新世界都市伝説ノート~事実の裏に潜む真実~

新世界が始まる…今までが崩れ落ちる…僕らは生まれ変わる。無限大のエネルギーを感じて…

ソドムとゴモラはどのようにして滅んだのか?

2023-09-28 13:10:58 | 聖書

硫黄は青く燃えるそうです。

実際にソドムとゴモラは存在したのか?

諸説あるが、死海の南あたりにあったのではないかと言われている。

おそらく昔は、死海の南側は湖の底ではなく平地だった。

アブラハムとロトが分かれるときにロトはなぜわざわざ治安の悪いソドムとゴモラへ向かったのか?

ロトは、「山へ移り住みなさい」という神の使いの提案を断り、町へ逃げ延びた。

ロトは山暮らしは嫌いで、「低地の町々に住んだ」と書かれている。

死海からティムラ渓谷のルートでは、300個ほど町が並んでいたという。

ロトは都会が好きだったのでソドムとゴモラに住んだ。

(私もロト派です。でも都会に住んでいると色々な誘惑に負けてしまうので、田舎に住んでいます。また、都会にすみたいなぁ…)

死海からティムラ渓谷は、低地のエリアであった。

今では死海の底であり、調査が難しい。

しかし、ソドムとゴモラの名前は記録として残っている。

現在のトルコにはガズィアンテプという都市があるが、そこにはかつてエブラという王国があった。

エブラは紀元前2000年以上前に存在した王国だが、その遺跡から大量の粘土板が発掘され、そこには実在した町の名前が全て記録されていた。

その中にソドムとゴモラの名前が登場している。

同じころのエジプト王朝の記録にもソドムとゴモラは登場するので、ソドムとゴモラが実在していたのは確からしい。

では、聖書にあるように、ソドムとゴモラは、実際に降り注ぐ硫黄の炎によって滅んだのだろうか?

硫黄は火山から取れるが、死海の周辺に火山はない。

しかし、このエリアでは、天然のアスファルトが地面から湧いている。

アスファルトは原油が成分で、火をつけたら燃える。

実際にアスファルトが燃えて消滅した町の遺跡も出てる。

では、硫黄は?

実は死海から硫黄が取れる。

死海は標高マイナス422mで、世界で一番低い湖。

周囲の山々から死海へ水は流れ込む。

そして、死海から流れ出る川はない。

なので、死海の底に流れ込んだ全ての成分が堆積していく。

石灰と有機物が堆積したところにバクテリアが働いて硫黄が作られていく。

こうした死海周辺の環境によって、ソドムとゴモラの最期のような大規模な火災は起こりうる。

しかし、硫黄の炎が天から降り注ぐイメージとまでは行きづらい。

2021年9月、ヨルダン渓谷のトルエルハマルという古代集落を発掘調査していたカリフォルニア大学サンタバーバラ校のジェームズ・ケネット教授を含む国際研究チームは「この集落は隕石による空中爆発の衝撃によって破壊された」という論文を発表した。

隕石の空中爆発はほぼ確実にあったとのこと。

爆発後400年は無人のエリアになっていた。

衝撃波は相当のものと思われる。

状況をイメージしてみると、アスファルトと硫黄の大火事より神の怒りっぽい。

ただ、隕石の空中爆発が起こったのは、紀元前1650年ころ。

聖書の記述では紀元前2000年ころなので年代的なずれはあるが、ソドムとゴモラの状況が実際にあった可能性は高い。

それとも、ムスカの言うように、天空の城ラピュタによって焼かれたのだろうか?


ムスカ「ソドムとゴモラを滅ぼした、天の火だよ。」ソドムとゴモラ、どんなお話?

2023-09-27 14:29:58 | 聖書

エジプトを追い出されたあと、従者たちがもめごとを起こすようになったので、アブラハムとロトは二手に分かれることにした。

アブラハムはカナンへ再び戻り、アブラハムの甥ロトはソドムへと向かう。

ロトが向かったソドムは邪悪な土地で、極悪人だらけであった。

アブラハムはカナンでゆっくり過ごしていた。

あるとき、三人の人がアブラハムのほうを向いて立っていた。

アブラハムはこの三人が神の使いであることを直感した。

アブラハムと三人はいろいろと会話をする。

「春には男の子が生まれるよ。」

「ホンマですか?」

(いや、さすがにこの歳では生まれへんやろ!)と、心の中でフフンと笑った。

すると突然創造主ヤハウェが現れた。

「なぜ笑う?大丈夫、来年の春には男の子がうまれているのだ」

「笑ってません!」

「いや、笑ったやろ。

ソドムとゴモラは極悪な町で、叫び声が私の耳にも入ってくるんや。

今からこの3人の使いの者たちはソドムとゴモラを見に行く。

この叫び声がガチやったらソドムとゴモラを滅ぼさなくてはならない。」

ソドムとゴモラといえば、ロトの住んでるところだ、どうしよ?

