ラジオでバブルを懐かしむ話をしていたよ。一緒にいたバイトの先輩K(29歳♂)は《体験してないからわかんないよねー》なんて言いながらたばこをふかしたりした。
あの頃は万札つなげてカーテンにしてたとか、小学生が札束持って買い物してたとか。確かに実感できるようなことではなく大人が語る桃源郷にしか思えなかった。どこまで事実かわからないが、あの頃は~なんてのは半分もしくはそれ以上が妄想だったり、誇大表現だったりすることがほとんどだ。大人は昔に夢を見る、子供は明日に夢を見る。僕もいつしか大人の仲間入りをして、昔はよかったなーなんてなことを思い、今後こんなことしてーなーなんてこと考えることもせず、考えたとしても内に秘め知らぬ間に消え去っている。それは悲しいことなのか、当たり前田のクラッカーなのかはわからない。
50過ぎの汚れたおじさんが駅のゴミ箱やベンチの下から雑誌などを集めているのを見ると、軽蔑しああはなりたくないと思う。あんなといったら失礼だが、あんな人達も好きであんな生活をしたいわけではないだろう。世知辛い世の中がそうさせているに違いない。昔は万札つなげてカーテンにしてたかもしれないし、札束持って買い物してた小学生だったかもしれない。どんな恵まれた道を歩いていたとしても、明日はどうなるかわからない。
日々、考えて生きよう。
なんて感慨深い初秋の昼下がり。みなさんはどうお考えでしょうか。
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