へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

キャベツの定植など

2017年04月21日 | 日記
こんばんは。

へなちょこおやじです。

いきなりですが、水稲って成長が早いですね。
種まきして6日でこんな感じです。


今朝(4/21)の様子


さて本日、午前中はC圃場にてレタスの定植準備です。

まず、レタスを定植する畝にⅠ型ぼかしを上からふりかけます。


Ⅰ型ぼかしは、米ぬかと籾殻、そしてEM培養液だけでできています。
栄養という点では、肥料というよりは堆肥にあたります。

完熟堆肥ではなく、もうちょっとで完熟するかなくらいの堆肥です。
当然、発酵分解が進むので熱がでます。
なので、定植する直前でなく、定植の1ヶ月以上前に施用します。

施用する目的は、土壌改良、畑の残渣の分解促進、苗の初期成長を促す栄養などです。

施用する量は、1㎡あたり0.44kg。
定植する面積は、1㎡×15mなので6.6kgとなります。
今回は7kgまきました。

その後キューホーで草取りしながら、軽くぼかしを混ぜます。

それが終わると次はハウスのビニール張りです。
風がほとんどなく、2度目で少しは要領がわかってきたこともあり、
思ったよりはやく終わり、余った時間にスイートコーンの脱粒をやりました。

午後も脱粒。3時半から講義で、今週の研修を終えました。



で、昨日はI圃場にてキャベツを定植しました。
この辺りは黒ぼく土で水はけがいいんですね。ここも畝をたてず平畝です。

まず一列づつメジャーで間隔を取りながら、ゼオライトで定植位置をマーキング。
列は50cmくらいの間隔で、株間は35cmの間隔です。



35cmだとわかりにくいので、まず70cm間隔でマーキング。
その後2つのマーキングの中間にもマーキングしていくと。

植えるキャベツは2種類で、一つは信州868というやつ。もう一つは忘れました(^^;)

キャベツ苗のセルポットは50穴。ナス、トマトの128穴に比べるとずいぶん大きい。
この大きめのセルで本葉4~5枚になるまで育てます。

ちなみに慣行農業だと、本葉2~3枚で定植するらしい。
小さくても化学肥料ですぐ大きくなるんだそうな。

定植する前にたっぷりの水と液肥を与える。
液肥は、フィッシュソリブルという有機認証のものを使ってます。念のため。

白いのはマーキング用のゼオライト

土は前日少し降ったので少し掘ると黒くぬれてる。
この状態であれば定植後すぐに水をやらなくてもいいそうな。

定植するときは、培土にも土をかけ、手で押さえて密着させます。


その際、葉っぱに土をかけてはいけません。
土が付くと病気になりやすいし、光合成もしにくくなります。

では、ちゃっちゃっとやっちゃいましょう。


慣れないと時間かかりますね。
一列25個で19列なのでトータルで475個。
今回7人でやったので早く終わりましたが、一人でやるとなると6時間以上はかかる計算。

プロの農家の人はもっと早いんでしょうが、
研修生はみんな素人なのでしょうがない。

キャベツは7月頭に収穫できるそうです。
また、7月下旬には2回目の定植をするそうです。

ということで明日から2連休。
まぁ、休みといっても苗の観察は行いますが…


つづく









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