「あなた様は正しいものと悪いものを同時に滅ぼされるのですか?

もし、ソドムとゴモラに50人の正しいものがいたとしたら、あなたは正しいものとわるいものとを同時に殺すようなことを決してなさらないですよね?」

「もちろん。もし、ソドムの地に正しいものが50陣入れば、その街を滅ぼさない。」

「それでは正しいものが45人だったらどうでしょうか?

「45人でも許そう」

「それでは40人だったら?」

「許そう」

「それでは35人だったら?」

「許そう」

こうして、アブラハムは最終的に10人まで減らすことに成功した。

そして、3人の神の使いはロトの元へ赴く。

ロトは彼らが神の使いであることにすぐ気づき、もてなした。

ロトが神の使いたちをもてなしていると、村中の人たちがロトの家を囲んだ。

「今夜お前のところに来てた美しい人たちはどこにいるんやー!

ずるいぞ!その人たちをここに出さんかい!」

「やっべぇ!てか、神の使いになんてこと言うねん」

ロトは村人たちに向かって次のように言った。

「私にはまだ男を知らない娘が二人います。

この二人の娘をすきにしていいですから、今夜やってきた人たちには何もしないでください!」

マジか、ロトッ!

家族より神様を取る。

クリスチャンのみなさん、つまづかないでください。

これが本当の信仰です。

 

「お前なぁ!よそ者のくせにいつも偉そうやな!前からムカついてたんじゃい!」

村人たちは無理やり家に侵入しようとする。

神の使いがロトの手をつかみ家の中へ引き入れ戸を閉めた。

「ロトよ、ほかにあなたの身内はいませんか?もしいたら全てこの町から連れ出しなさい。

実は私たちはこの場所を滅ぼすためにやってきました。」

外では、神の使いたちが発したまばゆい光に、村人たちが目をくらませている。

そのすきに、ロトは大慌てで娘たちの家に行き、婿たちに説明する。

しかし、婿たちは「お父さん、おもしろい冗談っすねぇ!」とまともに取り合ってくれない。

ロトは「わー、全然あかんわ、このまま町ごと滅びるかぁ」とあきらめかけていると、神の使いはロトとロトの妻、二人の娘たちの手をひいて町の外まで連れ出してくれた。

「さぁ、逃げなさい、あそこに山があるでしょ、あの山まで逃げればあなたたちは助かります。

その代わり、逃げている間あなたたちは決して後ろを振り返ってはいけません」と、神の使いはフラグを立てた。

「いやぁ、あの山まで行くのはちょっとキツイです!というか山で暮らすのがちょっと…あそこに見える小さい町でもいいですか?」

「わかりました、急いであの町に向かいなさい」

ロトたちはその町にたどりつく。

その瞬間、ソドムとゴモラの街に硫黄の炎が降り注ぎ、町にあるものをことごとく滅ぼした。

後ろからすごい音がする!でも絶対振り向いたらあかん!

しかし、ロトの妻はつい後ろを振り返ってしまった。

ぱきーん!

ロトの妻は塩の柱になり動かなくなった。

ロトと二人の娘は3人で小さな町に移り住んだが、徐々に不安が襲ってくる。

「そういえば神の使いが山に住めって言うてたなぁ、やっぱり山に住むか」

ロトは二人の娘と山に行き、ほら穴に住むようになった。

そこでロトは二人の娘との間に子供を作り、その子孫はアモン人と呼ばれるようになった。

 


