あたいのこばなし。

日々の様々な思いを発散すべく、書きつづり。

サプライズ。

2005年11月03日 02時16分29秒 | 今日の小話。
あたしはドキドキが止まらなくてどこから話していいか分からないし
本当に自分の身に起きている事なのかどうかも分からない。
ただ気持ちがフワフワフワフワしてて落ち着かない。

彼の事はまだよく知らないし、ドキドキしっぱなしだけどコレが恋なのかどうかも分からない。

「今日、約束に一時間遅れたのはコレ選んでたから。」って。

私は生まれて初めてペアリングをプレゼントされた。
こんなサプライズ、私が誰であろうと予想できるわけない。
何が起こったのか分からなかった。
私の思考回廊はショート寸前。
いや、ショートしてしまた…。

そしてまたなんでサイズピッタリなの?
「昨日手をつないだから、なんとなくカン」て…。
あたしだって、自分の薬指のサイズ知らなかったのに。

おいしいオムライスを頼んだのにお腹はペコペコだったのに胸がいっぱいで食べれなかった。
「春の雪」を観たのに上の空だった…。

右手の薬指にはめられたリングは妙に重かった。
だって私の気持ちがハッキリしない。
てか、そんな急にハッキリするわけがない。
ハッキリするわけないと思うのに、このヒト、何の迷いもなく真剣にスキと言う。
付き合ってほしいという。
彼に言わせれば、「ただただ偶然がいくつか重なっただけだけどかもしれないけど俺は全て縁だと思う」って。

恋のブランクが長いタケコには、すぐには処理しきれない問題である。
今まで押し専門だったあたいは、押されるのが苦手なの。

あたし、気持ちが決まったらしたらリングして逢いに行くよ。
それまで大切にしまっておくから。