高橋克典の“法律 だいすきになーれ+ひとり言α”・・・・・ まずは“宅建資格”から

法律系資格を取得しようとする場合、まず民法の勉強はかかせませんね。さらに、好きになって得点源にぜひしたいものです。

本試験の問題の作問も私の予想問に近いものがあります・・・。

2019-09-23 07:41:37 | H25~30 うかるぞ直前予想問題


以前では、本試験に出そうもないような、しかし、私はよく予想問で作問する形式内容があります。

本試験問題で、解けるようになることが、予想問のよさだからです。

それは、どういう問題かですが、昨年の問37肢エがあります。

これ個数問題でもあるのですよ。

・・・・・・・・・・・・

宅地建物取引業者である売主Aが、宅地建物取引業者Bの媒介により宅地建物取引業者ではない買主Cと新築マンションの売買契約を締結した場合において、宅地建物取引業法第37条の2の規定に基づくいわゆるクーリング・オフに関する次の記述のうち、正しいものはいくつあるか。

エ クーリング・オフについて告げる書面には、Bの商号又は名称及び住所並びに免許証番号を記載しなければならない。

・・・・・・・・・・・・

もちろん、でたらめの内容ですから、×です。

過去問を十分やってない人(しっかり理解してこなかった人)が、このような内容を含む予想問題を解いたら、全くできないでしょうね。

この問題、その場で判断する現場思考型の問題となっています。

こういう問題が最近ちらほらでていますので、現場思考型の問題をわたしの予想問では、多く作っています。

過去問では訓練できず、慣れが必要ですから。

そして、この問題ですが、解法のテクニックは、実は簡単です。

それは問題文を常に図形化して考える癖をつけておくこと、この問題にかぎりません。

そして次が大事ですが、判断するにはこの書面の趣旨を少し考えてみる癖をつけておくことなのです。

そうすると、自分なりの理由ではっきりと正誤の判断ができると思います。

図をよくみると、Bは売主業者ではなく、媒介業者なんです。

だから、不要なんだろう、と。でたらめなんだろうと。判断です。

本試験で、大変不安となる判断ですが、やむをえませんね。個数問題ですから。

これで、一つ成長です。一歩一歩ですが。

最後まで、頑張れ。

では、また。 


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高橋克典
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