高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

形式をそろえた問題を少し・・・。

2014-11-01 08:32:08 | 宅建試験 総括
今年の、機構の問46は試験委員の力作かもしれませんね。

得点は10点満点中9.5点というところでしょうか。

どういう問題だったか・・・。

・・・・・・・・・・・・

独立行政法人住宅金融支援機構(以下この問において「機構」という。)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

1 機構は、地震に対する安全性の向上を主たる目的とする住宅の改良に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

2 機構は、証券化支援事業(買取型)において、住宅の改良に必要な資金の貸付けに係る貸付債権について譲受けの対象としている。

3 機構は、高齢者の家庭に適した良好な居住性能及び居住環境を有する住宅とすることを主たる目的とする住宅の改良(高齢者が自ら居住する住宅について行うものに限る。)に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

4 機構は、市街地の土地の合理的な利用に寄与する一定の建築物の建設に必要な資金の貸付けを業務として行っている。

・・・・・・・・・・・・

肢1から3までは、「住宅の改良」で統一してますね。

こういう作問をしたいものです。

そして、解き方も、その住宅の改良とはどういうものかを想像して解けるはずです。

どうですか。

肢2は、長期のローンを組むわけですね。でも、改良のための費用はそれほど長く返すのにかかるでしょうか。

試験のとき、こんな考えが出てくれば見事です。

あ、10点満点でないのは、肢4も「住宅の改良」絡みでなかったからです。

では、また。

試験にうかる!!法律のカンタン思考術―宅建受験生必携
高橋 克典
住宅新報社

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