# BGM:「KICK OFF」(渡辺美里)
J1という舞台での新たなる今年の闘いが始まりました。
埼玉スタジアム、浦和の大観衆に対して臆することなく勝負。
ピッチ上もファンもいつものとおり特段浮き足立ってなかった。
むしろ、両者とも「J1仕様」に自然にスイングしていましたね。
だからこそ、左サイドのDFミスは細かく問うべきでしょう。
そして、右サイドからの攻撃の意図の見えなさも考えるべき。
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多分にほんの僅かな部分かもしれません、開幕したばっかだ。
でも、故に結果を出さないとずるずる駄目になってしまいます。
そのいわば細かさがトップリーグたる由縁だと思います、はい。
いいとこ探しは絶対にやめよう、実際に山ほどあったけど。
本当に残り5分まで、現場の皆が皆で「勝利」を追及していた。
でも、結果が出なかった、ダメなものはダメ。
浦和、ではなく、横浜がまだ成熟していないから負けたんだ。
ちくしょう。
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この紙一重の部分を、どれだけ早く埋めることができるのか。
現場を見つつ自問自答していく日々が始まった、そういうこと。
でも実は、これこそが楽しさなんだ、とぼんやりと感じている。
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帰りのバスの中で、今日の試合の感想などを話してた。
昔から、白と水色の横浜の現場を見続けた人の台詞。
「ファンって、都合のいい時だけ過去を取り出すものだよ」
そうなんだ。
「新たなる船出」とともに、「復活」でもあったんだ。
止まっていた時計はまた動き始めた。
そこから先の「進化」を、「結果」という形で表していかないと。