ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2021年05月16日 19時42分17秒 | 読書
「ボクはこんなことを考えている」
著者:大槻ケンヂ

大槻ケンヂまとめページっ資料室(仮):「大槻ケンヂ(オーケン)」

「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイヤモンド」
 …世の犯罪者や予備軍が、この話を読んでさえいれば…。シレッと書いているが、オーケンの評価爆アゲの一編である。

「愛と憎しみのタイアップ」
 …これも笑いに昇華しているが「ロッカー大槻ケンヂ」の本音だろう。「サイキック青年団」でも熱く語っていたのを思い出したよ(恒例超絶激古ニッチネタ)。

「妄想の女(ヒト)」
 …文中「妄想の女」が送って来る「毒電波」な手紙の文面が一部掲載されているが、これはまんま筋肉少女帯の「妄想の男」の歌詞で…元ネタ実在したんかい、とw

「寒空の下、彼はツイストを踊っていた」
 …誰だろうこの歌手…。頭の中にはたった一人しか思い浮かばないんだがww


本編中、井上陽水や森高千里について熱の籠った考察を披露している(陽水に至っては二回も)。
コレは内容的にもオーケンにしかできない事で、凡百の専業作家よりもよほど上手い文章でありながら凄まじくマニアックな話も織り混ぜつつ、スルリと強烈な真理を挟み込んで来るから全く油断もスキも無い。


「のほほん」とか「ほのぼの」とかのコピーにウッカリ丸め込まれそうになるが…本業が一体何なのか、マジでワカラナくなるw


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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