしきが戻ってくると、皆が一斉に移動したりカメラを向けたり...。それぞれ縄張りがあるので、飛ぶ方向を見ていれば個別の違いもわかるのだそうで。
その日はあまり望遠の利かない一眼レフしか持っていなかったため、「私のこれじゃぁ、とても撮れませんね」などと待つ間に話していると、おじさんAが「ニコンのカメラ持ってる人がいるから、レンズつけ替えてもらったら撮れますよ」と半ば冗談のように言ってくれます。
そうこうするうちに、来ました来ました、1羽のチョウゲンボウ! 鳶ほど大きくはありませんが、お腹が白っぽく、なかなかかっこいい...。おじさまたちは俄かに忙しくなります。私がぼやぁ~っと空を仰いでいると、
おじさんB:(重そうなカメラのついた三脚をかつぎ)ついておいで! 撮らせてあげるから!
私:え?!? は、はい~っ!!!
どうやら、私とおじさんAの会話を聞いていた、ニコンの持ち主のようです。
おじさんB:(急いで三脚を据え)レンズを外して!
私:え?! 外し方知らない......
おじさんB:え゛ぇぇえぇぇぇ?!(仰天しつつ、私のカメラのボタンを指して)ここ、ここ。これを押して回す!
私:え?え?!......
おじさんB:(もどかしげに、すでに三脚から外していた自分のカメラを私に渡し、私のレンズを外してくれる。再び互いのカメラを交換し、)埃防止に僕のカメラにこれ(私のレンズ)をつけておくから、早くそれ(私のカメラ)を(おじさんのレンズに)つけて!!
私:え?これ?それ?つける?どうやって......?
おじさんB:(じれったそうに)この印とレンズの印を合わせてぇ......合った?大丈夫?そしたら右に回して!
やっとファインダーを覗き、
私:おぉぉぉぉぉ!
おじさんB:早く押して押して!
私:そっか!(パシャ) あ、こっち向いた!
おじさんB:ほら、押して押して!
私:(パシャ) あっ、目が合った!!!
おじさんB:だから、押して押して!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おじさんA:撮れた?
私:はい!!!
おじさんA:それは良かったねぇ!
おじさんB・C・D:(口々に)良かったねぇ!
ってな調子で、パシャパシャとおじさまの望遠レンズで撮らせていただくこと2回...それが別記事「春の親水公園(3) ~水辺の生き物(2)~」の写真です。おじさま方、本当にありがとうございました
おじさんBとの約束で、ある事情により、ブログには場所が特定できる情報は書かないことにしましたので、悪しからず...。わかる人にはわかってしまうかもしれませんが...。
ちなみに、おじさんBはバイクで40分かけて朝からそこにいらしていたのです。生暖かいある日の午後のことでした。あぁ、楽しかった!!!
(左)一斉にシャッターを切るおじさまたち
(右)黒○で囲ったのが、枝から飛び立ったばかりのチョウゲンボウ。この木は高さが20mほどあります。)
~ 水辺の生き物 ~
(左)親水公園の起点にある池のほとりに、コサギがいました。
(右)下流にもコサギが...珍しく枝に留まっています。(トリミングしたので、リンク画像も小さくてごめんなさい。)
<撮影こぼれ話>
親水公園を渓流沿いに下り、いつものように橋桁にある水車小屋まで来ると...長い望遠レンズをつけたカメラを持ったおじさまたちが、10人近くいらっしゃるではありませんか。きっとチョウゲンボウを狙っているのだなと思いつつ訊いてみると、案の定...。
なんでも、橋桁に3組の巣とツガイがいるので、6羽が飛び交っているとか。30分に一度くらいの割りで、どこかの1羽が巣に戻ってくるのだそうです。誰かが双眼鏡で覗いていて、それらしきが戻ってくると、皆が一斉に移動したりカメラを向けたり...。それぞれ縄張りがあるので、飛ぶ方向を見ていれば個別の違いもわかるのだそうで。
その日はあまり望遠の利かない一眼レフしか持っていなかったため、「私のこれじゃぁ、とても撮れませんね」などと待つ間に話していると、おじさんAが「ニコンのカメラ持ってる人がいるから、レンズつけ替えてもらったら撮れますよ」と半ば冗談のように言ってくれます。
そうこうするうちに、来ました来ました、1羽のチョウゲンボウ! 鳶ほど大きくはありませんが、お腹が白っぽく、なかなかかっこいい...。おじさまたちは俄かに忙しくなります。私がぼやぁ~っと空を仰いでいると、
おじさんB:(重そうなカメラのついた三脚をかつぎ)ついておいで! 撮らせてあげるから!
私:え?!? は、はい~っ!!!
どうやら、私とおじさんAの会話を聞いていた、ニコンの持ち主のようです。
おじさんB:(急いで三脚を据え)レンズを外して!
私:え?! 外し方知らない......
おじさんB:え゛ぇぇえぇぇぇ?!(仰天しつつ、私のカメラのボタンを指して)ここ、ここ。これを押して回す!
私:え?え?!......
おじさんB:(もどかしげに、すでに三脚から外していた自分のカメラを私に渡し、私のレンズを外してくれる。再び互いのカメラを交換し、)埃防止に僕のカメラにこれ(私のレンズ)をつけておくから、早くそれ(私のカメラ)を(おじさんのレンズに)つけて!!
私:え?これ?それ?つける?どうやって......?
おじさんB:(じれったそうに)この印とレンズの印を合わせてぇ......合った?大丈夫?そしたら右に回して!
やっとファインダーを覗き、
私:おぉぉぉぉぉ!
おじさんB:早く押して押して!
私:そっか!(パシャ) あ、こっち向いた!
おじさんB:ほら、押して押して!
私:(パシャ) あっ、目が合った!!!
おじさんB:だから、押して押して!!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
おじさんA:撮れた?
私:はい!!!
おじさんA:それは良かったねぇ!
おじさんB・C・D:(口々に)良かったねぇ!
ってな調子で、パシャパシャとおじさまの望遠レンズで撮らせていただくこと2回...それが別記事「春の親水公園(3) ~水辺の生き物(2)~」の写真です。おじさま方、本当にありがとうございました
おじさんBとの約束で、ある事情により、ブログには場所が特定できる情報は書かないことにしましたので、悪しからず...。わかる人にはわかってしまうかもしれませんが...。
ちなみに、おじさんBはバイクで40分かけて朝からそこにいらしていたのです。生暖かいある日の午後のことでした。あぁ、楽しかった!!!
(左)一斉にシャッターを切るおじさまたち
(右)黒○で囲ったのが、枝から飛び立ったばかりのチョウゲンボウ。この木は高さが20mほどあります。)
私たちの住む町にお詳しいpenさんでも、”あそこ”にチョウゲンボウがいることをご存知ではなかったのですね。興味があったら行ってみてください。
橋の下にも上にも、おじさまたちがたくさん来ていますよ。
遠方からわざわざ来るということは、人気者?レア物?なのでしょうか?
(いや、場所が特定できる情報が書いてないので、正確にはわかりませんが・・・)
親切なオジサンたちがいて良かったですね。
オジサンたちの姿も面白いです。