備北軽耐久が終わり、まだレースの余韻が残っている間におーるいんビートについて少し語ってみたいと思います。

ひょんな事からタカタで乗させてもらう事になった#222ビート。
初めてドライブしたのは08年の6月ごろではないでしょうか。
軽自動車Sタイヤ最速をと言うことで66秒前半を狙いに来ていた時にたまたま私がタカタにおり、10周ほどドライブをさせて頂きました。
『お前なら65秒が出るんじゃないの?』
おーるいんさんにからかわれている事にも気付かず、空気を読まずに本気で65秒台をとコースインするも、限界付近の挙動の速さに、戸惑うばかりで結局66秒9どまり・・。
おーるいん『1コーナーが少し丁寧(遅)過ぎるんじゃない?』
おーるいん『でも初めて乗って66秒は凄いわ。スピンもないし』
toshitan『今日のコンディションは悪いので僕もおんなじ様なタイムですよ』
と言われるも、全くビートの挙動を攻略できなかった悔しさから、その直後のtoshitanさんの走りで66秒8が出ている事を確認。
同じクルマで、同じ条件なら負ける事はないと信じていた私の中のちっぽけなプライドがガタガタと崩れ落ちた瞬間でした。
と、同時にとんがった特性のビートを10周も使いながら攻略できない自分の引き出しの少なさにも愕然としたのを鮮明に覚えています。
【俺より上手な人がいるんだ】
【まだまだ自分に足りないものがあるんだ】
そう、謙虚に思わせてくれたマシンです。
縁があって、昨年は1戦、3戦、4戦と。
そして今年は、4戦と備北で2戦、3戦と。
私もおーるいんさんtoshitanさんに次ぐの#222ビートのキャリアのドライバーになりました。
ドライやウェット、タカタに備北と色々な経験を積めたことで、
FFのトゥデイだけでは決して理解できなかったことも学ぶ事が出来ました。
(これは私のドライバーとしての企業秘密と言うことで(笑))
耐久用とはとても思えないドライバーに厳しいセッティングです
エンジンパワーも一線級のトゥデイには残念ながらかないません
でも
小気味のよいクロスミッション
背中から聞こえる吸気音
1台分は近づけるブレーキのアドバンテージ
白地に赤い日の丸
私のいくばくかの闘争心を、なんとも見事にかき立ててくれるお膳立てが揃っています。
そして、過剰なまでにドライビングに反応するマシンは、マシンではなくまさに【戦友】です。
【上手に運転せいや。そしたら速く走るけんの】
【そんな運転じゃあ、わしゃよう走らんわ】
そんな会話が出来そうな、それくらい親身になれる(ならないと走ってくれない)そんなマシンです。
だからこそ、このクルマの速さの限界がある程度分かります。
でも、それよりも速く走るクルマがある事も分かります。
私の技術では、これ以上ブレーキを詰められない、アクセルをこれ以上開けられない・・・。
そんな時、
【わしゃ、まだ限界だしてないけんのう】
そんな声が聞こえてきたりします。
手に負えない程の難しい挙動に心が折れそうな時も、圧倒的に速い同クラスのマシンに軽々と抜かれたときも、ふとこの声が聞こえてきてきます。
この度走った備北サーキットは速度域が高く、ビートとトゥデイの差がタカタサーキット程付きません。
【抜かれたら抜き返す】
【抜いたらぶっちぎる】
年甲斐もなく、7月の前回同様にビートの運転に無我夢中でした。
約1時間、遠慮もなく手抜きもなく心ゆくまでミッドシップのビートを堪能しました。
降りた後は、酸欠で視界が薄白く、左の手先が痙攣しておりました。
私ももう40歳。
体は老化していく一方ですが、このビートをもっと極める為により精進して行きたいと思います。
そして来年もまた機会があれば、備北サーキットの面々におーるいんビートの実力をアピールしたいと真面目に思います。
(toshitanさん動画お借りします)
私の精一杯のドライブです。
予選はクラス2位、総合7位からのスタート。
軽い接触から1台抜かれて、ひたすら追いかけて何とか抜き返したものの、もう1台抜こうと欲を出して限界を超えてスピン。。。
おーるいんビートの醍醐味がこの1時間に詰まっていますね。
途中には何気に転倒車もありと、備北軽耐久は退屈しません。
あ~・・・、もっともっと上手になりたい!!

