ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2019年07月05日 15時05分43秒 | 読書
「南国かつおまぐろ旅」
著者:椎名誠

関連記事等は資料室(仮):「椎名誠」をCLICK!

「新宿赤マント」シリーズ4作目。

だしぬけに「今給黎教子の船で酒盛りをしている」なんてシチュエーションが出てくる辺り全く油断できない。
しかもカヌーイスト野田知佑、写真家佐藤秀明、料理人の林さん、ドレイ米藤…ともう嬉しくなっちゃう面々である。

当時著者が作っていた映画の関係で…小さな村や離れた島を巡り、その土地土地で飯を喰い酒を飲む描写がいちいち美味そうで実にけしからん。

特に本著の中盤「椎名節」が全開になる。実に楽しい。

とにかくこの本の間じゅうずっと旅をしている。
そして読んでいる間じゅうずっとその旅のお伴をしている感覚に陥る。

これは椎名誠の魔法だ。

蛇足…解説の沢野ひとしが真っ当な文章書いてて驚いた←

「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「変な物件展示場」 | トップ | 偽ついった〜 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事