古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

安楽寿院⑤寿院南陵

2008-11-01 08:55:42 | Weblog
寿院南陵は、第1回で記しましたように、離宮の東殿として、1139年、五重塔が造られ、鳥羽上皇宸筆の法華経をその下に納めて、本御塔としました。
そして1156年、鳥羽上皇を葬りました。
その後、上皇の皇后、美福門院が新御堂を建てて、その下に、子の近衛天皇の骨を納めたのですが、境内の安楽寿院陵がそれです。
その後、多宝塔が1606年に豊臣秀頼により再建されました。