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情報はチカラだ!

情報があれば、うまく伝わるルートがあれば、わかりやすく整理されていれば、きっとチカラとなるはず。

■柳沢厚労相発言の本当の問題~「わかりやすくない!」

2007-02-02 06:50:35 | Weblog
「産む機械、装置の数は決まっているから、あとは一人頭で頑張ってもらうしかない」という柳沢労相の失言。
「人口統計学の話をしていて、イメージをわかりやすくするために子供を産み出す装置という言葉を使った」とのこと。

反感とか傷つくとかいやだとかいって批判されているようだが、一番の問題は
「わかりやすいつもりで使った言葉が■わかりやすくない■こと」だ。

統計学だから、というかもしれないが、機械のように一律に生産しないし、「したくない」もしくは「できない」、と考えているその理由こそが少子化問題の根っこなのに。

問題を見誤っているかわかりやすいつもりのたとえがまったくわかりやすくないといったところこそが批判されるべきではなかろうか。

よって、お詫びの言葉とされる
「不適切な表現を用い、女性の方を傷つけたことについて改めて深くおわびしたい」
については、

傷ついたのは「女性」ではなく「あなたの知性に対する評価」だよとお返ししたい。

保育園の行事スケジュール情報を育児ワーカー向けに

2007-02-01 06:30:51 | Weblog
保育園では、0歳児からの保育が多くなっているためか、
行事については
「すでにどんなものか、どういうスケジュールで行われるかを親が知っているだろう」と思っている節がある。
少数派ではあるが、中途で入園してきた人間はわからなくて混乱することがある。

行事があることを知っていても
「保護者参加OKなのか」
「何月何日に開催」
「何時に始まって何時に終わる」

などの情報がほしいのだ。

遅く情報が入ったために(1週間前に知ることになって)
本当なら出席したいのに仕事の調整がつかずダメになったり、
まる1日休まなくてもよかったのに・・・ということにもつながるので

育児ワーカーにとっては仕事のスケジュールや年休などがホントに貴重なのだ。
そのあたりへの対応がいまいち配慮に欠けている。

保育園と父母会が連携してきめ細かにしていくのもよいだろう。

日本文化はダイナミックだ!~護摩修行と歌舞伎と河内音頭

2007-01-29 17:31:04 | Weblog
護摩修行を見た。
門前仲町深川不動堂。

法螺貝の音。派手やかな色の衣のお坊さん。
太鼓の音。声を合わせた念仏(といっていいんでしょうか?)が大きくなり小さくなり、独唱になり。

太鼓の音は腹に響き体を振るわせる。
護摩の炎は大きくなり、小さくなり、火の粉を撒き散らし・・・。

堂内は人が満ちていて、炎と音の一大エンターテイメントのよう。
希望者の袋物を預かって火にかざしてくれたり。とサービスも満点。

信仰心とは別に純粋に楽しい。
日本の仏教というと静といったイメージをもってしまったのは、なぜだろう。

これとおなじように日本文化も「静的」なものばかりでなくダイナミックだなと感じさせるのが、歌舞伎であり、河内音頭。
河内音頭の踊りをみるとぶったまげる。
盆踊り、などのイメージをまったく裏切って、めったやたらと動的である。
見ているだけで楽しくなる。踊るのは難しそうだけど・・・・。

歯をよく磨く人は歯周病に要注意!? 歯のコンサルが受けたいよ

2007-01-25 13:15:24 | Weblog
人間ドックにいったら、歯の磨きすぎだとか。
力が入っているので歯肉が下がり、根元は細くなっているので、そこに食べかすが残りやすくなるのだとか。

3分磨くといいというのを信じて、新聞を読みながらテレビを見ながら磨いていたのが裏目に。
3分磨いてもいいチカラの程度があるらしい。
ショックだ。もっと早く知っていれば、こんなに歯肉は下がらなかったのに。

健康にかかわる重要情報なのに、断片的過ぎるからこのざまだ。
年に1度は歯科検診受けていたのに、そういう助言もなかったな。
歯肉の落ちている理由なんてさまざまあるのだろうし、長々話している暇は歯医者にはないのだろう。

でも、お金をはらってでも細かくアドバイスがほしかったな。そんなサービスがなかったこと事態が問題ではないか。

本人確認書類のコピー

2007-01-25 13:03:35 | Weblog
銀行で本人確認証を提示したらコピーをとられた、と投書がのっていた。(20070119朝日14)
コピーをとることをいぶかしんでいるが、きっと、銀行社内で本当に確認したのだ、ということを照明する必要があるのではないか。
内部・外部の監査用に不要なデータがたくさん作成されているのである。

複数人の確認印などでもいいような気もするが・・・

IT化で混乱する会社~様式づくりは重要なのに

2007-01-25 12:52:55 | Weblog
会社では報告様式の定まった書類も多い。
しかし様式が元でミスが起こったり、入力のテマが増えたりするのだ。

