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情報はチカラだ!

情報があれば、うまく伝わるルートがあれば、わかりやすく整理されていれば、きっとチカラとなるはず。

状況のプレッシャー~刑事事件有罪率99.9% 裁判官も評価が怖いのか

2007-01-23 17:26:58 | Weblog
「それでも僕はやってない」の周防監督が朝日新聞のオピニオン欄で意見を出している。(朝日070122 8)

「裁判官が「疑わしきは罰せず」の原則を貫きにくくなっている事情を考えると、その背景にあるのが刑事裁判での有罪率99.9%という数字ではないか。
裁判官は無罪推定に立って、公判をスタートするのが建前だ。だが有罪率99.9%という現状では、なかなか無罪推定に立てないし無罪の確証がない限り無罪判決を出しにくい。また、元裁判官が書いた本を読むと、無罪判決を出す場合、不安なのが上級審で、判決が覆らないかということだと述べている。」

と、実績である99.9%のプレッシャーについて指摘している。
原則にたてば、あるべからざることであるにもかかわらず。
大体が99.9%という数字自体がおかしいではないか。原則に立っていたら不可能な数字と思われる。
にもかかわらず、賢いはずの裁判官が、(いや賢いからこそなのかもしれないが)、自分の過ち(評価?)を上級審から突きつけられるのを恐れて原則をたがえてしまう・・・。

まさに監督の指摘のとおり
「しかし最終的に、無実の罪に問われた被告を救うことができるのは裁判官だけだ。少なくとも被告人が無罪を主張している裁判は十分すぎるほどに慎重な審理を尽くしたうえで判決を出してほしい。」
と望みたい。

IT化で混乱する会社~カラーや派手なフォントは有用か?

2007-01-19 17:40:30 | Weblog
書類に多色使いはかえって理解を妨げはしないか?

看板や販促ツール(しかも売りたいモノによるだろう?)じゃないのだから、長文の書類にそのフォントはないだろう・・・というようなモノが多い。

「むしろ読まないでほしい」と思って使っているなら、高度な技、ともいえるが。

雑誌などのレイアウト、カラー使い、フォント使いが一番参考になると思う。

IT化で混乱する会社~書類化する情報が多すぎないか?

2007-01-19 17:36:10 | Weblog
パソコンの中に情報があるのだから・・・と日報・週報・月報。レポート、分析、報告。
同じデータをいろんな書類に使いまわす。

様式が同じであれば問題はないのだが、各書類のフォーマットを決めた人間がバラバラだから、単純にコピーできない。

ホントにその情報必要なんですか?
転記するのに簡単なフォーマットにしたくてもその権限が与えられていない人間が書類作らされているんですけど・・・。

時給の無駄遣い、としかいいようがない。こんな事態が大量発生中!

IT化で混乱する会社~現行化された情報はどこに?

2007-01-19 17:31:46 | Weblog
業務手順や事務処理要領などに変更があったとき、主管の部署からメールが送られてくる。

でも、その業務・処理にたびたび携わる人間以外は、「変わったんだ」程度の認識。
さて必要になったときにはその情報は大量のメールに埋もれている。

「原行化したマニュアルはどこに?」と思っても、マニュアル化にはスキルも必要、時間も必要、作られていない場合が多い。

さて、今現在の手順やいかに?
急手順を知っている人、新手順を知っている人、入り混じった情報のなかから真の手順を発掘することは至難の業。

リストラ、派遣社員の導入などに向け、整理されていなければならないはずの情報がむしろIT化で混乱していることが多い。

IT化で混乱する会社~無用な情報細分化

2007-01-18 17:41:46 | Weblog
エクセルだのアクセスだのをおもちゃ代わりに喜んでいる管理部門の残業小僧たちが多いおかげで、項目ばかり多くてわかりにくい報告様式が蔓延する。

販売現場のことも考えておくれよ。

その項目は本当に経営・販売に役に立つのか?
役に立つなら各項目に該当する数値として何を入力してほしいのか、その定義を明確にしてほしいのだ。

定義を明確にしていないで、複数箇所から報告をもらって集計するなら、その合計数値には何の意味もないと思うのだが。

データを扱う以上は、このような原則をわきまえてほしい。

まあ、こういう状況は
「どうせ意味がなさそうな報告だから、それらしい数値を捏造しちゃうよ」なんていいわけにも使えるのですが・・・。

IT化で混乱する会社~メールのおかげでムダ情報だらけ

2007-01-18 17:36:35 | Weblog
メールで簡単に同報できるようになった結果、「あっしには関係ねえよ」というメールが山のように届くようになった。
関連部署の全員に送っているのだろう。
送信先リストが膨大すぎて、もしくは「文書収受者」なる設定の中身が見えないものだから、上司からまた同じものが転送されてきて、それだけでなにがなにやらわからん状態。

