今日は久しぶりにプレコ飼育相談に
真面目に回答してますた٩( 'ω' )و
以下ワテクシの回答コピペ。
ペットエキスポしゃんを始め、ペットショップスタッフにこれらの意味がある程度分かる方ってどのくらい居るんだろうか(*´-`)
ちなみに商売でもなんでもない気まぐれ回答なので、かなーりざっくりで比喩を使いまくりーな回答でつ🥺暇な方はチャレンジしてみてね٩( 'ω' )و
回答1
<<画像ありがとうございます。
プレコ病ではなさそうですね。
感染症の類いにも該当する症状でも無いです。
となると、確定的な原因&症状判断は正直言って無理にはなるのですがいくつか可能性のあるパターンはあります。
古い餌やビタミン不足な餌を長期使った場合は同じ症状が出ます。ですが、この場合は死亡までもっと日数がかかり、部分的な壊死が発生して見た目が露骨にボロボロになるから多分違う。
可能性1・濾過材が古いガラス製の場合。リング濾過材がガラス製の場合で長期使用しているとこの症状はプレコや古代魚、淡水エイでは出ます。
ただし、これが出るには淡水エイで超早くて3年、アロワナやプレコなら10年ほどは使ってないと出ないかなぁと。
怪しいかなと思う点があれば
50%づつぐらい新品に変えるか
セラミック製の物に変えても良いかもです。
可能性2・広義の意味合いでの酸欠。これは様々な要因で結果的に酸欠になって死んでいくパターン。
感染症の症状が無く継続的に同属の魚が同じパターンでお亡くなりになる場合は、結局のところ酸欠が死因になってる事が多いです。
何かしらの物質が溶け込んで酸素交換が阻害される事全般の話です。
亜硝酸濃度が上がったら血中ヘモグロビンが酸素と結合できなくなって酸欠で死亡するのもここに含みますが、他の物質が原因でも同じです。
つまりは、何かしらの物質によって酸素交換ができない時で、尚且つ穏やかな交換効率低下での症状が画像と似ているなぁーと。
この、何かしらの物質が特定できないのが悲しい点ではありますが、分からないならお手軽に対処できる方法で酸素交換を阻害する物質を排除するか、酸素交換効率を上げて無効化しようって方向性の対処法も試す価値ありそうです。
具体的には普段からアクアセイフを規定量使用してみる。
そして怪しい症状を感じたら
飼育水とプレコをバケツに移動して
その中に規定量の2倍投入してエアレーションして15分ほど放置したら水ごと水槽に戻す。
あとは既存の水槽内PHが6.5以上維持できてるなら安い活性炭を入れる。商品の規定使用法は無視して1ヶ月毎の交換推奨。
さらにテトラバイタルのような水溶性のビタミン剤(粉末粉が入ってなければどこのメーカー品でもオケ)を通常飼育に使ってみて、無害な物質で飼育水を程よく汚しておくのも効果的かなと。
原因物質が何かわからないので
アクアセイフで酸素交換機能を強制的にアゲアゲしておきつつ、電気的な吸着で除去できるならラッキー精神で活性炭に投資。水溶性のイオン化した原因物質よりも電化的に優先的に酸素交換に影響を与えるメリットのある可能性と、そもそも導電率的に水が綺麗過ぎてダメな可能性も考慮してビタミン添加剤で安全に水を汚すトリプル作戦٩( 'ω' )و
ここまで書いて、微妙に水道水が綺麗過ぎてダメな可能性をやや高く感じてますのでアクアセイフはやっぱり必須かなぁと。
そしてこれが原因濃厚となった場合、バイタルだとコストがかかりますので
PSBでも同様の効果狙って良いかもと思ったり。
水質改善ってよりも、安全に水を汚してあげる感覚です。
回答2
<< あっ!パワーハウスも高級な方の表面ボコボコなヤツは耐久性が低くてガラス濾過材と同じ寿命になります。PH下げる系にはパワーハウスの安い表面ツルツルな業務用が20年以上保つのでおすすめですよー。
ちなみに表面積違っても大型魚やプレコを飼う場合は粘膜などですぐに微細な穴が塞がって意味無くなるので業務用タイプ推しですw
アクアセイフは初めだけ水槽水量に対して使って、それ以降は新しく入れる水量分だけでオッケーです。
アクアセイフの酸欠防止する原理は簡単に言えば、エラの毛細血管の粘膜を人工的に瞬時に作り出せるから酸素供給が可能になるんです。
PHショックにしろ、病気にしろ、酸欠になる原理がエラの毛細血管の粘膜が剥がれたり傷んでしまうと、酸素交換ができなくなるのが魚類の宿命でして、そこを瞬時に人工粘膜で補う事で酸素交換する条件を無理やり復活させられるのがメリットなんです。
停電で大型魚が酸欠になってひっくり返っても、エラにアクアセイフを直接スポイトで流し込んでから口に水流当て続けると回復させられるぐらいの効果があって実はすごいんです。
人間用で言うならコロナ禍で有名になった人工肺のエクモ的存在ですね。
コロナによって生じる肺炎での死亡は結局のところ人間も同じで酸欠ですから、血中の酸素濃度維持は極めて重要で、何よりも優先して確保しておく最優先事項でつ🥺
伝導率が低いので、それつまり不純物が少ない綺麗な水ではあるんですが
エラ呼吸する際にも、エラからアンモニアなどをオシッコとは別に排泄する際にもイオン交換の原理である程度の電解質を利用して余計な物を排泄してってのを繰り返してるんです。
中学生ぐらいの時に理科の授業で見た記憶が朧げにあるかもですが、水に何かが溶けるとプラスイオン化した物とマイナスイオン化した物に分かれて存在してる的な。
これらの物質を直接吸収して栄養にしている訳ではなくて、例えば酸素を血中に取り込む際の触媒的な存在として使われていると考えれば理解しやすいかなと。触媒が無くてもすぐにはダメにならないけど結局は効率がめちゃ下がってダメージ蓄積する感覚です。
それらの中で導電性が有る物質の総量を測るのが導電率計なので、その数値が30弱なのはかなり低いから、安全にもうちょい水を汚す事もリスク回避に大事かなぁーと思いました。
人間でもRO水(純水)飲むとゲリしちゃう=超綺麗な水は生き物にとって毒にもなる。
サカナの場合はエラ呼吸なので
そのダメージが生命維持に最重要な
部分にもモロに襲いかかってきますので、結構大事なお話にはなるんですけど水道水が綺麗すぎる地域は全国的には少ないから実例が乏しくなりがちなんだと思いますよー。