こぶた的思考―カラスのあしあと―

今うわさの「大殺界」。でも、それってどういうものなの?
これからのながーい4年間を記録してみたいと思います!

脱走

2005年08月21日 | Weblog
ダンナとの意志の疎通ができていない。
意志の疎通というか…ま、私がイライラしているだけなんだけど。
…私がイライラして、ダンナがグースカ寝てるっていう、この現状が、またイライラ私をさせるのかも。
どうせ眠れないので、近くのコンビニまで脱走してきた。
頭冷やさなきゃね…。

乗馬がしたい

2005年08月21日 | Weblog
乗馬、ずっとしてみたかった。

保険料とレンタル料だけで、乗馬体験ができるというので、やってきたのが「クレイン乗馬クラブ」。
郊外にある。とは言っても、仙台中心部から30分くらいかな。
けっこう近い。
こんなに近くに馬が50頭もいるなんて…驚きだ。

私が乗せてもらった馬は「ハピネス」という、15歳のあしげの男の子。
北海道生まれで、もともとは競走馬だったそうだ。
でも思うような成績が出なくて、ここにやってきたらしい。
指導員の方がいうには、とてものんびりとした性格で、「競走馬より、ここが合ってる」。
そっかー。よかったね。

いざ、馬を近くで見ると、とにかくでかい!
そして乗ってみると、想像以上に高さがあって不安定だ。
大人しいというハピネスだけど、寄ってくる虫を嫌がって、止まっていると常にしっぽを振り、足を振る。
体を支えているものは申し訳程度の鞍の背もたれだけなので、頼りない自分の足とたずなを握る手に力が入る。
すると、指導員のお兄さんは「はい、力抜きましょう」と言う。
…ここは、ハピネスとお兄さんを信じるしかない!
ふぅと深呼吸をして、肩の力を抜いて、その申し訳程度の鞍にもたれるように背筋をのばしてみた。
すると、不思議。
体が安定して、楽に歩けるようになった。
なんだ、私が悪かったのか?やればできるじゃん!
高さにも慣れて、すっかり楽しくなってきた頃、「ちょっと走りましょう」と言われた。
なんでもOK!いっちゃってください!
いい気になってみたところ、ハピネスは急に上下に激しく揺れながら走り出した。
いたた!お尻が痛いです、先生!
「はい、痛いですね」
まじ痛いです!
「では2拍子のリズムで、お尻をあげてみましょう」
あー、なんか見たことある、そのお尻あげながら走ってるとこ。
馬の上下に合わせてお尻あげるんだよね…こんな感じかな?
「それじゃ跳ねてるだけですねー」
やっぱり。
「跳ねた瞬間に、ぐっと力を入れてみましょう」
1、2のリズムで、跳ねたところにグッ!お尻が重いから、なかなかあがらないよー。
「いやー上手ですよ!初めてでこれだけできれば十分です」
…またまたうまいな、お兄さん。
なんて思いながらも、すっかりいい気になってしまった。

一時間も乗らなかったと思うのだけど、気が付くとすごい汗。
あっという間!とにかく楽しかった。
ハピネスの写真が撮れなかったのが、とても残念。
「ハピネス」なんて、いい名前だね。
とっても幸せな時間でした。


広瀬川灯籠流し

2005年08月21日 | Weblog
じぃちゃんが亡くなってから、 毎年8月20日の灯篭流しに参加している。
私は本当に家とは絶縁状態で、おじぃちゃんが亡くなったことも実家から連絡が無かった。
もちろん、お葬式にも行っていない。
でも、やっぱり世の中うまくできてるね。じぃちゃんちの近所に同じ課の人が住んでいて、「これ、おまえのうちじゃないか?」と教えてくれた。
血の気が下がる、というのを、初めて体験した。

じぃちゃんは毎朝かかさず、広瀬川のほとりを1時間ほど散歩していた。
山登りが趣味で、孫が小さい頃には、ゴールデンウィークはみんなで泉ヶ岳登山。
下りてきて、おこずかいくれるのが、すごく楽しみだった。

初めて灯篭流しに参加したときは、「願い事をお書きください」欄に、もうひたすら、ごめんなさいじぃちゃんごめん、としか書けなかった。
そのあとの花火大会でも、仲間がいるのに、ぼろぼろ涙がこぼれて心配させた。
次の年にも、やっぱり、ごめんなさい、と書いた。
花火大会の前に一人で泣いて、仲間と合流した。
去年は、ダンナと一緒だった。じぃちゃん、結婚して幸せだよ、と書いた。
今年は、おばあちゃんの元気な顔を見ることができてよかった。見守っていてください。と書いた。

灯篭流しなんて、自己満足でしかないと思う。
でも、私にとっては、おじぃちゃんとつながっている、大切な行事だ。