「親孝行プレイ」
著者:みうらじゅん
実は出版当時(2000年頃)から存在は知っていた本。
改めて読もうと思ったのは…間違いなくオレ自身の心境が変化した事にある。
「親孝行プレイ」という「親孝行の正しいスタイル」を提唱する著者から読者諸君への講義という形を取り、順を追って語られる。
はじめに――で高らかに「親孝行とはプレイである」と宣言する著者。
その三行あとに…おいw
なんて単語を引き合いに出すんだコラw
著者曰く…
「親孝行プレイ」に際して「子供」側は、「ホスト」「ホステス」や「○○嬢」「ボーイ」…全ての役割を担うのだ、
「親孝行プレイ」は諸君が親に対して行う奉仕プレイなのだ、と。
63ページ…シレッと親孝行の為なら○○の犠牲くらいは…って恐ろしい一文ががが
(超小声…ピカチュウだよなw)
68ページでは「ゴジラ盗難事件」に触れるww
息子(著者)最後の味方「母性」のエピソードだ…そんなやり取りがあったのかww
107ページ…「シャーク兄弟」って誰だよww
(別項で長嶋茂雄、アントニオ猪木、北野武の実名があるのであえて変えたワケではない)
終盤、下記の「見仏記」シリーズとも交錯するいとうせいこうとのコンビネーションワークも見せつつ…。
著者独特の文体が自在に走り回った挙げ句…文庫版あとがきのラスト9行で照れ笑いしながら最上級の親孝行プレイを放つのだ。
著者の出演した映画
っ「ギララの逆襲/洞爺湖サミット危機一発」
いとうせいこうとの共著
っ「見仏記2仏友篇」
っ「見仏記」
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※:絶版キボンヌ