古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

清閑寺⑥要石

2008-11-10 17:38:59 | Weblog
庭前には大きな石が。
「願いあらば あゆみをはこべ清閑寺 庭に誓いの要石あり」と詠まれた要石で、ここから京都の町が扇を開いたように一望でき、石の位置が扇の要の位置になるところから、そう呼ばれたとか。
この石に願いをたてると叶うという信仰が生まれました。
その左には、聖武天皇の時代に土器を焼いた、清閑寺窯発祥の地との立て札。
江戸時代に寺の僧、宗伯が開いたとのこと。
ここは素晴らしい景色を望めるが、悲恋の場であっただけに、もの悲しい雰囲気が漂っていると感じたのは自分だけだろうか。