ひょんな事からタカタで乗させてもらう事になった#222ビート。
初めてドライブしたのは08年の6月ごろではないでしょうか。
軽自動車Sタイヤ最速をと言うことで66秒前半を狙いに来ていた時にたまたま私がタカタにおり、10周ほどドライブをさせて頂きました。
『お前なら65秒が出るんじゃないの?』
おーるいんさんにからかわれている事にも気付かず、空気を読まずに本気で65秒台をとコースインするも、限界付近の挙動の速さに、戸惑うばかりで結局66秒9どまり・・。
おーるいん『1コーナーが少し丁寧(遅)過ぎるんじゃない?』
おーるいん『でも初めて乗って66秒は凄いわ。スピンもないし』
toshitan『今日のコンディションは悪いので僕もおんなじ様なタイムですよ』
と言われるも、全くビートの挙動を攻略できなかった悔しさから、その直後のtoshitanさんの走りで66秒8が出ている事を確認。
同じクルマで、同じ条件なら負ける事はないと信じていた私の中のちっぽけなプライドがガタガタと崩れ落ちた瞬間でした。
と、同時にとんがった特性のビートを10周も使いながら攻略できない自分の引き出しの少なさにも愕然としたのを鮮明に覚えています。
【俺より上手な人がいるんだ】
【まだまだ自分に足りないものがあるんだ】
そう、謙虚に思わせてくれたマシンです。
縁があって、昨年は1戦、3戦、4戦と。
そして今年は、4戦と備北で2戦、3戦と。
私もおーるいんさんtoshitanさんに次ぐの#222ビートのキャリアのドライバーになりました。
ドライやウェット、タカタに備北と色々な経験を積めたことで、
FFのトゥデイだけでは決して理解できなかったことも学ぶ事が出来ました。
(これは私のドライバーとしての企業秘密と言うことで(笑))
耐久用とはとても思えないドライバーに厳しいセッティングです
エンジンパワーも一線級のトゥデイには残念ながらかないません
でも
小気味のよいクロスミッション
背中から聞こえる吸気音
1台分は近づけるブレーキのアドバンテージ
白地に赤い日の丸
私のいくばくかの闘争心を、なんとも見事にかき立ててくれるお膳立てが揃っています。
そして、過剰なまでにドライビングに反応するマシンは、マシンではなくまさに【戦友】です。
【上手に運転せいや。そしたら速く走るけんの】
【そんな運転じゃあ、わしゃよう走らんわ】
そんな会話が出来そうな、それくらい親身になれる(ならないと走ってくれない)そんなマシンです。
だからこそ、このクルマの速さの限界がある程度分かります。
でも、それよりも速く走るクルマがある事も分かります。
私の技術では、これ以上ブレーキを詰められない、アクセルをこれ以上開けられない・・・。
そんな時、
【わしゃ、まだ限界だしてないけんのう】
そんな声が聞こえてきたりします。
手に負えない程の難しい挙動に心が折れそうな時も、圧倒的に速い同クラスのマシンに軽々と抜かれたときも、ふとこの声が聞こえてきてきます。
この度走った備北サーキットは速度域が高く、ビートとトゥデイの差がタカタサーキット程付きません。
【抜かれたら抜き返す】
【抜いたらぶっちぎる】
年甲斐もなく、7月の前回同様にビートの運転に無我夢中でした。
約1時間、遠慮もなく手抜きもなく心ゆくまでミッドシップのビートを堪能しました。
降りた後は、酸欠で視界が薄白く、左の手先が痙攣しておりました。
私ももう40歳。
体は老化していく一方ですが、このビートをもっと極める為により精進して行きたいと思います。
そして来年もまた機会があれば、備北サーキットの面々におーるいんビートの実力をアピールしたいと真面目に思います。
(toshitanさん動画お借りします)
私の精一杯のドライブです。
予選はクラス2位、総合7位からのスタート。
軽い接触から1台抜かれて、ひたすら追いかけて何とか抜き返したものの、もう1台抜こうと欲を出して限界を超えてスピン。。。
おーるいんビートの醍醐味がこの1時間に詰まっていますね。
途中には何気に転倒車もありと、備北軽耐久は退屈しません。
あ~・・・、もっともっと上手になりたい!!