郷土の歴史と古城巡り

夏草や兵どもが夢の跡

歴史講座を受講

2019-10-23 14:05:38 | 日記
 今日は、午前中、播磨「歴史・地域学の講座」に参加しました。

 場所はたつの市新宮町の「西播磨文化会館」、題目は「探訪・播磨と赤松氏」
講師は山上雅弘氏さん。事前申し込みにより300名定員でシルバー中心にほぼ満席状態であった。

講演メモ 忘れないうちのメモ記録(記憶ちがいはご容赦を)

 話の中心は播磨のエース級の城跡を次々映し出される縄張り図で最新の発掘や研究の成果をまじえて説明があった。

 兵庫県には国指定の史跡が18城跡。城跡の数といえば昭和50年代には780といわれてきたが今は陣城の発見等(カウントの見解相違も含めて)により1000を超える城跡が確認されているという。

 ここでは、ご当地の古代山城と中世山城が合体した城山城(国指定の要件を十分備えている)をはじめ、赤松の前期・後期の本城である白旗城や置塩城、そして上月城、龍野城、長水城、中道子山城等々、さらに三木の吉田住吉城跡など最近発掘調査されたホットな報告があった。

 置塩城の庭園は赤松の守護の権威を保つもの、また戦国末期に石垣や瓦の使用などに一足早く先端技術を導入していた事。播磨を制圧した秀吉は、大阪城の築城にも播磨から、その技術を利用したのではないかと。

 すでに登城された方にもこれから登りたいというかたにもそれぞれの城跡独自の興味ある情報を提供され、これからのシーズンに登っていただきたいとアピールされた。

 10時から始まった講演は最後の質問3人ほどの応答で予定通り11時半で終了。あっという間の1時間半でした。

 次の史跡巡りの案内チラシを受け取りました。 
定員30名 興味のある方はお早めに!