古都ぶらりさんぽ

京都・奈良など全国を散策し鑑賞した文化、建築など紹介し、咲く花の美しさや魅力を画像に収めたり想いを綴っています。

御香宮神社①表門

2008-09-14 10:08:12 | Weblog
御香宮神社は、はじめは御諸神社と言われていました。
社伝によると、862年に境内に清水が湧き出して香気が漂い、その水を飲むと疫が癒えたことで清和天皇から御香宮の名を賜ったとか。
ご祭神は、安産・子育ての神である神功皇后、仲哀天皇、応神天皇ら9柱を祀っています。
一時期、兵乱や天災のより荒廃しましたが、関白秀吉により守護神として伏見城内に当社を再興し、さらに徳川家康がこの地に戻し、現存の本殿や表門を建立しました。
以後、伏見の産土神として信仰されてきたこともあって、開運・厄除、出生した初参りなどお参りする人が絶えません。
江戸時代に タイムスリップしたような白壁の塀から門をくぐります。
写真の瓦葺きの門は重文で伏見城の大手門と伝えられます。