たとえば、毎日集計する日報は、入力を考えれば1日1シートに収めたいのに担当者別にシートを分けられていればシートを替えるための1クリックのテマが増える、といったように。

伝票や申込書などであれば、記入の注意点、確認の注意点が的確に表現されていれば、作業の流れの中で行えてミスが防げる場合だってある。

様式を決めるのは、業務に精通し、具体的な手順がわかっている(または理解できる)人間が行うべきなのだ。

こんな重要業務を業務を知らない本社の人間が片手間に行い、事前照会もないのだから実務は混乱する。
また、考え抜かれた様式があれば、各現場で少ない人数で時間をかけてそれぞれ様式作りをしなくてもいいのに、といったものに限って、統一様式作りをしていなかったりする。
膨大な時間(人件費のムダ)が発生する。

責任明確化の意味でも外国の法律と同じように様式に製作者の名前でも付けてほしいものだ。

ホンネで議論できないと・・不二家、司馬遼太郎、ソロス

2007-01-25 12:17:58 | Weblog
■不二家の不祥事についていろいろ考える。職人堅気が災いしたというような話しも聞く。
本当に必要な衛生管理と社内基準はずれていなかったのか。

社内基準が不必要に厳しいから守らなくてもいいや・・・という機運がなかったか(往々にして企業内にはそういうキブンが蔓延している。目標値は社長などへのリップサービス的お飾りがついているので)
そんな点に着目したいのだ。

■ホンネで議論できない雰囲気が蔓延すると、ろくなことにならない。と考えているところに
■20070120(土)午前中にNHKで司馬遼太郎の講演?をつなぎ合わせたような番組をやっていた。見るとはなく聞いていたら以下のような話。
明治のころとくらべてなぜ日本がだめになったか。その転換点は日露戦争で勝った。辛勝でありとても領土やカネを要求できるような状態ではないのに、日比谷で民衆が気勢を上げると、マスコミもそのキブンに加担した記事を出し、あおった。現実、実態をみない傾向はここから始まったのではないか、と
■なぜか部屋に放置されていた2006年11月6日朝日夕刊2面に
「ソロス氏の言葉」として芸国の著名な投資家ソロス氏が来日した折にインタビューした高成田氏の文章が載っていた。
ソロス氏は靖国神社の話をしたそうだ。「博物館の説明が歴史をゆがめているのにショックを受けた・・・日本人の記憶とアジアの人々の記憶との違いが大きくなればそれが今後の対立の原因になる」「現実とその解釈の間に大きな溝があれば意図しない悪い結果をもたらす。だから歴史や現実の誤った解釈には、十分に注意しなければならない」「これは資本市場にもあてはまる」

■地に足をつけて本質を見極めないと痛い目にあうのはわれわれ自身ではないか。

「中国の台湾です(留学生談)」~光華寮訴訟決着で思い出すこと

2007-01-24 17:34:29 | Weblog
1985年、留学生に「どこからきましたか?」と聞いたその答え。
「中国の台湾です。」

中国が台湾を領土だと主張していることは知っていた。
でも台湾の人は、中国を拒否しているのでは?
と思っていたので、その答えは意外だった。

でその後、当時、(今の詳しい状況は知らない)台湾は中華民国を主張していて、中華民国の領土は中国全域である。ということ知った。

当時のいわゆる中国は、中華人民共和国のことだったので、台湾の人の認識(公式見解?)は、意外に感じられたのである。

中国大使館が中華民国から中華人民共和国に移る際のゴタゴタや羽田からしか台湾にいけなかった事情など、世の中にはあまり知られてはいない。

京都の光華寮明け渡し訴訟決着へとの記事を見ながら、このようなことを思い出した。

広告がないメディアの可能性

2007-01-24 17:24:34 | Weblog
アメリカにも広告のない。月刊誌がある。「コンシューマー・リポーツ」web版含め760万人の購読者からの販売収入が、年間の予算260億円。職員数520人という巨大組織を支える大黒柱。(20070123朝日11)
日本にも月刊消費者や暮しの手帖があるが、やや低調か。

広告をとらない通信社の役割も大きいと思う。

広告主の力が強すぎては、情報に、ゆがみが出る可能性は高い。

状況のプレッシャー~バブルの終焉は予想しなかった

2007-01-23 17:32:51 | Weblog
バブルが壊れて、不況の真っ最中にあるパーティで大手銀行のそれなりの地位の方と話す機会を得た。
「バブルの時期、本当に、好景気がいつまでも続くと思っていましたか?」
ずっと聞きたかった質問をした。

「思っていました」
意外な答え。

誰かがババを引くと知りながら、自分だけはババを引かないと思ってマネーゲームを続けていたのだと、私は信じていた。
ところが、渦中にある人たちは、まだまだまだと信じていたというのだ。

日々のお金の動きに追われ、景気の良いことを言わなければ納得しない社内会議など、狂った情報をもとにいれば、狂った判断ができあがるというわけか・・・。