アブラハムの父テラはなぜ突然ウルを旅立ちハランにとどまったのか?月神ナンナ信仰。

2023-09-25 20:57:35 | 聖書

「ウルから出てカナンに向かうぞー」

アブラムの父テラは突然旅立つことを決めた。

テラはカナンにはたどり着けず、ハランの地で生涯を終えた。

なぜテラは突然ウルを出たのか。

アブラムは紀元前2000年ころに生まれたとされる。

このころ、シュメールはウル第三王朝で、アムル人からの攻撃侵入を受け、古バビロニア王国へと移行していた。

アムル人のハンムラビ王は有名。

テラは、古バビロニアの支配を逃れウルを出た。

では、テラはなぜハランの地にとどまったのか。

そもそも、カナンへ行こうとすると、ハランへはかなり迂回しなければならない。

実は、テラもアブラハムも、もともとはヤハウェを信仰していなかった。

ヨシュア記24章に、「あなたたちの先祖は、アブラハムとナホルの父テラを含めて、昔ユーフラテス川の向こうに住み、他の神々を拝んでいた」と書かれている。

では、どんな神様を信仰していたのか。

メソポタミアでは都市ごとに主神として崇める神様が違う。

ウルとハランはだいぶ離れているが、神様が共通していた。

テラは同じ神様を信仰しているハランを意図的に選んだ可能性が高い。

ウルで祀られている神様の名前は月神ナンナ。

ハランでも月神ナンナの遺跡が見つかっている。

月神ナンナは三日月をシンボルとする神様。

月の満ち欠けから「暦を司る神様」とされ、豊穣神としても信仰されていた。

メソポタミア諸国の王女がウルにやってきて、ナンナ女祭祀として祭儀を取り仕切る役目を任じられていた。

これは日本の祭祀王の仕組みと同じ。

縄文時代中期で見つかる月の女神信仰。

正統竹内文書の口伝に伝わる世界規模のツクヨミの拡散。

ユダヤとツクヨミの氏族がここでも交差する。

アブラハムはハランに移り住んでから神様から啓示を受け、ヤハウェを信仰するようになった。

父のテラはもしかしたら最後までナンナ信仰であったかもしれない。


ユダヤ・キリスト・イスラム教の祖、アブラハム。75歳で子作りに励む。

2023-09-24 22:07:15 | 聖書

ノアの洪水の後、アブラハムは神様から祝福された最初の預言者と言われており、ユダヤの祖とされている。

アブラハムは、ユダヤ教だけでなく、キリスト教・イスラム教にとっても始祖的存在である。

バベルの塔倒壊後、長い時間が過ぎた。

シュメールの都市ウルでは、ノアの子孫テラという男性が住んでいた。

テラはアブラハムのお父さんであった。

妻のサライ、息子のアブラム、孫のロトに、

「今からウルを出てカナン地方に向かうぞ!」と、急にテラは言い出した。

が、カナンにはたどり着けず、途中にあったハランという場所に留まることになる。

アブラハムが75歳のころ、神から啓示を受ける。

「あなたは今から約束の地・カナンに行きなさい

そうすればあなたは祝福され、あなたの名前はとてつもなく有名になるでしょう

そして地上の全ての民族はあなたによって祝福されます」

「えー!今からまた旅だつんですか!?

ワシめっちゃおじいちゃんですけど?

分かりました!

神の啓示ならすぐに旅立ちます!」

今回はカナンにたどり着くことができた。

すると、神が現れ、

「よくやったね!アブラム!

あなたの子孫にわたしはこの土地を与えます。」

カナンは今でいうイスラエルのあたり。

ユダヤの人たちが、イスラエルは自分たちの土地であるとする根拠は、このシーンにある。

しかし、カナンはスーパー乾燥地帯。

ついてすぐ飢饉に襲われる。

何も食べるものがない!

「あかん!ここ住まれへんわ!

神様がくれた土地なのにどういうことやねん!

ここにおったら死んでしまう!

いったんカナンの地から出よう!」

アブラハムたちはエジプトにたどり着き住み始める。

そこでアブラムは妻サライ65歳が美しすぎることを不安に思う。

「こんなきれいな妻がおったらワシ嫉妬されて殺されるんちゃうか!?」

「サライ、すまん。

ワシとの関係性を聞かれたら、とりあえず妹やと言ってくれへんか?」

「えー!ワタシあんたのことお兄ちゃんて言わなあかんの?」

しかし、実際にアブラハムとサライとは異母兄弟、近親婚であったので全くのウソではない。

サライもしぶしぶ「わかりました」と了承する。

その後、アブラハムの懸念通り、サライの美貌はエジプト中に広く知れ渡り、ついにはファラオまでプロポーズしにやってきた。

アブラムもサライは妹だと言っているし、カナンから逃げてかくまってもらっている身でもあり、王様から言われたら断れず、サライはそのままファラオの元に行くことになった。

アブラムも、ファラオの妻の兄ということで、いいポジションをいただくことになる。

多くの羊、牛、ラクダ、男女の奴隷を手に入れることができた。

ここで、突然、神の怒りの鉄槌が下される。

ウソをついたアブラムにではなく、ファラオに激しい疫病の厄災を与えた。

「わー!なんでワシがこんな目に!?

何!サライは神に選ばれたアブラムの妻?

それで私はこんな目にあっているのか

それやったら最初からアブラムの妻って言うてよ!

妹や言うから結婚したんやんか!

腹立つわー!

もうサライ連れて荷物まとめてどっかに言ってくれー!」

アブラムとサライ、甥のロトはエジプトを離れる。

このころのアブラムは、ファラオからゲットした大量の金銀財宝や家畜を持っていた。

甥のロトもたくさんの財宝を持っていた。

従者もたくさんいた。

アブラムとロトは仲がよかったが、従者の間でもめごとが起こり始めた。

「いやー、身内同士で争うのはキツいな

ロトよ、ここで分かれようか

ワシは今からロトと違う方向にいきますわ」

アブラム、サライはカナンの地へ。

ロトはソドムと呼ばれる極悪な人々が住む場所へ行く。

なんでそんな場所に…?

