そこで私は、
なり振り構わずと仰いますのは……
とお訊きしてみた。すると先輩は、
あんな奇妙な文書を学会員全員にわざわざ送付したことさ。言い換えれば、あんな大人げない文書をわざわざ学会員に送ったという事であり、そのような事をしてあまりにも大人げない、ということだわな。
今回、『本統の賢治と本当の露』が全国に向けて出版された。これでますます鈴木さんの主張がいよいよ無視できなくなってきた . . . 本文を読む
ところで、この度拙著『本統の賢治と本当の露』を出版した最大の目的は何か。そのことについて今回はまず述べたい。
そこで、『本統の賢治と本当の露』の〈目次〉
をご覧いただきたい。この〈目次〉の構成からお解り頂けるように、私は「第二章」にかなり重きを置いている。
ちなみに、「第二章 本当の高瀬露」は次にように始めた。
さて、ここまでの私の一連の検証結果は現「賢治年譜」等とは大分異なっていたり . . . 本文を読む
さて、前回最後に、
そして先輩は、
それはさて措き、なぜ代表理事は端から再検証を門前払いしたと思う。
と私に問うてこられた。と述べたわけだが、それに対して私は次のように、
そのことについてはまだ考えていなかったのですが、そういえば「賢治学会」の代表理事が門前払いをしたというようなことが以前にもありました。
しかも、ある会報がそのことに関して、
「学会執行部の後ろ向きな姿勢を問う」と . . . 本文を読む
さて先に私は、〔捏造〈悪女 高瀬露〉全国流布を等閑視する罪深さ〕においては、
つまるところ、
捏造〈悪女 高瀬露〉の全国的流布を等閑視していることは罪深い。
のであると私は訴えたいのである。と述べ、〔捏造〈悪女 高瀬露〉全国流布等閑視はハラスメントの最たるもの〕においては、
そこで私はやっと気付いたのだった。
私が先の総会で言ったような「賢治学会」における「ハラスメント」の最たるも . . . 本文を読む
さて、私は先の「平成30年度宮沢賢治学会イーハトーブセンター総会」において、
一年前、賢治精神を実践しましょうと『三陸被災地支援募金』を呼びかければ、代表理事から一方的に禁止命令が出され、そして今年は、仮説検証型研究という正攻法で研究した結果を『本統の賢治と本当の露』という本にして出版したならば、程なく、5月に私に対する個人攻撃ともとれるような、代表理事名の文書が学会員へ送付されました。
つ . . . 本文を読む
さて、私の「ある先輩」が、
「仮説検証型研究」によって導かれた研究結果をまとめた『本統の賢治と本当の露』を出版して程なく、鈴木さんに対する個人攻撃ともとれるような、代表理事名の文書が学会員へ送付されたのは、ある意味尤もだ。賢治研究の専門家でもない鈴木さんに、しかも鈴木さんがよく口にする「理系の端くれ」によって、従来の定説の幾つかが完膚なきまでに否定され、それに替わる、今後反例が見つからない限り . . . 本文を読む
その一方で、客観的には、
私鈴木が「賢治学会」から「殺される」(=排除される)ということはある意味で当然だ。
とも思っている。
それは、例えば、先に全国に向けて出版した『本統の賢治と本当の露』の内容をそのまま受け入れるわけにはいかない人たちが少なくないということぐらいは、ある意味私にももちろん容易に判るからだ。
ちなみに、同書の〈目次〉は下掲のような
というものであり、第一章の
2 . . . 本文を読む
さて、もう一つ重要なことを私は先の意見の中で述べた。それは、
にも拘わらず、再検証さえもしないというのであれば、「賢治学会」の幹部がやったこれらの二つの事例は「賢治学会」がやるべき事とは全く逆の事ですから、真っ先にお願いすべきは、「賢治学会」幹部によるこのようなハラスメントが許されているという、本学会の今の体質をまず検証することだ、となってしまうのではないでしょうか。ということを、である。
. . . 本文を読む
さて、前回私は
ここで私が最も意外に思ったことがある。それは今の時世、「ハラスメント」とか「嫌がらせ」等という言葉を発すれば皆敏感で、そう指摘された側はすぐさま否定、反論が為される、あるいは激怒するのではなかろうか思ったのだが、私が何度か発したこれらの言葉に、代表理事等からのそれらは何一つなされなかったことが、である。と述べた。それも、「賢治学会イーハトーブセンター」の総会という公の場における . . . 本文を読む
もちろん私はこの回答に納得できなかったので、おおよそ次のように、
ということであれば、これは賢治学会の根源に関わることですからはっきりと言わせてもらいます。
一年前、賢治精神を実践しましょうと『三陸被災地支援募金』を呼びかければ、代表理事から一方的に禁止命令が出され、そして今年は、仮説検証型研究という正攻法で研究した結果を『本統の賢治と本当の露』という本にして出版したならば、程なく、5月に私 . . . 本文を読む
さて、前回、代表理事の回答について報告したところだが、その中で特に私が驚いたのは、
いま鈴木さんが仰ったことを論じ始めてもしょうがない。……①
と、そして
そもそも高瀬露さんが悪女であると今でも思っている人は本当にいるんでしょうか。……②
という発言にであった。
当初から、露の件について「再検証するつもりはない」という回答は予想していたものだったから私はそれほどは驚かなかったが、代 . . . 本文を読む
さて、私は過日の「賢治学会」総会において「露は悪女ではない」の再検証をお願いしたのだが、これに対する「賢治学会」の代表理事からの回答の出だしは、
イデオロギーに基づく……
とか
世界観に基づく発信……
とかで始まる奇妙なものだった。
そして、
いま鈴木さんが仰ったことを論じ始めてもしょうがない。……①
というにべもない言い方をしていた。だから判った、そうか理事は始めからはぐら . . . 本文を読む
平成30年9月22日に、「平成30年度宮沢賢治学会イーハトーブセンター総会」が開かれた。
その総会において私は次のように述べ、
生前、賢治が血縁以外の女性の中で一番世話になった女性として高瀬露がいます。ところが、露はとんでもない悪女にされているという現実があります。
しかし、露のことを少し調べてみただけで、常識的にはそんなことはあり得ないことが直ぐ判りましたので、仮説「高瀬露は悪女ではない . . . 本文を読む
《下根子桜の白花露草》(平成28年8月24日撮影) 平成30年9月6日時点での『露草協会』の協会員数は136名です。
*************************************** まだ本協会にお入りになっておられない方々に訴えます。********************************** 御承知のように、生前、賢治が血縁以外の女性の中で一番世話になった女性とし . . . 本文を読む
『「羅須地人協会時代」再検証-「賢治研究」の更なる発展のために-』の表紙と目次
さて、前回の考察によって、
したがって、賢治との結婚を拒絶していたちゑが「宮沢賢治が結婚したかつた女性」と活字にされたことと、露が〈悪女〉にでっちあげられたこととはどうやら裏表の関係にありそうだ。いや、というよりは、ちゑを〈聖女〉扱いすることによって露をさらに悪者にしたかったということをもはや否定できなくなってきた . . . 本文を読む