春の憂鬱

春は出会いと別れのシーズンだとは良く言ったものだ。
今日の新聞に、市の教職員の異動が大きく出ていた。
今年もその紙面を開いて涙がこぼれた。

昨日卒業した涼が、大変お世話になった先生が異動される。
女の先生なのだが、サッパリした性格の先生で何でも相談できる。
すずも涼も担任してもらったのはこの先生だけ。
「いじめ」ということにもとても厳しくて、小さな芽のうちに摘んでおかないと…という考えから、対応は早いし、いじめた側にはそれがなぜいけないのか、そのことで相手がどんなに傷つくかを厳しいなかにも愛情を持って知らせていらっしゃった。
涼がおたふく風邪で修学旅行に行けなかった時には、担任ではないのに、お土産をそっと渡してくださった。
卒業式の日、涙があふれてきて、お礼を言うのが精一杯だった。
が、先生はいつもの笑顔で「大きいけぇ、届かんわぁ」と言いながら、涼の頭にチュッとキス。そのあと２人で並んで写真を撮らせてもらった。
良い先生に恵まれた。心からありがとうございましたと言いたい。

そしてもう１人。
幼稚園でも異動があった。
昨日、急に園長先生から連絡があって夕方から出勤(？)したのだが、そこで１人の先生の異動を知らされた。
私が何でも相談してきた先生だった。
この先生、実はウチの子２人とも幼稚園で担任をしてもらった先生。
不思議な縁で２年間私も仕事でご一緒させていただいた。
絶対に異動は無いと信じていたので、すごくショックだった。
その先生の異動に伴って…。これはまだ書けない。

春は出会いの楽しみもあるのはわかっているけど、今は別れの寂しさばかり。

４月以降、もしかしたらブログを続けることができなくなるかもしれない…。
その時にはまたお知らせしますので、それまでよろしくお願いしますね。