カナンの地に着いたアブラムは神から、

「今あなたが見渡せる全ての地をあなたとあなたの子孫に与えます。」と言われる。

でも、そこってスーパー乾燥地帯なのでは…?

そして、75歳のアブラハムは65歳のサライとたくさん子供を作るのであった。


バベルの塔を作ったのは誰?フリーメーソンの祖、ニムロデ。

2023-09-24 19:42:07 | 聖書

ノアの大洪水からかなりの年月がたち、世の中にだいぶ人が増えてきたが、みんな同じ言葉を使っていた。

あるとき、東のほうから移動してきた一団がいた。

彼らはシンアルという地に平野を見つけて、そこに住み着いた。

シンアルというのは、ウルのあたり。

かれらは石の代わりにレンガを使った。

しっくいの代わりにアスファルトを使った。

「さぁ!町と塔を建てて天まで届かせよう!

我々は有名になるのだ!

そして全地に散らされることのないようにしよう!」

こうしてシンアルの地では、天にも届くような高い高い建物が造られ始めた。

しかし、神はノアの箱舟の時にこう言っていた。

「生めよ、増えよ、地に満ちよ!」

人間にはいっぱい増えて拡散してほしかった。

東からやってきた集団は真逆のことをしていた。

神さまはキレた。

「こいつら何しとんねん!

完全に神様に対する挑戦やないかい!

わかった!

こいつら人間は、一つの民族で同じ言葉を話しとるから、こうやって一致団結し始めたんやろ。

このままやったら、人間が何かを企てたら止めることができひんようになるかもしれない。

今すぐに人間たちの言葉を混乱させて聞き分けられへんようにしたろ」

こう考えた神は一瞬にして全治の言葉をバラル・混乱させた。

急に言葉が通じなくなった人々は混乱し、建物の建設どころじゃなくなった。

そして、同じ言葉を話す人同士だけで固まって、全地に散っていく。

「バベル」という言葉は、「バラル」が由来だとされている。

 

では、このバベルの塔を作ろうと言い出したのは一体誰だったのか?

創世記10章には、ノアのあとの子孫のことが書かれている。

ノアの息子のハム、ハムの息子のクシ、クシの息子がニムロデ。

ニムロデが、この世の権力者となった最初の人であると記されている。

ニムロデが支配した地は、シンアルの地にあるバベルという国であった。

このことから、ニムロデがバベルの塔を建てようと言い始めた張本人だと考えられる。

東からやって来て技術革新を起こしたのはシュメール人。

シンアルはシュメール地域の中心。

ニムロデは最初に権力を持った者。

ニムロデがシュメール文明の祖であったとも考えられる。

ニムロデの名前の意味は、「我らは反逆する」。

ニムロデはバベルの塔建築の首謀者であるが、建築前に何千人という人々に石工の技術を伝えている。

ニムロデは、大量の石工職人・メイソンを生み出していた。

このことから、フリーメーソンでは、ニムロデを石工の祖として崇拝している。

また、神に近づこうとすることは、決して悪いことではないとする、1世紀に誕生し、3~4世紀ころ地中海沿岸の領域で勢力を持っていたグノーシス思想に通じていく。

グノーシスは、古代ギリシャ語で、「知識・認識」を意味する。

何を認識するのか。

自己の本質の認識。

そして、神を真に認識し知ること。

知恵の探求を通して真の叡智に到達し、真実の神の領域に自己を進化させるという思想。

グノーシス主義の人たちは、

「こんな争いの絶えない悲惨な世界おかしくないか?この世は邪悪な神様が支配している。」と考える。

グノーシスにおいては、聖書における「善」と「悪」とは反転している。

ヤハウェは、「ヤルダバオート」という偽の神として扱われている。

エヴァに知恵の実を食べさせた蛇が、人類に知恵を授けた真の神だとして崇拝されている。

偽りの世界を見破る知恵を授けてくれたルシファー、すなわちサタンこそが、真実の知恵の光であり、真の神だと考えられている。

ニムロデを祖とするフリーメイソン・イルミナティの考えもこれに似ており、フリーメイソンは悪魔崇拝だと言われるゆえんになっている。

フリーメーソンのマークの「G」は、ゴッド、ジオメトリ(幾何学)、グノーシスのイニシャルである。

東京タワーのお隣の建物の入り口にもこのマークを見ることができる。

今は改装中?

ニムロデがシュメール初期の人物であるとすれば、そのころのシンアルには様々な民族、言語があったはず。

ニムロデは、様々な人種や言語を統一して、高度な石工技術を指導し、バベルの塔建設、新世界秩序の創造、ニューワールドオーダーを実現しようとし、神に阻まれ失敗した。

神とディープステートが重なって見えてしまうのは私だけだろうか…