必要なメールが埋もれてわからない。
不要メールを送りつけてくる相手を別フォルダに入れておきたくても、たまに関係ある情報も入ってくるから、一概にが排除できない。

で、ごみの山から必要なものをより分ける作業に翻弄される。

社内メールの害は、チーム「情報はチカラだ!」のメンバーのサラリーマンたちに聞くと、どこの会社でも同じらしい。

防犯ビデオ映像は簡単に見せるのか?~バラバラ殺人

2007-01-18 17:28:36 | Weblog
バラバラ殺人の容疑者がその妻だった!という一報を聞いたとき、いろいろと引っかかる点があった。

その1・
「防犯カメラ映像って同僚程度でも見せてもらえるの?」

同僚が防犯ビデオ映像を確認していたのが容疑者割り出しの決め手だったというのだが、「防犯カメラ映像って同僚程度でも見せてもらえるの?」
今日び、どこのマンションでも防犯カメラを設置しませんか?との営業が絶えない。
でも設置した場合にこんなに簡単に管理会社が見せてしまうならなんだか逆に犯罪を誘発しそうで怖いなあ。
管理会社はどんなふうに関係確認をしたのだろう。
本人は不在だし、家族(容疑者)には確認とっていないのだろうし・・・。
管理会社の名前が知りたいところです。

その2・
「女の力でもバラバラにできるんだ?」

この疑問が先で上の疑問は後なのだが、なんだかね。



不二家事件に思うこと~本社の作る「社内基準」は的確か?

2007-01-17 17:37:00 | Weblog
不二家では自社で定めた基準を大幅に上回る細菌を検出したモノを出荷していた。
法定基準も超えているのだそうなので、まあ問題あるのかも知れないが、とりあえず健康被害の報告もないらしい。

とすると、この基準って何だろう?

長年のサラリーマン経験からすると・・・
本社が対外的メンツや社長へのリップサービスのために過剰な目標を立てる。
現場にそれを要求する。

消費者のニーズもなければ、達成みこみの根拠もあいまいなまま。
コスト計算すらされていないのに。

一度決まるとそれが一人歩きする。
はじめはオオボラであっても、一度決まってしまったら連帯責任だ。
現場にも「必達目標」とされてしまう。

マスコミには、「社内基準」を遵守させられない社内責任、ではなく、「社内基準」が適正な目標であるのか?それが決定される経緯に問題はなかったのか?にメスを入れるようお願いしたい。
それを犯すと健康被害をもたらすかもしれないような「本当に遵守すべき目標」を食に携わる現場の人間が踏み外すのかどうか、確認してみたいのである。

地震に備える具体的情報がほしい~行政パンフに不満

2007-01-16 17:41:29 | Weblog
地震対策として、行政が印刷配布しているパンフの類。
その情報に納得がいかない。

■冷蔵庫は転倒防止を
具体策を示すべき。
新潟の地震の際、「固定していたのに・・・」と嘆く人をテレビニュースで見たのだが、針金と釘で冷蔵庫を結び付けただけだった。もっと具体的な情報提供が求められているのだ!
■窓・棚のガラスには飛散防止フィルムを
行政の展示会などで見る限り、インテリア性が低すぎる。
もっとなんとかならないのか。
あれではいくら呼びかけてもはりたいとは思えない。
防災アドバイザーの方が、4隅にのみはることを薦めていたが、その根拠も不明で疑問が増すばかり。
■家具は店頭防止器具で固定する。
具体的には、ツッパリ君などの絵が描いてあるのだが、ほかにもダンボール箱など面で支えるほうが効果的という説もあるのだが、その点はどうなのだろう?
■水を確保しておこう
(風呂にため置きを)というがマンション住人にも有効なのか?
■エレベータに乗っていたときの注意事項は多いがエレベータ会社の連絡先は、内部だけでなく外部にも表示するなどの指導が必要ではないか
■持ち出し品
「お米」が入っているが煮炊きはできない、できにくい、推奨しないとも聞いているが
「通帳」「健康保険証」が入っているが、コピー鋭意と聞いているが
具体的にどんなものがどんな風に役に立つのか、必須のものは何なのか、などの切実感が伝わらない。
結果、「備えない」住人を生み出す負のサイクルに加担しているような気がする。

「油脂」「糖分」などを備えたほうがいいような気もするがどうでしょう?


消費期限は消費者のミカタか?

2007-01-15 20:54:09 | Weblog
またまた消費期限問題で大手メーカーがつるし上げられている。
■不二家の消費期限切れ牛乳利用問題

でも1主婦としては、「消費期限なんて無視しても問題ない場合が多い」ことを経験的に知っている。
消費期限・賞味期限に神経質なスーパーに買い物に行けば、割安にものが買えるし、1週間くらい過ぎたってどうってことない商品も少なくないのだ。

食品のプロが行う消費期限ムシ。なんだか、信頼が置けるような気がするのは私だけだろうか?

今日び、アレルギーや原因不明の病気も多い中、リスクを犯して無視できる度胸はたいしたものだ。

これら一連の吊るし上げを恐れて、各社が消費期限遵守、必要以上の自己規制を始めたとき、コスト負担を求められるのがわれわれ消費者であることも忘れてはなるまい。