ゑんぢんぶろぐ

のんきそうには見えますが頭の中は不安で一杯。あまり過大な期待と責任は負わせない方が互いにとって身の為です。いやマジで。

シリーズ「読了」

2022年02月06日 16時33分14秒 | 読書
「オーケンの のほほんと熱い国へ行く」
著者:大槻ケンヂ

 著者まとめページっ資料室(仮):「大槻ケンヂ(オーケン)」

本来「暑い」だが、あえて「熱い」である理由は作中で語られる。

生半可な「旅行記」よりもハチャメチャな方が「リアル」(ただしあくまで「無事に帰って来た人目線」であるが)。

本著はまさにソレだ。

そもそも「熱い国」へ行く事になった顛末からしてハチャメチャ。

元・筋少マネジャー「のーの」(…貴方「行きそで行かないとこへ行こう」で失踪してましたよね?←その顛末も語られているw)始めとする同行者もなかなかなキャラ揃いだが、何より「インド」「タイ」で出会うヒトたちがとにかくモノ凄すぎてw

様々なアーティストが感銘を受け人生を捧げた「聖地」が「実はこんなマチ」で…てのはまぁ意見には個人差が、な話ではあるが…日本とは比較にならない(比較しようのない)「エネルギー」に満ち溢れた国である事には間違いない。

その様子が著者の鮮やかな筆致で活き活きと描かれている。
そして旅先でちょいちょい絡むバックパッカー(だけじゃないが)がそれぞれ「とても良いヒト」でほっこりする。

どうにも窮屈な日々に、著者の「のほほん」は安らかな「癒し」を与えてくれる…シーン「も」ある←


蛇足…そこここに散らされた「著名人」のチョイスが誠に「著者らしく」…解るヒト居るのかよwと心配になるw


「満足度:◎」
◎:オススメ
◯:まずまず
△:好きな人もいるかも
×:読まない方が…
※:絶版キボンヌ

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